心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣

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著者 : 長谷部誠
  • 幻冬舎 (2011年3月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344019621

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣の感想・レビュー・書評

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  • ブラジルワールドカップの日本戦を観ているとき、実況の方が長谷部のプレイについて「心を整えるー!」と叫んでいたのを聞いて、本書のことを思い出し、積ん読の中からいそいそと引っ張り出してきました。

    長谷部選手が日々心がけている56個の習慣を紹介してくれます。
    一番はっとさせられたのは、「自分が楽な方に流されると、誰かが傷つく」ということ。
    ついつい甘えが出そうになるとき、自分に言い聞かせたい言葉です。

    また、印象的だったのは、長谷部選手が身になる読書をされていることです。
    本の中身を自分に還元していることが、随所から伝わってきました。
    ただただ乱読ばかりの自分を省みて、反省。。。

    真面目で、謙虚で、ぶれない芯を持っている人。
    「至誠一貫」という言葉が似合う人。
    そんな印象がますます強くなり、長谷部選手の高感度がますます上がったのでした。
    アスリートとしてだけでなく、長谷部誠という1人の人間の強さをひしひしと感じる1冊です。

  • サッカー選手の長谷部誠さんのメンタル術本。
    (知らずに予約してしまった…(-_-;))

    内容は…おぉ…なんとストイックな…私にはちょっと敷居が高い
    …と思いつつ、読んでみると「なるほど!」いいことが書かれている。

    ・整理整頓は心の掃除に通じる
    ・孤独に浸かる
    ・苦しいことには真っ向から立ち向かう
    ・群れない
    ・常に最悪を想定する

    一番の感動は第5章の『脳に刻む』
    ・読書は自分の考えを進化させてくれる。(うんうん、そうそう♪)
    ・読書ノートをつける。(ブクログ、ブクログ♪)

    が、とても印象的でした。

  • 56の項目がずらっと並んでいますが、具体的な体験が書かれているので、全体としてはサッカー体験談としても読めます。

    いかにも真面目で誠実そうな彼。
    若輩者が本を出すためらいも書かれています。
    中学高校の頃は各年代の日本代表に選ばれることがなかったというのは意外。
    そういう人間でも成功出来たという事を伝えたいという趣旨。

    意識して、心を鎮める時間を作る。
    心をメンテナンスして、良い仕事が出来るように調整しておく、といった感じだそうです。

    「心を整える」過度な自意識は必要ない、マイナス発言は自分を後退させる、など。
    「吸収する」真のプロフェッショナルに触れる、など。
    「絆を深める」仲間の価値観に飛び込んでみる、など。
    「信頼を得る」組織の穴を埋める、など。
    「脳に刻む」読書は自分を進化させてくれる、など。
    「時間を支配する」夜の時間をマネージメントする、など。
    「想像する」指揮官の立場を想像する、楽な方に流されると誰かが傷つく、なと。
    「脱皮する」迷ったときこそ難しい道を選ぶ、など。
    「誠を意識する」目には見えない土台が肝心、など。
    最終章は、激闘のアジアカップで学んだこと、という章立て。

    中学高校ではあまりぱっとしない成績で、プロになることなど考えてもいなかったのに、浦和レッズからスカウトが来た。
    両親は大学進学を勧めたが、祖父が、一度しかない人生だと、後押ししてくれたという。

    若い頃には、若い選手はそういうものかと軽いのりでロンゲで茶髪にしたが、藤枝東高校時代の監督に嫌な顔をされて、きっぱり変えた。
    もともと和顔で短い黒髪の方が似合うということもあると。

    試合に向けてだんだん緊張を高めるタイプと、直前に切り替えるタイプがある。
    自分は前者だと思っていたが、緊張しすぎて前夜眠れずに試合がさんざんだった経験の後は、当日に試合モードに入ることにしたと。

    Jリーグの選手には、日本サッカーを強くしたいという熱い思いがあって、欧州でも、集まって食事をしたりするそうですよ。
    今は苦労しているみたいだけどねえ…?

