15分あれば喫茶店に入りなさい。

著者 :
  • 幻冬舎
3.32
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本棚登録 : 1722
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344018662

作品紹介・あらすじ

スタバ、タリーズ、ドトール…喫茶店(カフェ)は仕事の主戦場だ。30分で1時間分をこなす、効率・集中力倍増術。

感想・レビュー・書評

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  • カフェってちょっと入るの躊躇ったりします。実は。
    高校生の頃はテスト期間あんなに入り浸っていたのに、今は激混みで行くのも嫌だなーって。
    テイクアウトで飲みながらふらふらするのもコロナになってからはしなくなった(マスク外すの面倒だから)

    最寄り駅から会社までの徒歩3分の間にスタバがあります。
    帰りに寄って晩御飯がてら勉強することはありました。
    また、今日は本当に出社無理ってときに朝寄ってテイクアウトして持って行くこともありました。

    これ読んで、朝スタバ勉強、してみました。
    結構早くから勉強したり仕事したりしてるんですね!みんな何時に起きてるんだろう…

    サロンとかの前もわざと早く家を出てカフェで作業してから行くようになったり、15分如きで…というのがなくなりました。

    10分あれば本屋さんに、
    15分以上あるならカフェで作業、
    少し続けてみようと思います。

  •  齋藤先生の自己啓発本。
     わたしも家ではまったく集中できないため、タイトルに惹かれて購入。
     図書館に入ると必ず眠くなってしまうと齋藤先生はおっしゃているが、分かります。あの雰囲気だめですね。
    やはり、喫茶店とか電車とか少しざわついているような場所のほうが集中できる。(齋藤先生は「半公共」「ライブ感」という表現をされていました。)
     脳は疲れないそうなので、なにかの作業で疲れたら作業を変えて集中すればいい。
     ストップウォッチで作業時間をはかる方法とりいれてみたらどんどん作業が早くなり、集中力を増した。以前別の本に他人と比べるのではなく、自分との戦いによって集中力が増すと書いてあったことを思い出した。
     仕事か仕事ではないかの違いについて、齋藤先生は「仕事には必ず、限られた時間内でもミッションがある」と言っています。なるほど、時間を意識せずやるものは仕事とは言えず、単なる趣味ですね。時間を意識して集中力を出すことの大切さを感じた。
     かっこいい言葉「遊撃手的に喫茶店に出かけて行き、用事が済んだらすぐにサッと出てくる。自由な空気の中でのhit and away感覚が人を伸ばします。」
     天才と普通の人とは、遺伝子レベルでは99・5%同じで、眠っている0・5%の遺伝子をどうやってONにするかがポイント(遺伝子工学研究の村上和雄)らしい。わたしも喫茶店を活用して、天才遺伝子がONになったらいいなーなどと夢見たいなことを考えてしまった。
     その他、喫茶店を活用して司法試験に受かった友人の話や齋藤先生自身も本(論語の現代語訳)を一冊書き上げたことなどが紹介されていた。この本もいずれ読んでみたい。
     私は田舎住みなので、先生が本で紹介されているカフェチェーンはあまりないが自分なりにいいカフェ(カフェに限らず集中できる「ライブ感」のあるところ)を探して、目標達成の場にしたい。

  • ビジネスマンや学生だけでなく、主婦も喫茶店に入って気分転換する時間を持つことは大事だとあって、嬉しくなった。スタバやタリーズが好きでよく行くので、これからも気分転換しに行きたいと思った。

  • 少し参考になった。
    15分または30分で区切る。

  • 時間が限られてるからこそ、周りの目があるからこそといった喫茶店で作業や仕事を進める魅力を知れた。たしかに家で数時間やるよりも喫茶店で数十分集中した方が捗るかも。

  • 喫茶店で勉強した経験がなかったので、こんな喫茶店の使い方もあるもんなんだと感心しながら読んだ。
    自分を勉強や仕事へ追い込むヒントがたくさんあって、参考にできそうなものが多かった。特にこれは使える、と思ったのがストップウォッチを使った方法だった。

    多くの著作を出し続け、テレビにも出ていてとても精力的に活動されてる斉藤さんも、仕事にしろ勉強にしろ取りかかるまでが憂鬱で大変な工夫をしていることを知って親近感がわいた。

  • 《自分メンテナンスや、仕事、勉強の主戦場を喫茶店に置く》たかが喫茶店、されど喫茶店といった感じで、侮れない場だなぁと再認識させられた。ストップウォッチ時間管理法など、喫茶店好き人間として実践せずにはいられない小ワザもたくさん詰まっている。お金を払って空間を買うという、活かすも殺すも自分次第というスタンスは学びたい点である。
    喫茶店には無限の可能性が秘められているなと、読んでいてワクワクする本だった。また、この本を読んで、著者の程よく力を抜いて読める分かりやすくてシンプルな文体や考え方が好きになった。喫茶店好きには是非一度読んでほしい良書だと思う。

  • 私は、いつもいつも遅刻気味なのですが、それは頭の中にあれも、これもとやりたいことが多いことが原因です。(ただ、諦めず遅刻しないよう、気をつけるように、頑張っています。なるべく、なるべく!)

    カフェに15分でも入って頭を整理しようというような章の中に、自分の頭の中をその通りに説明してくれている箇所がありました。それがこちらです。(引用します。)
    -----
    誰もが会社と密な関係をつくる必要はありません。それは、各々のライフデザインの中でかんがえればいいことです。
    しかし、ある程度以上まで仕事ができるようになりたい、そして出世したいという人、あるいはそもそも仕事が好きだという人の場合は、懸案事項こそが重要です。
    フリーランスで仕事をしている人は、つねにチャンスを狙っています。リスクや負担も大きいので、自分から懸案事項を次々に生み出していく必要があります。フリーランスの場合は保証がないので、そのぶん、いろいろな人とのつながりで仕事をしていかなくてはいけません。懸案事項を多くして、いろいろなことに関わっているほうが安定します。
    ------

    わたしは、フリーランス的な生き方をだいぶしてきたので、こんなに頭の中にやってみたいことや、ワクワクすることがたくさんあるんだなぁと、私だけが頭がぐちゃぐちゃじゃないんだなぁ、悪いことばっかりでもないんだなぁと気楽になれました。
    このログも、カフェで書いています。

    おうちも好きなのですが、気分を変えて毎日やれることを増やすには、近所のカフェって大事ですね。うまく付き合いたいです。

  • 180603-180609

    この本も充分面白いのだけれど、齋藤孝の本がこの8年の間にいかに面白くなっているかもひしひしと感じた。

  • 喫茶店1週間に10回以上仕事をすることを30年間続けてきた齋藤孝氏の本です。

    喫茶店は半公共的な場所だから、家や会社ではできないことができると著者は言います。他人の目があり、時間的な制約や場所的な制約がある喫茶店は、制約のない家や邪魔が入ってくる会社(雑用等、様々な仕事が飛び込んでくる)では作れない集中力で物事に取り組むことが出来るので、普段以上の成果が出せるということです。

    僕も最近喫茶店に行くようになりました。喫茶店だとスッと自分のしたいことに取り組めます。やらなきゃいけないことも喫茶店だと時間内に終えることができます。いつまでもそこに居ることができないので、早く終わらせようという意識があるからだと思います。すべての人に喫茶店で自分のやりたいことをやることを勧めます。

    喫茶店にも様々な種類の喫茶店がありますので、必ず自分に合った喫茶店があるはずです。この本を読んで、自分に相応しい喫茶店を見付けてみてください。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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