あたしはビー玉

  • 332人登録
  • 2.67評価
    • (13)
    • (18)
    • (56)
    • (41)
    • (27)
  • 82レビュー
  • 幻冬舎 (2009年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017603

あたしはビー玉の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 図書館でバレンタインなので「恋愛特集コーナー」で発見。ナオコーラさんで表紙もきれいだしと借りた。


    ジャンルは…なんと言ったらいいのか、不思議な世界観でナオコーラさんの、色々な想いが詰め込まれているような気がした。童話っぽいかも。


    文章が相変わらず宇宙ぽっくってきれいで、うっとりする。少しセクシーというか色気があるというか、つやっぽい部分があってドキッとしました。


    純粋なラブストーリー、恋愛だけではなく様々な因子が散りばめられていて、右に左に振られた。


    好きな文章。

    ●あたしの透明な体がハレーションを起こした。中に何粒か入っている気泡がキラリキラリ光って、清順を魅了している。=10ページ=

    ●「うーわー。あたしの存在、無だ」=20ページ=
    ☆「無だ」=「無駄」と係っているのかな…。

    ●あたしの心の在り処はどこだろう?ガラスの中の、成分を細かく細かく見ていって、原子レベルまで行ったところ。=69ページ=
    ☆胸キュンだ。

    ●相手からのコントロールを受けずに、恋をするのは、難しい。=73ページ=

    ●「人生はひいきの連続だよ」=75ページ=

    ●みんなで真面目にやったとしても、評価されるのはごく一部の人間なんだ。=104ページ=

    ●「日本の感覚はどうかしているよ。法律に関係なく、集合意識が善悪を決めてんじゃん」=113ページ=

    ●人生は結果論だからね。=209ページ=


    高校生あたりや進路に悩む子、モラトリアム時の自分探しの頃にいいかもしれない。

    けど…このラストだから、この時期の子らに適正なのか?と問われると…どうなんでしょうか。と迷うのも事実。ビー玉に自我が芽生えて…という所は、意外で驚いた。清順が「十グラム」と量ってあげた時点でビー玉に「自我」が芽生えたような気もする。むむ、すごいな。


    きびしくって優しいナオコーラ節は相変わらず。叱咤されて、そして励まされてメッセージにジーンとする。

  • ストーリー自体は軽めのかわいい青春小説みたいな感じなんだけどナオコーラさんの芯がより強く出てる作品だと思った。
    「すでにこの世にいる人間に居場所がないなんてことはない」とか沢尻エリカ考とか(全くその通りだと思ったり)

    ナオコーラさんはあらゆる意味でいっこ突き抜けた方だと思う。

    軽い文体だからさらっとよめてしまうけど、詩情が同居しているという相当に独特な文章が好き。

  • 「存在」とその「思い方」の幅を
    擬人化されたビー玉が担っている

    これは恋愛小説ではない気がするし
    ファンタジーでもない気がする

    あてはめられないこの曖昧さこそが
    この本の存在を表しているとおもう

    ---

    登場人物
    ・ビー玉
    ・南田清純
    ・亜美
    ・剛
    ・清美
    ・津田
    ・紺野
    ・服部
    ・チクチュー
    ・ズッキー
    ・岡本
    ・加藤(生物)
    ・中本先生(英語)
    ・志村(世界史)
    ・高木先生(数学)
    ・フィアンセ

    目次
    ・ビー玉が喋った!
    ・清純、ファーストフードでアルバイトをする
    ・クラスのみんなはみんなバカ
    ・四人でデート
    ・バンドやろうぜ
    ・好きでいてくれて構わないよ
    ・無限の未来
    ・本気で文化祭
    ・ビー玉の幕

    一番すきなところ
    ・ビー玉の存在を十グラムにしたところ

  • わお!いきなりな結末!
    それでいいの?清順。突然でびっくりだよ。
    高校は途中じゃないの??
    それが君の幸せならいいけど・・・って親みたいな心境。

    ビー玉が話し出したって始まりからして凄い内容だけど。

    「脳みその表面だけで話してんだろうな」
    って清順がお母さんに言うセリフが胸に刺さったよ。

  • ビー玉って いったい 何者?
    まるでビー玉なのか 小人のように人の形をしてるのか。
    物語は すらすらと読めてよかったけど、
    最後は「へぇ、こんな結果になっちゃったんだ!」と思った。

    おとぎ話だったんだ、この小説。

  • 2016年5月9日読了。
    かわいい!
    ラスト予想外すぎてぶっとんだ。そっちー!?

  • ラストにびびる。ナオコーラはタイトルのつけ方が下手だと思っていた(ペンネームも)。これはそのままでぴったりなんだけど、なんというか、なんというか。

  • 私もビー玉になりたい

  • ビー玉を擬人化していて、
    「南くんの恋人」みたいな感じ
    このすごい設定で描き切れるのはさすが・・・

    世の女の子の気持ちを代弁しているのかしら
    わかるところもあるし、
    それは違うでしょってとこもあったり

  • ファンタジー小説は、あまり年を取ってから読むものじゃないなと気づかせて頂いた。しかしながら山崎ナオコーラと言う作家は、作風がコロコロ変えられる言葉の魔術師みたいな人だとつくづく思った。

全82件中 1 - 10件を表示

山崎ナオコーラの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
夏川 草介
村上 春樹
山崎 ナオコーラ
山崎 ナオコーラ
山崎 ナオコーラ
山崎 ナオコーラ
湊 かなえ
川上 未映子
山崎 ナオコーラ
川上 未映子
よしもと ばなな
島本 理生
有川 浩
山崎 ナオコーラ
桜庭 一樹
有川 浩
村上 春樹
有川 浩
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

あたしはビー玉を本棚に「読みたい」で登録しているひと

あたしはビー玉を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

あたしはビー玉の作品紹介

女の子を可愛がるだけの男の子と、ずっと一緒にいられるの?気難しい男の子は大好きだけど…。可愛がられるだけじゃ、満足できない!女子の道は、けわしい!!「新しい女の子」の生き方を探る、バカ可愛い、高校小説。

あたしはビー玉の文庫

ツイートする