    女性と話すのは得意でなくて、高校の頃に2度付き合ったが、どうしていいかわからず、一ヶ月ほどで自分から断ってしまった。
    今でも謝るのが難しいなんてことがふと出てきたりして。
    2011年3月発行。

  • 彼の誠実さ、ひたむきさ、プロとしての志向の高さを感じた。そして、客観的に観察して、対応する冷静さに敬服した。チームの中で、ゲームの中で、何が足りないのか?どういうプレーが必要か?と考えている。私生活でも、健康面に気を遣ったり、まして飲み歩くこともしない。情が入らないように、マスコミとも一線を保つ。愚痴を言わず、感謝の気持ちを持ち、読書家。そんな彼が大切にしていることは、心。鍛えるのではなく、整える。調律のような感じ。情報化や選択肢が多い現代で、流されない自分を保つ彼の姿勢に、大いに学ぶべきだ。

  • サッカー日本代表キャプテン長谷部誠選手による自伝。自らの心を整えるために意識している56のトピックを、彼自身のエピソードを交え紹介しています。形式上時系列に完全に沿っているわけではないですが、グループ立てて順序良く語られるため、混乱すること無く読みやすいです。

    渦中のマガト監督とのエピソードが面白い。フィジカルを重視し、ハードな練習をチームに課し鬼軍曹と恐れられていたマガト。2009年に一度ヴォルフスブルクを去った彼について長谷部選手は、「素晴らしい監督だがもう二度とマガト監督の元ではやりたくない(笑)」などと語っています。その後再度チームに戻ってきたマガト監督。今年に入ってからずっとメディアは「横暴マガト監督と試合から干されてしまった気の毒な長谷部」という構図を報じていました。が!長谷部選手は試合に出れなかった期間も腐らず地道に練習していたと、この本を読んだ人ならわかることだと思います。

    ・愚痴で憂さ晴らしをするのは自分の問題点から逃げるのと同じ。愚痴を言わないようにすれば、自分の問題点と向き合える。
    ・恨みを貯金しても仕方がない。何かでリフレッシュして次に向かいリスタートした方が建設的。


    また、物事には捉え方により二面性があるかと思いますが、彼はそれを自分の成長にとってプラスになる様解釈するのが上手い。

    ・ラスト10メートルをもうすぐゴールと意識するのではなく、マイゾーンとして自分が最もかっこ良く輝ける姿をイメージする
    ・自分の常識と違うものに出会った時、違和感を覚えて拒否反応を起こすのではなく、発想を広げるチャンスだと考える

    一方で

    ・遅刻は何も生み出さない。相手の時間を奪っている。遅刻をする人を信頼できない。
    ・楽な方に流されると誰かが傷つく
    ・感謝の気持ちを忘れなければ、まわりがどんどんポジティブなエネルギーをくれる。周囲が助けてくれる。本当に感謝する気持ちがあれば、お世話になっている人に何かすることを面倒に思わないはずだ。
    といった大変身に刺さるお話もありました。

    長谷部選手は迷った時、亡くなった祖父を思い「じいちゃん、どうしようか」と語りかけるそうです。高校卒業時プロ入りか進学かを迷った際、周囲が反対する中ただ一人「男なら挑戦してみろ」と背中を押してくれた祖父。感謝と敬意を忘れない、実直な長谷部選手の性格を表すエピソードだと思いました。本田選手が白洲次郎を読むというこぼれ話に意外性を感じた。最後に本編中で特に心を打たれた彼の言葉を記します。

