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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344018600
感想・レビュー・書評
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この、作者らしからぬ軽いタッチの政治小説。面白かった。
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すごく面白いんですけど…!?
27歳のプータローがタナボタ式に衆議院議員になってしまったところから始まる物語ですが、大場大志は愚かじゃないよね。
議員が多過ぎる、衆愚政治だとばっさり言い切り全く保身を考えない大志の姿勢に好感を持てる。
新人議員の生活なんて全く知らなくて、その収入・運営から秘書の待遇・給与まで初めて知る話ばかり。タイトルからコミカルな印象を受けて読み始めたけど、失政を手厳しく批判したり議員数を半分にしろと主張していたり、読み応えがあった。
官僚の原岡くんも好き。賢い人が胸を張って国のために働ける日本を、大志君どうか実現させて下さい…。
ところで文庫化したらしいけど続編はないのか!?