タナボタ!

著者 :
  • 幻冬舎
3.36
  • (8)
  • (25)
  • (31)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 154
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018600

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 比例区で衆院選に「タナボタ」当選してしまった元プータローによる政治批判。
    どこかで聞いたことのあるような人物に出来事。
    社会や政治の知識はないが、正義感のある正直な主人公が奮闘する、ドラマで見た事があるような話。
    サラッと読めて読了感もマル。

  • まさか自分が当選するなんて、と文字通りタナボタで国会議員の職を手に入れた、元プータロー大場大志。
    彼のいい意味での庶民感覚が政治の裏側を暴いていく。
    でも、これは小説の世界だからできること、実際はきっと無理、と冷めた視線の自分もいる。
    だからか、だんだん成長していく大志とは逆に、現実の政治を思うと読後高揚できなかった。
    これじゃ政治家の思うつぼかもね。

  • 元プータローの新人国会議員の奮闘記。
    確かに、言いたい事はもっともなんだけど、著者の政治家に対する苦言をとうとうと聞かされている様な、もうお腹いっぱいな気分にさせられる一冊。
    素人議員の話なら、池井戸潤の「民王」の方が断然おすすめ。

著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『M8』『TSUNAMI津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高嶋哲夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×