春狂い

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著者 : 宮木あや子
  • 幻冬舎 (2010年5月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018228

春狂いの感想・レビュー・書評

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  • 結局、何が言いたいのか良く分からない本だった。
    sexの問題なのか、人権の問題なのか

  • あぁ、救われない。やっぱり、宮木さんの作品、救われないよ。
    いや、その救われない感が好きで読んでいるのだけれども。
    そして、この少女は救いなんか求めていないのだと思う。17歳で、どうしようもないくらい、冷静に、絶望していた。あるいは、静かに狂っていた。

    少女の絶望、怒り。男たちの欲望、狂気。 桜の花びらとともに散ってゆく。
    春は、桜は妖艶で、狂気が似合う。生々しいのに、とても幻想的。読み始めたら、止まらなかった。

    これが好きなら、三浦しをん『秘密の花園』も好きになれると思う。

  • 美しいが故に辛い人生を歩んできた少女の連作短編集のような小説。
    美しい少年もまた美しいが故に人生を壊され。
    それが悲しかった。せめて二人が幸せになってくれたら。
    なんだか「殺人鬼フジコ」を思い出しながら読んだ。
    最後は少しホラー要素もありつつ。
    思春期世代が好んで読む本なのかもしれない。

  • 少女が経験してきた性暴力の描写に圧倒され、また少女を取り巻く人物たちが話が進むごとにつながっていくおもしろさに引き込まれ読み進んだ。
    読み切ると、ファンタジーだったことに気づく。少女の死後と現実、海と空、世界がひっくり返る、瓶の内側の世界。白い花の咲く楽園。そのあたりの世界観に気付かずに読みおえるところだったが、物語の最初から匠に構成されていた。

    少女:目黒卯月

  • フィクションとわかっていてもトラウマになりそうだ。
    どこかに救いを見つけたくて、ページをめくる手がとまらなかった。

    愛と暴力がいっぺんにやってくると、どうなってしまうのだろう。そもそもこの2つが両立することがおかしいのだけれど。これの、どこが愛情と呼べるのだろう。相手の心にも躰にも、一生消えない傷を与え続け、痛めつけていくこの行為のどこに愛が?それでも本人は本気で好きだったと言うのだから、愕然とする。

    怒りと悲しみで、全然冷静に考えられなかったので、忘れたころにもう一度読むことにする。

  • 指揮棒の描写が良かった。
    わたしもやりたい。
    あと前原先生と恋したい。

  • 2015/08/15

  • 短編連作。

    一つ一つ微妙に歪な関係だったり、
    まともな人がほぼ出てこない感じで、
    読み終わっても何とも言えない。

    宮本あや子さんの本は、
    『校閲ガール』が初だったのですが、
    その後読んだ本まったく感じが違っていいのか悪いのか。

  • 描写が生々しくて気分が悪くなった・・・電車の中で読んでたら貧血起こしてしまいました。
    この人の書く閉鎖的な世界や少女の描写は好きだけど、ちょっと人が傷付きすぎてて。
    ここまでエログロしてたら読むのが辛い。
    でも読み切れてよかったです。

  • 美しすぎる少女より夫と妻の行き違いのほうが読んでいてとてもかなしくなった。

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