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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
『恋文の技術』並みに手紙を書きたくなる。湊かなえは矢張り一人称でないと良さが発揮されないという実証。久々に面白かった。
手紙のやりとりだけが書かれてあって、そこから過去の出来事の真相が分かっていく話。どの話も面白かったけど、多少無理があったかな?と思う部分も。
十年後の卒業文集…行方不明になった千秋について皆との手紙を通して情報を得ていく。人の気持ちや真実なんてそんなものなんかもねと思ってしまう。
二十年後の宿題…退職した恩師に頼まれて昔の事故の関係者に会う。これは最後が良かったな。
十五年後の補習…過去の事件がきっかけで結ばれた二人が遠距離になったのをきっかけに真実を知る。最初の2つの話の後だと印象薄い話かな。
3つの短編集ですが、手紙のやりとりだけで、ストーリーが展開していきます。どんどん語り手が変わっていって、それぞれ何を知っていて、何を考えていたか、緻密に表現されてて、さすが巧いです。
湊かなえさん、やはりとても面白いです。視点が変わるごとに明らかになる真実に引き込まれます。
今回は、すべて読後感のよいハッピーエンドだったのも良かったです。
何かあるだろうと期待しすぎて少し肩透かしをくう感じ。思った通りの展開というか・・・。期待しすぎてはいけませんね。
3つの話が、手紙を通してかかれている。
一話目は中学の同級生の思い違いによる話、二話目は先生と生徒がピクニックにいき川に流されるという事故を経験し、その後を気にする話、三話目は中学の同級生がいじめが原因で事故にあい記憶も失ってしまったが、手紙を通じて記憶を取り戻していく話。
全てに事件がからんでいて、真相が知りたくて早く続きが読みたくなった。
『十年後の卒業文集』 前略 谷口あずみ様 鬱陶しい雨続きの毎日ですが、いかがお過ごしで すか?先週の結婚式はすばらしかったわね。静ちゃ んの和装、お姫様みたいで本当にきれいだったし、 放送部の仲間たちとも再会できて、とても懐かし かった。 地元の結婚式に出席し、十年ぶりに再会した高校 時代の元同級生。ところが女子四人のうち、千秋だ けが行方不明になっていた。真実を知りたい悦子 は、式に出席し... 続きを読む »
世の中、こんなにも立派なお手紙を書ける人だらけだったら大変である。そして「きっと何かウラがある」と思って読み進めて行くので、自分がイヤなヤツになった気分である。
手紙形式でやりとりされる短編集3本。
湊かなえは悲しいのが多いかと思いきや少し暖かい気持ちになれてよかった。
一気読みしちゃう作風です。
手紙のやり取りから過去の真実が明らかにされていく3篇の物語。過去の事件の真実が徐々に明らかにされていく。「手紙」のやりとりにまどろっこしさ、もどかしさを感じつつも、思わぬ展開があり飽きの来ない作品ばかり。過去を追いつつ登場人物の将来に想いを馳せてしまう。
読んでみて三つの短編から成っていることを知った。
個人的に短編モノが苦手なのでかなえさんの作品の中ではあんまりだったけれど、
かなえさんの書く文章はすごくリアルなのでいつも感心しちゃいます。
書簡形式で進む中編3編。
手紙形式の難点は、腱鞘炎になりそうだな、と思ってしまうところ。
それはともかく、ミステリーとしてあまり引き込まれない。
特に3話目は、真実に無理がある感じが否めない。

定年退職し、入院中の元教師とがその教え子の現役教師に、
教え子の現在を調査してもらうというお話。
調査の裏には、昔の事件があり、そのまた裏には現役教師に関わる事ああり、
読んでて、面白かった...





