食べない人は病気にならない

著者 :
  • 幻冬舎
3.47
  • (3)
  • (8)
  • (5)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 68
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020153

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ・牛乳100gに100mgのカルシウムが入っているのに対してマグネシウムは10mg。
    こう見て取れる様に、牛乳を飲むとカルシウムとマグネシウムのバランスが崩れるということ。

    ・油から出来ている局所ホルモンのプロスタグランジンは炎症の促進と抑制、血液の凝固と溶解、筋肉や血管の収縮と弛緩など体内の環境を一定に保つ作用がある。

    ・白血球は半分以上が腸に集中していて、異物が腸壁から入り込んで全身に到達するのを防ぐ。

    ・脂肪組織には有害物質や老廃物が蓄積しやすく、脂肪が増えるということは病気になりやすくなる。


    ・運動は一酸化窒素を血管の内皮細胞から発生させ、血管を拡張して血行を促進する。
    因みに排気ガスなどに含まれている一酸化窒素は吸い込むと人体に有害な作用を及ぼす。

  • 星四つ。

    以下付箋を貼った場所の抜き書き:

    水野南北は昇る太陽を見ることを勧めていた。

    太陽を見ると松下垂体が刺激を受けメラトニンを分泌する。分泌から14時間後に眠くなる。

    朝こそ黄金の時間帯。眠った間に蓄積されたドーパミンが朝に放出される。

    NHKの調査によると1960年には60%の人が夜10時には寝ていた。2005年にはその数字は24%にまで下がった。

    宮本武蔵の逸話。柳生兵庫介とあったときお互い初対面でも相手を一目置いた。わかる人には相手はわかる。

    断食は哲学の門。

    シャペロンタンパク質の発見。熱ショックによりタンパク質を活性化。熱だけ出なく飢餓的ストレスや、低グルコース、低酸素などによっても活性化し、脳にも影響を与える。

    タンパク質には音楽性がある。

    マッサージでセロトニンが分泌される。

    心を壊す食べ物:乳製品、白砂糖、精製油、食品添加物。

  • 2013/09/22

  • 語り口はソフトだけれど、内容はヒステリック。
    健康についての言説、とりわけ食についての言説がなぜヒステリックなものに傾きやすいのか、僕なりに思うところはあるのだけれど、ちょっと過激なので開陳はまたの機会に。

  • ライフスタイルを提唱している本。
    興味深い内容が随所に見受けられた。
    鵜呑みにするのは良くないと思うが日々の生活で参考になる部分は大いにあると思う。

  • 今の時代に必要な内容。
    読むだけでなく、実践したい。

  • 単なる健康本ではなく、人間の一生をいかにしてより良く終えるか、というような壮大なテーマで書かれている。うつぶせ寝や、断食、モーツアルト等々、具体的なアドバイスが多く、いろいろ試してみたくなる。

  • 食べ物、きれいな水、日光など、9つのマエストロ(先生)として
    紹介されている。

    ヨガ、座禅、水風呂をしている私に興味深かったのは、
    新鮮な空気(呼吸)、と脳(マインド)、きれいな水。

    特に呼吸の大切さについて「心にも身体にもいい」ことを再確認できた。
    ・鼻呼吸は、免疫の要。
    ・呼吸をコントロールすれば間接的に自律神経の働きを促進する手助けになる。
     ⇒副交感神経が優位になり、身体を修復するために消化、吸収、排泄の機能が高まる。
    ・座禅の呼吸のように、意識的に行うゆっくりと深くて長い呼吸には、脳内のセロトニンの活性化を促し、心身の緊張を解きほぐしてリラックスさせる効果ある。

    ※私達は無意識に腹式呼吸と胸式呼吸の両方をつかっていて、
    その比率は2:1らしい。


    目次
    1人目 自然の良質な食べ物
    2人目 きれいな水
    3人目 日光
    4人目 休息
    5人目 新鮮な空気
    6人目 運動
    7人目 よい姿勢
    8人目 断食
    9人目 脳(マインド)

  • 山田先生は牛乳、乳製品については明確に、避けましょうと書いています。冷蔵庫に牛乳が常備されているのは危険であるとも。

  • ISBN-13: 978-4344020153
    発売日: 2011/7/7

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

山田豊文(やまだ・とよふみ)
杏林予防医学研究所所長。日本幼児いきいき育成協会(JALNI)会長。
あらゆる方面から細胞の環境を整えれば、誰でも健康に生きていけるという「細胞環境デザイン学」を提唱し、本来あるべき予防医学と治療医学の啓蒙や指導を行う。2013年に「杏林アカデミー」を開校。講座を通じて、細胞環境デザイン学を日本に広めていくための人材育成に力を注いでいる。2018年にはJALNIを始動、2022年に現法人名に変更。子どもの健全な育成を目的としたさまざまな活動を全国各地で展開している。
主な著書に『細胞から元気になる食事』(新潮社)、『病気がイヤなら「油」を変えなさい!』(河出書房新社)、『脳と体が若くなる断食力』(青春出版社)など。

「2022年 『脳に効く!「聞こえない音」と「見えない光」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山田豊文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×