ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
3.35
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本棚登録 : 1213
感想 : 203
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020320

作品紹介・あらすじ

静岡県浜松市で、人間が生きたまま次々と焼き殺される、残虐な連続放火殺人事件が起こる。被害者は、元ヤクザ、詐欺師、OL、主婦、歯科医など様々で、何の手がかりもない。それなのに、県警からやってきた高慢ちきな美人刑事・黒井マヤは、殺人現場で「死体に萌える」ばかりで、やる気ゼロ。相棒の代官山脩介は、そんなマヤに振り回されながらも、被害者の間で受け渡される「悪意のバトン」の存在に気づくが-。

感想・レビュー・書評

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  • 猟奇マニアの女性刑事が主人公と思いきや、部下の代官山を中心に動くミステリ。
    焼死殺人の連鎖の謎。犯人の目的。事件の本当の真相など。
    展開は面白かったです。
    でもドS設定は特にいらなかったような。
    次のシリーズも読んでみようと思います。

    • だいさん
      この作家に興味があり 機会があったら読んでみようかなと思ってます
      この作家に興味があり 機会があったら読んでみようかなと思ってます
      2021/02/03
    • o.c.beats aka K.YOKOYAMAさん
      だいさん
      このシリーズ、自分的に結構面白かったです!
      だいさん
      このシリーズ、自分的に結構面白かったです!
      2021/02/05
  • バタフライエフェクトを軸とした、ホラーとギャグを絡めたサスペンス風ミステリー。風が吹けば桶屋が儲かる的な。初めての七尾与史さんだけど、エンターテイメントとしては面白くて、読み始めて、時間を忘れる感じ。
    ただ、時間軸が良くわからない。頭の中が混乱したまま読み終わりました。

  • 以前にシリーズだと知らずに適当に一冊読んでみて面白かったので、最初から読んでみようと思った。

    刑事になった理由が不穏すぎる人物とそれをおさめる人のやりとりがリアリティもありコミカルでありと、読みやすく面白い作品だった。

  • どう考えてもタイトルに惹かれました!!www

    浜松市で起きた連続焼殺事件!!
    次々と事件が起きる中
    一向に犯人の手がかりが見つからず
    悪戦苦闘する警察
    そんな中 主人公の代官山刑事 彼は正義感溢れる
    ちょいイケメン刑事!
    そんな代官山刑事を軸に主人公の視点、被害者たちの視点で物語が進み
    非常に読みやすく、あっという間に読み終わってしまいました!
    内容もコメディーサスペンスなので
    爆笑とはではいきませんが。
    不意に笑ってしまうやり取りが多々あり
    十分に楽しめる!
    タイトルにもなっているドS刑事黒井マヤ
    ……正直ド変態刑事でも良かったかな…
    と思ってますwww
    そのぐらいドSよりド変態感が強かった印象ww
    個人的には代官山の上司である
    神田刑事がとても面白かった!
    彼は隠れアニヲタ(周囲にモロバレなんだけどww)
    何気ない会話の途中で入れてくる
    有名アニメのセリフがとても面白かったです!!
    今後も出てきて欲しい登場人物ですね〜♪

    本編の事件の方はリレーのように強者が弱者に
    弱者がその下の弱者にバトンを渡すように
    次々と殺され
    誰が犯人なのか全く皆目見当もつかないので
    読み手が止まらないと思います!

    全体的に非常に読みやすく
    気軽に読める感じです!
    事件のテーマでもある『因果』がとても
    いい設定だったので面白かったです!!

  • 超猟奇趣味でドS性格の美人刑事と、彼女とコンビを組まされた年上部下の男性刑事が猟奇殺人事件を解決していくストーリー。多部未華子主演でドラマ化されるとのことだが、このドS美人刑事のイメージは、どうみても多部ちゃんではなく、栗山千明がぴったりだと思う。なお、小説での美人刑事は推理力、洞察力、知識はものすごいが、刑事としての適性はもちろん、人としてのモラルも全くなし。これは、このままドラマ化できないよな~。

  • 最近よく表紙を目にしていたし、読んでみようと思い図書館で借りた。なんとなくで借りた本だったが、これが意外に面白かった!
    副題の「風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件」まさに、その副題の通り。殺人事件の章と、それに関連する出来事を語る章がテンポよく組み込まれていて、どんどん繋がっていくのが気持ち良かった。ドSだったか?については疑問に残るが…。

  • マヤさん可愛いけど、ドSならもっと辛辣にいかなきゃね。この代官様とどうなるのか気になる‼︎

  • どうやって最後をまとめるのだろうっと思うところもありましたが、推理物らしくクリスティなどを出してうまく〆たなという感じです。

  • マヤの考えには共感できないけど、最後のデレはかわいい。

  • あ。うぅぅん...。みたいなビミョーな印象。
    以前に読んだでデビュー2作と比べると
    余計な茶々も少なくてすっきり読み易いし
    キャラクターもまぁ、分かり易いのですが
    いかんせん、ミステリとして読んでしまうと
    かなり消化不良感が。

    タイトル通りに、バタフライエフェクトのような
    連鎖放火殺人が起こりその被害者は10人。
    その真相に辿り着くんですが、犯人側が殺人の
    ターゲットを探し出した事自体が不自然すぎる。
    百歩譲ってキャラ小説だとしても、やはり
    刑事が主人公とあれば、この点は痛いような...w。
    女性主人公「黒井マヤ」の設定もドSという
    キャッチだと少し噛み合ない気もするんですよね。

    以外と多作な方のようなので、様子見つつ
    他のシリーズにも挑戦しようと思います。

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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