ガラスの巨塔

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著者 : 今井彰
  • 幻冬舎 (2010年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017894

ガラスの巨塔の感想・レビュー・書評

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  • 作者はプロジェクトXで知られる元NHKの名物プロヂューサー。小説仕立てではあるもののNHKを舞台に作者の体験をモチーフにしていることは明らかで、このような醜い暗闘が現実にあったのかどうかは疑問が残る。星3つ

  • 公共放送「全日本テレビ協会」のなかで西悟が「チャレンジX」プロデューサーになり,
    「天皇」藤堂の庇護のもとのし上がる。

    わざわざ著者の肩書に「元NHK『プロジェクトX』プロデューサー」と書いてある以上,
    小説とはいえ自叙伝的なものだろう。
    悪役にもそれなりの考えがあるだろうに,描写が一方的で残念。

  • プロジェクトXの元プロデューサーが自らのことを書いた小説。
    数々の受賞するなどの栄光の日々から一転、「出る杭は打たれる」親方日の丸体質に心身ともに蝕まれていく。

    暴露本的には面白かったが、著者が正義であり、彼を追い詰めていく会社・メディアなどが全て悪いという一方的な書き方には違和感も感じる。プロジェクトXばりに、事実を元にした客観的な文章であったら、また違う感想を持った気がする。

    プロジェクトXの最終回がもう一度見てみたい

  • NHKの内幕物。
    これが事実だとしたら、気の毒ではあるけれど、なんだか憂さ晴らし的な要素が強いように感じた。
    結局、上手く立ち回って残っている人に対する妬みなのか、NHKに対する未練なのか・・・

  • プロジェクトXのプロデューサーの著書。書き下ろし。

    よくある現場をよく知らない上司といいものを作り続けることがいいことだと考え続ける人との小競り合い。

    しかしさらに上司になるとローカルな小競り合いを超えて、ユーザーのいいと思っているものにもっと力を入れるようにとの判断が入る。

    この本の内容はちょっとうまく行き過ぎのように思うが、やはりやりたいことをやり続けるにはいろいろと難しいと感じた。

    多分職場に不満がある人は自分と主人公を同化させることによってすらすらと読めるだろうが、自分は100pほど読んだあたりで、ありがちなビジネス小説のように思えてきて、1年くらい放置してしまった。

  • 社内政治はどこの会社でもある。特段NHKがすごい黒いかと言われるとそうでもない。単純に自分のやった功績を讃えるための自叙伝?

  • さすがノンフィクションドキュメンタリーを作っていただけはある。多分自身の経験を物語風にかきおこしたものなんだろうけど、楽しんで読めました。

    国営放送の全日本テレビで「チャレンジX」というモンスター番組を作り、会社の不祥事で苦境に立たされ、番組も打ち切りになり、会社を去るまで。

    これNHKのプロジェクトXですよね?
    色々思う所はあると思いますが、純粋に文学として楽しみました。

  • ああそう言えば、荒れた高校の反論とか、プロジェクトXで取り上げた企業への協賛金の強要とかメディアの記事があったな。素晴らしい番組だった。出版物も読んだ。NHKは生き残るか、小生には関係無!

  • オトコたちの心をゆさぶった 「プロジェクトX」の
    凄腕のプロデューサーであっても、
    他人の人生を淡々と 描くことができても、
    自分の人生は 客観視できないものだと思った。

    確かにすばらしい才能があると思う。
    それを取り巻く人たちが 嫉妬で押しつぶそうとする
    構造図だが、勧善懲悪と清濁併せ吞むという複雑さが
    物語として 紡げないのかもしれない。
    でも、言葉は 実に巧みですね。

    西悟 このオトコ。どういうオトコだ。
    というぐらいの 自分への強力な自負があり、
    それが 叩き潰されることで、敗北者に転落していく。
    結局は 噛み付いてばかりいたことが
    噛まれる結果となると言うことかもしれない。

    NHKと いう組織は 不思議な世界だ。
    藤堂 というオトコが 権力を集中することができることが、
    やはり不思議だ。それに、西悟はつながっていく。
    権力の保護のもとで、自分の小さな城を守ろうとするが、
    結果としては 職人で、全局を見ることができない
    というのが、現実なんですね。

    NHK と言うものが、内部告発されているような
    そして、されてもしかるべき 現実がある。

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ガラスの巨塔の作品紹介

1万人を超える社員を抱え、国内外に82の支局を構える全日本テレビ協会。ここに、三流部署ディレクターから名実ともにNo.1プロデューサーにのし上がった男がいた。湾岸戦争時に作った1本のドキュメンタリーをきっかけに、受賞歴多数の社会派ディレクターとして名を馳せ、プロデューサーとして手掛けた「チャレンジX」は視聴率20%超の国民的人気番組に。天皇と呼ばれる会長の庇護の下、「選ばれし者」の特別職に誰よりも早く抜擢され、さらなる野望をたぎらすのだが…。悪意と情熱が交差するとき、栄光は汚辱に塗り替えられていく。元NHK看板プロデューサーが書き下ろす問題小説。

ガラスの巨塔の文庫

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