カリコリせんとや生まれけむ

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著者 : 会田誠
  • 幻冬舎 (2010年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017856

カリコリせんとや生まれけむの感想・レビュー・書評

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  • 絵だけでなく、文才もある人である。普段何を考えて、感じて創作活動をしているのかがわかってよい。家族の様子もわかる。あと、根本敬先生への言及もあってよかった。

  • 以前に森美術館で行われていた展覧会に行ってすごく変な人なんだろうな、面白そうな人だなと思っていた折、エッセイ集を見つけたので読んでみた。
    初めは作品制作の裏話なんかを知りたくて軽い気持ちで手に取ったが、予想以上に会田誠という人間の様々な面を惜しげもなく披露してくれている感じで、文章自体が面白くてのめり込んで読んでしまった。エッセイが面白くて惚れたw

    会田さんは世間で常識とされていることをよくよく理解しながらも、自分自身はまったく常識にとらわれていない。
    わざと非難されるような方へ走っていったり、あえて誤解を生みまくる表現をしたりするけれど、それはすべて現実や社会を念頭に置いた上での行動であって、ただ単にやたらに過激でセンセーショナルなことをしておどけているわけじゃないんだと知った。そしてまた、それが芸術というものだと。ますます彼と彼の作品に興味がわいてきました。

    文章が不得意だと最後の章で書いていたけど、全然そんなことないと思う!(校閲前の文章がどんなものなのかは分かりませんが…)

  • 必要にせまって、得るものは大きい。

  • 変態性を期待して読んだんですが、至極マトモな面白いエッセイでした。視点、感性はやっぱり常人とは違う、それを文章にする能力はやっぱり高いんだろうなぁ~。大場久美子に対する学問的考察とか地理的マイナーな東金の話とか言われて見て初めてあぁそうなのか、と思う場面は多々あり。普通の人は妄想をここまで突き詰めて考えないだけかもしれないけれど。表紙があの「滝の絵」で会田誠氏の作品の中でも特に好きな作品の一つ。各章毎の扉絵に女の子がアップで載せられていて、一々「あ、この子は『滝の絵』のあそこに位置する子だ」と確認しながら読んでました。実物を見た時に一番可愛く描けているのでは?と思った子は159頁です。(探しました。私ってバカ?)
    だいぶ会田誠熱に侵されている様な気がします。

  • 現代美術作ってる人って小難しいこと考えてるんだろうなーってのをなくしてくれます。こういう体験からこういうの作ろかな〜みたいなネタバレもしてくれてます。
    子育てとか料理とか、人となりがわかって面白いです。
    どこが一番面白い?と言われたら思い出せないけど、親しみやすいなーって印象です。薄くもあり濃くもある。そんな感じ。2013.02.15

  • 美少女画が上手なのは、中学生のときから鍛えた技法によるもの。
    新聞や雑誌の写真の服をシルエットを残しながら砂消しゴムで注意深くはがし、
    通常の消しゴムで下地をきれいに仕上げてから、
    鉛筆や色鉛筆を使い、服の下を想像しながら作品を作り上げていく。
    その技法で物足りなくなると、
    首から下は、自分の好きなポーズとして、絵の具を使って描くようになっていく。

    ほかにも、
    東金市の小学校に通う問題児の息子さんの日常、
    得意料理の本格カレーと新潟のご家族の不仲、
    零細企業の工場と間違うほど汚い!中目黒のミズマアートギャラリーでの2008年の個展の準備の話とか、
    広島市民感情を逆なでしてしまったチムポムの「ピカドン」問題、
    などイロイロ。

    カリコリとは頭を掻くしぐさのプライベート用語とのこと。
    どんなシャンプーでも痒くなるので使わない。
    でも痒いのはおさまらないので、掻いてもらう。
    お肌に優しいMINONのシャンプーでもダメなのかな?

  • 2012年11月24日(日)、読了。

  • 会田誠は至極まともで普通の日本人男性だと思う。いい意味で。

  • 画集だと思ったらエッセイ集でした。会田さんの日常がざわざわと、わざわざと、細胞一つ一つまで染みついてきますね。変態チックだけど、それが普通のお父さんなんですよね~。

  • "現代芸術家"の生の姿。自分に忠実で、清貧な感じに何か共感してしまう。エログロだけではないのですね、夫婦での子育ての章など、単純に読んでいて面白かった。

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カリコリせんとや生まれけむの作品紹介

もっとも危険な現代美術家による初エッセイ集。

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