    「自分が気がつかないだけで、日々の生活は頑張っている人々の姿であふれている
    自分のことでいっぱいいっぱいにならずに、そういう姿に気付ける自分でありたい」

  • 共感できる部分も多く、読んでいて「もっと(自分も)しっかりしなきゃなぁ」と思う一冊でした。
    今までメディアを通してでしか見えていなかったところが、この本によって直接伝わってきます。
    私は特に岡田監督に対する見方が大きく変わりました。岡田監督に限らず、人の上に立つ全ての人に対する見方が変わります。
    他人のことをちゃんと考えているつもりだったのに、ちっともわかっていなかったんだなぁとつくづく思いました。

    私はもともとサッカーが好きで、長谷部さんのことは(サッカー選手という意味で)よく知っていたので楽しめましたが、誰が読んでも損はない本だと思います。

  • 日々を何気なく過ごすのではなく、この本にあるように常に物事を意識して生きなくてはいけないと改めて感じさせてくれる。
    「マイナス発言は自分を後退させる」
    「恨み貯金はしない」
    「お酒のチカラを利用しない」
    サッカー選手でなくても、意識すべきことばかり。
    サッカー好き、レッズ好き、長谷部好きとしてはなおのこと…。

  • それまで中田選手や中澤選手がキャプテンマークを付けていて、突然(わたしにしてみれば)、長谷部選手に代わった。正直、へえ~な感想をもったのはわたしがにわかサッカーファンだからかもしれない。でもその後の長谷部選手のキャプテンとしての活躍を目の当たりにしてさすがだと思った次第。沈着冷静な振る舞いにミーハー的要素も盛られてファンとなる。この本が出版された時はいつか必ず読もうと思っていた。
    真面目すぎるくらい真面目な性格で正直な気持ちや思いを包み隠さず話せるところが年長者にも年下の若手選手にも信頼を寄せられている理由。生真面目な性格を笑いのネタにされて、それを親近感とするところなど、良い性格だ。

    タイトルの「心を整える」は気持ちよいフレーズである。サッカーだけではなく、人として一歩俯瞰して考えたり、行動することが「心を整える時間」としてとても大事であることを教えてもらった。そんなふうに生きたいもの。

    また、名立たる試合の裏話を内側から知ることができ、得した気分を味わえた。本人も書いているがメディア側からの情報しか伝わらなくてそれを鵜呑みにしてしまう。それはやはり、つまらない。

    常に最悪を想定している。それはそうなったときの心構えになるし、日頃からの準備も必要。心が折れないよいヒント。


    「これからも頑張れ!応援してます」

    ちなみに、ウッチーもファン(笑)

  • チームメイトが真面目な事を
    「長谷部かっ!」
    ってツッコむっていう意味が良くわかった。

    誠実で、上司だったら素敵だなぁと思います。
    何事もしっかり向き合って自分も他人も受け入れる器の大きさ。
    これからまたサッカーを見る目線が変わって
    より楽しめそうです!

  • あっさり読了。
    何か特殊なエピソードなどが書かれているという感じではないが、彼がどうして厳しいプロのサッカー界で成功できるのかがよくわかる一冊。

    例えば徹底した自己管理。一日30分、「心を鎮める時間」を作る。多忙な日々の中でも自分を失わないための習慣によって、人としてのブレない姿勢を保てる。

    突出した個人技やスピードなどの明らかな「武器」を持っていない彼の長所は、「チームに足りないものを補うこと」と本の中に書いてある。監督が何を求めているのか、自分になにが必要なのかを察知して環境に適応することができる、そういったプロフェッショナルな意識が、彼が日本代表やドイツで活躍できる裏付けだろう。

    そして彼も自分たちと同じ、一人の青年だと言うことにも気づいた。プレッシャーや焦りと共に試行錯誤しながら毎日を過ごしている。そんな親近感も覚えるような内容だった。

    心は鍛えるものではなく整えるもの。ピアノを調律するように、テニスラケットのガットを調整するように。日頃から自分のベストな状態を保つことに、成功の秘訣がある。

    小難しい内容でもなく、読みやすい本です。

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心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣の作品紹介

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