- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344018853
感想・レビュー・書評
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読み始めて、夢中になって、3時間で読了した。橘氏は私と同じ年ということもあり、また、考える視点も近いので非常に共感できた。好きなことをビジネスにつなげて、お金を得る可能性は高まりつつある。自己啓発本的につまらなく生きなくても、もっと楽しく生きる方法はあるのだ。
「日本産業社会の神話」から、いかに日本人が自分の職場がきらいかを紹介している。日本企業はどう考えても、はたらきづらい場所だ。そして終身雇用で一生競争させられる。この「伽藍」に縛られていては、幸福などはない。私は、30年前にそのことに気がついて、外資系会社で働いていたがその選択は間違いではなかったと思っている。会社では、好きなことをして、多くの収入を得ることができた。
今は、自由で効率的な情報社会の到来により、好きなことをしてみんなから評判を獲得する可能性が増えた。その評判は、工夫次第で生活の糧にもなる。それは素晴らしいことだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
変わらない教育は誰のためにあるのか - 読んだものまとめブログ http://t.co/pW2D24H via @sadadad54
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自己啓発の時のカリスマ勝間和代さんの【やれば出来る】理論を
はたして努力で、本当に人は変われるのだろうか?と疑問視する冒頭から、【20世紀少年】や【重力ピエロ】など、今を彩る様々な事柄を絡めつつ、分析、飽きずに最後まで読めました。
グローバル資本主義から、双子の遺伝性、マックジョブや、自殺率
働く事の色々なレベルでの目的の違いなど。
読んでいて、難しくなく色々な情報が入ってくる、とても為になる本だったと思います。 -
やっぱりそういうことなのね、「伽藍を捨ててバザールへ向かう」しかないのね。いわゆる技術的な自己啓発ではない。幸福になるにはどうすればいいのか?では、まず幸福の正体を探っていこうという、科学的論拠に拠る、でもすごく読みやすいお話調の内容。
著名な本の引用が沢山使われていて、そっちも読みたくなった。 -
日本の労働市場を端的に表した指南書
意外と的を射てゐておもしろい。日本の経済停滞の原因であるメンバーシップ型雇用がいまだ存置してゐることに、おどろきを禁じえない。 -
とても素晴らしい本なのですが、要約動画を見て読んだ気になっている人が浅いコメントを書いているので少しポカンとしてしまった
ちゃんと読んでね -
橘氏の主張は、2行で表せると冒頭に記載されているが、読まないと分からない。
伽藍を捨ててバザールに迎え。
恐竜の尻尾の中に頭を探せ。
サラリーマンから個人事業主となって、ロングテールの市場の中で自分の特性が活かせるニッチな領域を選べということである。 -
現実世界の残酷な真実を様々なデータととまに紹介し、今の資本主義情報社会でどのように立ち回ればよいのか、シンプルな答えにたどり着くまでの議論を展開する。
結論はいたってシンプルで、その過程もとても納得できるものだった。 -
本当に参考になった