モンスター

著者 :
  • 幻冬舎
3.35
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本棚登録 : 1641
感想 : 343
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018075

感想・レビュー・書評

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  • 2.8

  • 醜い容姿で、モンスターと呼ばれ、化け物扱いされる。ある事件をきっかけに町を追われ東京へ。そこで、整形に目覚め、何度も整形を繰り返し、絶世の美女へと変身し、再び生まれた町へもどり、お洒落なレストランをオープンさせる。ただ、初恋の相手の愛を得るためだけに…。 最後は、彼女なりに幸せを感じよかったのか。崎村さんについて行ってほしかった気もするけど、そうなると、小説として面白みにかけるのかな。

  • キライじゃない
    むしろ好きかも。

    皮一枚。紙一重。

    文庫本はエピローグがついてる?
    結末がどう変化するのか…そちらも読んでみたい。

  • 美人の鈴原美帆とブスの田淵和子の人間模様。女性は、若くてキレイな方が、男性としても、気持ちが良い。でも、生活では、思いやりのある女性が一番❗️性格ブスはちょっと勘弁。

  • かなり好きです。

    序盤は美に対する憧れと執着たっぷりに書かれていて共感の嵐だった。

    崎村の告白シーンは本当に泣きました、、、
    ありのままの自分を全てさらけ出してそれでもなお好きといってくれる漢、崎村、、、
    こういう人と一緒になるのが幸せなんでしょうね。そんな人なかなかいないけど。そしてそんなに想ってくれる人がいるときはなぜだか違う人に行ってしまうけど、、

    とにかくページをめくる手が止まらなかった。

    感想が多すぎてまとめきれません。
    きっとまた読みます。

  • 読後感が良くはないけど、そしてそれも予想できたけど、読む手を止められないまま読み切ってしまった。

    コンプレックスが美しい顔ではなくて、それが運動や勉強なら、努力してその結果を得たことにスカッとするのだろう。
    でもこの話は美しい顔を手に入れるために、整形を繰り返すことで結果を得ようとしている。
    主人公の努力と根性はすごいと思う。でも狂気に見えてしまう。美の概念はなんて残酷なのか。

  • つらい…男性作家なのに、よくぞここまで醜い女側の視点で物語を作れるなと感動した。醜い容姿のせいで経験した苦痛、身に付けざるをえなかった控えめさ、優しく接する同性の目に映る己への拍手、美しくなってから人好きする立ち居振る舞いを研究するさま(美人なら肯定感の強さで自然と身に付いている類のもの)、光背効果、美女で人生を狂わせるのは〜の悟り、美人の神通力、神通力が解け自信家になった男のひどさ。
    百田尚樹、いったいなぜそれらを知っている??ピルや治療で内臓が云々とかはツッコミどころだが。男性作家にこの物語が描けるのは凄いなとただただ感動した。老後のお金の心配をする孤独な醜女から、美人薄命へのライフチェンジ。性欲と切り離した愛情を手にしてほしかったな…つらい。

  • 美人ってなに?恋愛ってなに?男ってなに?またまた百田氏、様々な課題を自分に投げつけてくれた。
    最後は結局『哀しきモンスター』で終わってしまうところがなんとも虚しかった。

  • 今年の盆休みに読了。生まれつき醜い容姿を持って女性が整形手術を繰り返して、理想の美貌を手に入れていく。彼女を巡る男たちのいい加減さ、浅ましさが印象に残るが、百田尚樹の書いた話としてはちょっと物足りない。

  • 面白くて一気に読んだけど、特に内容がある話ではなかった。
    ハードブックと文庫では結末が違うらしいので、今度は文庫本を読まなきゃと!
    それにしても、主人公の性格がひん曲がりすぎて、全く共感出来なかった笑

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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