- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344018853
感想・レビュー・書評
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序章と第1章で書かれている考察は面白く読めたが、それ以降は著者の知ってる知識の羅列に終始・・あとがきで、「君は僕に似ているのだ」という読者への激励の言葉は、俺様感が鼻につくだけで共感できなかった。
このあとがきの短い言葉で、本書のあとあじを悪くしていると感じたのは、私の妬み嫉みなのでしょうか? -
なんとなくつかみ所の無い本である。いろいろな文献から面白いエピソードが引用されているが、方向性がどこを向いているのかは、はっきりしない。
特に序章の話の展開はかなり強引だ。
あとがきにも書かれているが「自己啓発のイデオロギーへの違和感」ばかりが際立って感じられる。
正直いって、第四章だけで充分ではないかと思う。それもp251の
「自由で効率的な情報社会の到来は、すべてのひとに自分の得意な分野で評判を獲得する可能性を開いた。だったら幸福への近道は、金銭的な報酬の多寡は気にせず(もちろん多いほうがいいけれど)、好きなことをやってみんなから評価してもらうことだ。
この部分だけで十分だ。この部分を中心に話を広げたほうが面白いだろう。
経済学的な話は説得力があるが、自己啓発の否定は成功しているとはいいがたい。
あと、読んだひとが具体的にどうすればいいのかもわからない。
まあ特定の自己啓発本しか読んでいない人にはパラダイムシフトになるかもしれない。たぶんタイトルもそういう人向けに読んでもらうための工夫なのだろう。しかし、たったひとつの方法と言いながら、なぜか二つ(二行)のアドバイスがでているのが、やや謎ではある。 -
世の中のトレンド変化と、個々人がそうした変化に対してどう向き合うかと言った内容。主要な経済理論などを分かりやすく解説した、いわばキュレーションの本であるが、イマイチ頭に残らない。所詮は、寄せ集めなのかと思う。
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2.6。まあね、としか出ぬし、社会問題の拾いあげが浅いし、一つの方法って、なんか無理矢理感あるし、タイトルありきでまとめてないか?この本。
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言いたいことはわかるが、論拠の使い方が乱暴すぎてついていけない。
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「自分は変えられるか」をテーマに、自己啓発ブームにも触れながらその限界を説いている。
能力は遺伝的に決まる部分が大きく、後天的に変えられる部分は限定的との科学的な調査には納得がいく。また文章が上手いので読ませる。ただ、あっちこっちに話が飛んでいる印象で、読了後結局何が言いたかったのかが今一つよく分からなかった。 -
恐竜の頭になろうー
いいこと、面白いエピソードがたくさんありすぎて頭にのこらない。
様は、ニッチ市場を自分の得意で好きな分野で探して
仕事にしなさいっていう内容。
自分のことを振り返る。
特に秀でた特技がある訳ではないが、
サラリーマンでなかったら退廃的にダラダラするだろう。
何かを課せられるとそれを超えようと
やってやる、という半分喧嘩腰でやる。
できた時にはどや顔で発表することが、
おそらくすっとして大好き。
バラバラな事象をシンプル化して整理してシステム化することも
熱中する。だから今の仕事内容はある意味自分にあっているのかな。 -
立ち読み。
自己啓発色は薄く、
様々な事象から考える人間性質(心理)を考察する本。
その事象がなかなか面白く、
立ち読みではなくじっくり読んでみたいと思わせる。