- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344019140
感想・レビュー・書評
-
最初の2編あたりはただのギリシャ神話だったので、これ知ってる話だーっと思った。もしかして、ギリシャ神話のダイジェスト版だったのかとがっかりしそうになったけど違った。おもしろい。印象的だったのはイカロス。狂気ゆえにのこる、かあ。確かに。目の付けどころがうまいなあ。やっぱ柳さんいいな。にしてもほんっとギリシャ神話にでてくる神々ってものすっごい濃いな。なんか愛するのも憎むのも戦うのもそこまでやるか〜って感じ。でも結局本質はそこなのかも。みーんな同じなんだよ、きっと。ああ、でも私は近づきたくないなあ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一番難しいことは己を知ること、一番易しいことは他人を批判すること。
二千年前から言われていたかと思うと、身の縮む思い。 -
ギリシャ神話は、物語のベースとして磐石な存在。
まあ、読みやすかったけれど。 -
ギリシア神話に一時期はまっていたので、期待して手にとってみたが、特にこれといって目をみはるものもなく、「ふうん」と思っただけで終わってしまった。
-
ギリシア神話を元に物凄く短い話が13もあり、やったと喜びました。もともと好きな神話をこういう解釈もあるんだと。さらーと読んでも正直こえーぞこれと思う話もちらほら。そこが良いのだけど。
-
【収録作品】オイディプス/異邦の王子/恋/亡牛嘆/ダイダロスの息子/
神統記/狂いの巫女/アイギナの悲劇/最初の哲学者/オリンポスの醜聞/ソクラテスの妻/王女メデイア/ヒストリエ
柳広司版ギリシャ神話。