まさかジープで来るとは

  • 幻冬舎
3.91
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019287

作品紹介・あらすじ

妄想文学の鬼才とお笑いコンビ「ピース」の奇才が詠む、話題の自由律俳句集第二弾。センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句六〇七句、散文十五篇収録。

感想・レビュー・書評

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  • 少し前はせきしろさんの短歌だったが、今回は呟きのような自由な俳句だった。
    そういえば、小説は読んだことないな…

  • 「イントロはよかった」

    そう、ほんとにそう。
    でも、否定的なことは口にしない。
    自分の世界が絶対じゃない。

    でも、なぜゆえに。
    消せない想いは自分の中に。

    そんな切ない気持ちが自由旋律に乗って
    いろんな角度からやたら乱立させているようで
    少し交わったり、また離れたりしながら
    せきしろさんと又吉くん、2人それぞれの
    切なさと可笑しみと。

    自由律俳句と散文。
    たった数ページの中で見事に展開していく
    映画のような余韻と枠を離れたところに
    続きの世界を感じる又吉文学。

    __ 全ての信号に引っ掛かりながら早く逢いたい。__

    又吉くんは恋の匂い。せきしろさんは別れの匂い。

    • 山本 あやさん
      miki*さん♡

      アイコンに使ってくださってありがとうございます~[^-^]♡
      大切にして頂いてとってもとってもうれしいです。
      ほ...
      miki*さん♡

      アイコンに使ってくださってありがとうございます~[^-^]♡
      大切にして頂いてとってもとってもうれしいです。
      ほんとうにありがとうございます!

      のんびりと休憩中の今ですが、
      これからもよろしくお願いします[*・ー・*]屮》♡
      2014/06/19
  • 自由律俳句、面白い。
    これはきっとこんな状況だろうな、とかこんな時季のこんな時間だろうな、とか特に説明が無くても自由に思い描けちゃうところが楽しい。そして勝手にくすっと笑える。

    個人的には「起きてるのに寝息」が一番好き。

  • 自由律俳句と散文、そして著者による写真。
    又吉ファンにならなければ買わなかったであろう1冊。
    しかし、ひいき目なしに面白かったです。
    ファンでなくても楽しめるんじゃないかしらん。
    自分も自由律俳句が詠みたくなった。
    そして、幼少期のお写真、かわいすぎー!!!

  • エッセイかと思ったら突如SFになったり。
    じわじわくる面白さだった。

  • 極限に近いところから、ほらこれで遊べよ。と言わんばかりに繰り出されるワード群。これ、なんですの?というものも多々あり理解も笑いも遅れてやってくる。

  • 初めての句集にこれでいいのかどうかはわからないけど,楽しいし,自分でも作りたくなる。

  • 自由律の俳句は、マーフィーの法則みたいに「あるある」感いっぱい。
    途中に挟まれたショートストーリーに思わずくすっと笑い。
    写真もいいね!

  • せきしろさんとピースの又吉さんによる自由律俳句+エッセイ。
    にやり。にやり。にやり。
    …と、にやりが止まりませんでした。

    この人たちの目から世界を見てみたらおもしろそうだなぁ、と思います。
    普段の生活の中のふとした瞬間を言葉で切り取っているのですが、その目のつけどころがさすがです。
    「自分でもできるんじゃないか?」…と思うのですが、いざやってみると上手くいきません…。
    穂村弘さんもそうですが、言葉の選び方が絶妙なのですよ。

    味のある写真もお二人が撮影したものだそう。
    本書は第2弾とのことなので、第1弾も読んでみます☆

  • 一言で背景や心理状態まで描写するとは

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著者プロフィール

作家、俳人。1970年、北海道生まれ。A型。北海道北見北斗高校卒。主な著書に『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』『その落とし物は誰かの形見かもしれない』など。また、又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』などがある。

「2022年 『放哉の本を読まずに孤独』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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