まさかジープで来るとは

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  • 幻冬舎 (2010年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019287

まさかジープで来るとはの感想・レビュー・書評

  • ちゃんと可笑しいのだが、その打率が悪いなあ。

  • (2017-03-12L)(2017-04-02L)

  • 2016年7月1日読了。せきしろ・又吉の二人がタイトルにあるような、あるあるネタとも自由律俳句ともつかない一言を交互に連打し、合間に2〜3ページのエッセイ風文章や写真を挟むという構成の本。「面白い」と一言で表現できない、滑稽で虚しくて寂しくて微笑ましくて、かつ自分が見落としてきたようなドウデモイイ記憶の隅っこを妙に刺激するような、不思議な空気感を持つ本だった。前半は「やはり又吉氏の方がセンスがあるな」と思わされるが、後半はタイトル作を含むせきしろ氏が盛り返してくる印象。文章はせきしろ氏の方がスタンダードなエッセイで、又吉氏は語りながら夢と現実、妄想と願望などが渾然としてくるスタイルが独特で読ませる、この辺の感覚が芥川賞受賞の背景にあるのね。

  • これはだめだな。もしここにあげられているのが自由律俳句だ、と言い張っているのであればとんでもない間違いだ。お笑い芸人のネタ帳と思えば許容もできるけれど、ネタ帳を出版しちゃいかんだろ。エッセイもどこを読んでもつまらない内容で、ことばも軽々しく薄っぺらい。写真もちっとも味わいが感じられない。

  • せきしろさんの自由律俳句と散文からは、少年時代へのセンチメンタルの塊みたいなものと、上京してからお金がなくて困った思い出を感じる。
    共通するのはどちらの記憶も現在からは遠くなりすぎて、全部が愛おしくなってしまっているような気がすることだ。
    (いやなことだってたくさんあったはずなのに、時間が経つと過去が輝いて見えるのはなぜなのだろう)

    又吉さんの自由律俳句と散文からも同様にセンチメンタルを感じたがそれは少し種類が違うようにも思えた。自意識過剰であるがために、他者との関係がいわゆる”普通”ではなかったことに対する憤りのような感情も含まれている気がした。
    「なんやおれだけ人とちがうやん」という寂しさ。

    二人のセンチメンタルが合わさり、より感傷的な本になっていると思う。

    学校からの帰り道一人で歩きながらどうでもいいことを真剣に悩んでいたときのこと、友人と遊んで大騒ぎしたあと一人になってとてもむなしくなったこと、家に帰ると母親の書置きがあって安心したことを思い出した。
    二度と帰れない、輝いて見える遠い日々。

    (『耳をすませば』を観たあとの感情に似てる気がする)

  • 2016_008【読了メモ】(160116 6:30) せきしろ、又吉直樹『まさかジープで来るとは』/幻冬社/2010 Dec/さようなら私の腹筋。帰ったらもう一回読もうwwwタイトルで惹かれて手に取ったらカキフライの二人だったよwwwww

  • 又吉ブームに乗って、未読だった本を読んでみた。
    やっぱり、おもしろいなあ。

  •  日常によくある風景を切り取った自由律俳句が多い。どことなくネガティブでくすっと笑える。

  • 相変わらずの世界観で、世の中を見ております。
    こういった作品は好き嫌いが分かれるのではないでしょうか?

  • 日常でふっと気になる事がうまく言葉になってる。
    すごいなぁ。

  • 又吉氏が話題になっているので読んでみた。
    なるほど。
    俳句や短歌ではなく、詩でもなく。
    このような表現があったのね。
    新鮮でした。

  • 自由律俳句

    数文字の中に物語がある

  • 家の近くの図書館は詩歌コーナーが貧弱で、借りてまで読みたい本がありませんが、これはその場で一気に読めました(^^;
    文字になっても又吉!て面白いわ〜

  • 生きてて見過ごしていること、結構あるな、と実感する。

  • せきしろ×又吉直樹の自由律俳句集第二弾。
    前作に続きこちらも面白かった。

  • 面白かった。
    俳句って言われると理解不能なんだけど一言で微妙に破壊力があって笑わせてもらいました(笑)
    途中のエッセイはせきしろさんのすぐ死にたくなる感が好きでした。
    お気に入り又吉
    「その皮だと相当大きな餃子になる」
    「初対面の人の気がしないと言われても困る」
    「昔話みたいな大盛りで来た」
    「どのように褒めていたのかもっと詳しく」
    お気に入りせきしろ
    「わりと歩み寄ったつもりだった」
    「泣いてないが迷子だろう」
    「その日はバーベキューだと断られる」
    「小さな墓から目を逸す」
    2016/12/02 再読

  • 下手な短編小説より私にとってよっぽど文学的に見えるエッセイ。


    第二巻です。借り物です。文庫を買うか悩む。前作に引き続き、自由律俳句とエッセイと写真で構成されている。一つ一つの言葉と、その裏にある背景と、その寂寥感がたまらない。癖になります。

    そしてやっぱり、俳句はせきしろさんが、エッセイは又吉さんが、たまらなく好き。又吉の、カーテンを買う話なんか、何度も噛み締めながら読みたくなる。
    どうしよう。

  • 「イントロはよかった」

    そう、ほんとにそう。
    でも、否定的なことは口にしない。
    自分の世界が絶対じゃない。

    でも、なぜゆえに。
    消せない想いは自分の中に。

    そんな切ない気持ちが自由旋律に乗って
    いろんな角度からやたら乱立させているようで
    少し交わったり、また離れたりしながら
    せきしろさんと又吉くん、2人それぞれの
    切なさと可笑しみと。

    自由律俳句と散文。
    たった数ページの中で見事に展開していく
    映画のような余韻と枠を離れたところに
    続きの世界を感じる又吉文学。

    __ 全ての信号に引っ掛かりながら早く逢いたい。__

    又吉くんは恋の匂い。せきしろさんは別れの匂い。

  • 図書館。

    以前読んだ又吉の文章が好きで借りてみた。
    (現代詩のコーナーに置いてあった)
    どことなく哀しくて、でも笑える。

    せきしろ、の方はあまりぴんとこなかったので斜め読み。

  • すっかりハマってしまった自由律俳句。前作は情景描写に舌を巻いたけれど、今回のは何故か、詠んでいるときの顔を思い浮かべてしまうような、感情表現のように思えた。又吉氏の屈折した感情が何ともいえない味を出しているような気がする。前作同様の短文も載っていて面白い。

  • 2013/11/01
    移動中

  • ネガティブな自由律俳句とエッセイの第2弾。
    俳句もいいけれど、哀愁漂う写真がいい感じにこの本にエッセンス効かせている。

  • 前作と同様の哀愁を感じる

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