深海のフシギな生きもの ー水深11000メートルまでの美しき魔物たち

著者 : 藤倉克則

• 幻冬舎 (2009年10月22日発売)

作品紹介・あらすじ

はずれるアゴ、メスに吸収されるオス、有毒熱水大好きエビ、死体で子育て…かわいくて、恐くて、おかしくて、とっても奇妙、想像を絶する、華麗な生き物の美しすぎる写真満載。

感想・レビュー・書評

[カツオ武士さんの感想 · 2023年6月30日]

まだ幼かった頃親に買ってもらったこの本、解説はよくわからず掲載された写真をじーと何度も見ていた記憶がある。地上の生き物からかけ離れた見た目生態にワクワクしながら自分たちが住んでる世界と遠く離れた世界に想いを馳せていた。

[やみさんの感想 · 2012年9月26日]

深海生物たちを迫力ある写真とともに紹介。
食・隠など進化の特長ごとに分かれている。

薄くてちょっと物足りないのですが、
深海魚に興味を持ち出した人や子供にもおすすめです。

[Masa Mさんの感想 · 2023年12月11日]

これはかなり残念だった。きらきら光る、メカニカルな生きものの図鑑を期待していたが、アンコウやクラゲの仲間が多くて退屈な内容。

[朱夏さんの感想 · 2021年12月20日]

子孫を残す為にメスに吸収されたり、性転換したり。
食事のための外せる顎とか、見るための大きすぎる目とか、むしろ諦めて目以外の方法で周りを確認したりとか、生きるための進化の方向性がすごいなと思う。
若干グロテスクと言うか恐怖を覚えるけど。

[しょーりさんの感想 · 2020年11月7日]

写真が綺麗でサーっと読める本。
生態を知るというよりも、不思議な見た目の深海魚を楽しむ用。
ページ数はあまり多くない。

[trentakunさんの感想 · 2019年5月4日]

本屋で立ち読み〜。
帯が、
○はずれるアゴ!
○メスに吸収されるオス!
○死体で子育て!

●きっ、、、キテル。
きもい魚（？）のオンパレード！

[くまさんの感想 · 2017年6月3日]

写真と解説。解説に出てくる姿が写真になっているとは限らない。のきなみ目は白っぽく濁っていて怖い。
特に「トガリムネエソ」なんかは「惨殺されたオッサンの顔」にしか見えなかった。
黒いのもハイライトが無いので闇を感じる。「オオトコビトザメ」を、大人しい性質を知っている作者は「弱気な表情」と書いていたが、何の事前知識もない私は狂気を感じる顔だと思った。

[yosimiko0126yumさんの感想 · 2014年11月22日]

そろいもそろって画像が素晴らしい。
説明も端的でわかりやすく、とても読みやすい。深海生物好きにはお薦め。ただ薄い本なので、食い足りない感はあるかもしれない。初心者向けなのかな？

[としょかんありがとうさんの感想 · 2014年6月7日]

深海に住む不思議な生物を紹介する本。
メスに同化する小さいオスの魚って凄いなー

[らじヲさんの感想 · 2013年10月30日]

カラー写真とともに深海のフシギな生きものさんたちについて簡単な解説がされたもの。
ちょうど良い分量で、最後まで楽しく読めました。
生きものって不思議だねぇ…。

著者プロフィール

栃木県生まれ。現・東京海洋大学大学院水産学研究科資源育成学専攻修士課程修了。博士(水産学)。著書・監修書多数。JAMSTEC入所以来、有人潜水調査船「しんかい2000」「しんかい6500」、無人探査機などで深海生物研究に取り組む。現在、国立研究開発法人海洋研究開発機構（JAMSTEC）上席研究員。

「2023年 『角川の集める図鑑ＧＥＴ！ 深海』 で使われていた紹介文から引用しています。」