シンプルに生きる: 変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

著者 : ドミニック・ローホー 原秋子

• 幻冬舎 (2010年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kanikamaさんの感想 · 2023年1月23日]

とても共感できる内容だった。図書館で借りたのですが、手元に置いて何度も読み返したい本。
私はおそらく内向型で、家が整理されていないと落ち着かないタイプ。ミニマリストの本などを何冊か読んだけれど、シンプルに暮らす意味などまで踏み込んで書いてある本はあまりなかったように思う。
禅の思想や日本家屋の削ぎ落とした美しさが元々好きだから共感できたのかもしれませんが。。。
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ収納を片付けて精神的にも身軽になりたいな、と思います。

[muffinさんの感想 · 2022年11月12日]

言う通りシンプルに生きたいので少しずつ断捨離中。

[最機能2さんの感想 · 2021年10月6日]

ミニマリストになるというより、その考え方が綴られた内容であった。禅に通じる無の境地の先に本当の自由があるというような。
小手先のスキルでなく、根本的な考えをミニマリストにしないと本当の自分に気付かないと言うこと（＝幸せになれない）。

[鳩さんの感想 · 2021年7月21日]

ミニマリストというよりシンプリストのような印象でした。
物量は少なければ少ない方が優れている！必要最低限の持ち物にすべき！という過激なミニマリスト思考ではなく、精神的な豊かさを得るためにこういう考えでこんなふうにシンプルにできるよ、という本だと思います。


1時間少しでサクッと読めます。
項目ごとに2-3ページの文章があり、項目の最後にことわざや格言が添えてあります。
外国の方の本ですが、話のベースに禅や仏教、日本がエッセンス的に入っているので、読みやすく感じる方もいるかもしれません(やや美化されているようなところもありましたが)


お金や食事、ひとづきあいといった物の管理だけでなく、生活のあらゆる面のシンプル思考について書かれていました。


私自身は実践方法も参考になりましたが、思考的な部分の方になるほど、と思えることがありました。


”すべてを拒否すればシンプルな生活を実践できるわけではない”という言葉が1番ストンと心に落ちました。自分のものは他人の価値観ではなく、“自分”を基準に選んでいけるようになりたいです。

[りさんの感想 · 2021年3月10日]

大好きな本。
こんな風に生きたい、私の理想が詰まった一冊。また読み返す

[なよんさんの感想 · 2020年9月30日]

もう何度も何度も読み返している絶対に手放さない本。
シンプルに生きることを忘れかけた時に必ず読み返します。
内容もシンプルにまとめられていて、読み返すのにも時間がかからず、しっかり洗練された価値観が吸収出来ます。

[locus88さんの感想 · 2020年8月11日]

実家の断捨離を手伝って、家というものがゴミの保管場所でしかないのかと思わされ・・・。
自戒の意味も込めて再読。

「クリーン家の人たちは、いずれ使うであろうモノをたくさん詰め込んだ箱をいくつもいくつも所有していたが、彼ら自身はみすぼらしく見えた。」「Xファイル」からの抜粋

この言葉、刺さるわ。「いくつもいくつも」。

[ともさんの感想 · 2020年7月2日]

＊2020.6.?.〜7.2

ミニマリスト系の本を探していた時に古本屋で購入。

今まで読んでいた断捨離本と内容はほぼ一緒でしたが
偉人の言葉やことわざ等も書かれており
今まで聞いたことが無かった海外の著名人も知ることができました。

[kenzさんの感想 · 2020年6月28日]

2010-01-30読了
Kindle で再読

[ゆずさんの感想 · 2020年4月10日]

シンプルなものを選び、その中で生活することで人は暮らし全体の風通しをよくする。

著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる　シンプルリスト』『シンプルに生きる　人生の本物の安らぎを味わう』（以上、講談社＋α新書）、『シンプルだから、贅沢』（講談社）ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」