- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020399
作品紹介・あらすじ
古今東西100以上の健康法を体験した著者が見つけた極意。そして4人の身体のプロフェッショナルから引き出す健康の正体とは?心身から底力がわきあがり、日常が輝き出す画期的な一冊。
感想・レビュー・書評
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るなさんの闘病記のところだけ読んだ。たぶん同年代、読んでるだけで素敵な人だというのがあふれてる。
会ってみたいなと。
強い人ですね。本当に。
どんなことにも、誰にでも、感謝をしているし、生きることに一生懸命。
「明日がくることが奇跡」
私も今以上に、明日がくること、一日無事に過ごせたこと、感謝しながら積み重ねていきたい。
病気になって、そんなことを考えることも増えたけど、最近また、元気になってきたので、忘れていたことを思い出すことができました。
ばななさんの新刊でなくなったことが書かれてて、とても残念です。
るなさん、おつかれさまでした。
闘病記読めてよかったです。
ありがとう。
御冥福をお祈りいたします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちまたに溢れている健康の先をいく 健康の話 。
どれも未体験だけど 未体験でもその文章から考察したい 。あとがきも読みやすい 。
只、最後のるなさんの話してだけは いまのわたしではどうしても読み切ることができなかった 。いつか、また読もう 。 -
代替医療の従事者である、よしもとさんと関わりの深い4人の話(中のおひとりはよしもとさんの夫、田畑さん)+壮絶だけどとてもパワフルな「がん闘病記」(よしもとさんの知人・るなさん)をまとめたもの。
対談ではなくて、よしもとさんが質問に徹しようとしているところがタイトルの由来だろう。
4人が使う手法はそれぞれ違うが、健康に対する考え方に共通するところがあるのが興味深い。
健康は完全体、ゴールではなく“不調もひっくるめて健康”というのに近い。「幸福」という言葉に置き換えられるようなあり方だったり、プロセスだったり、自己信頼だったりする。
巻末に片山洋次郎さんが文章を寄せていて、この本の本質をうまくまとめている。
“生き物は常にゆらぎ変化しつづけることで自ら生き生きします。病気も健康に生きることの一部です。”
病院の標準治療や、世間でいう「健康・健康法」に疑問符がついた時、読んでみるといいと思います。
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るなさんがどうなったのか気になってググってしまった。
お亡くなりになっていました。
ご冥福をお祈りします。 -
健康をテーマにした対談集。興味深い内容が沢山ありました。特に大内雅弘さんの「健康っていうのは、病を含むような力があるものだと思うんです。仮にすごい病気になっても、健康でいられるような人のことを、健康って言うんだと思います」という言葉は深く感銘。
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前向きに生きることの大切さ。
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軽く読み始めたのに
思いのほか、重い本だった。
会社のお昼休みに読んでたけど
あまりに泣けるので家で。
ちゃんと、検査受けよう。
自己検診もちゃんとしよう。 -
健康おたくのばななちゃんが、今までいろいろ健康法を見て聞いて体験した中で、これこそが健康な人だ!と思える人を迎え対談形式で、健康について語る。健康な人=健全な人なんだな~。病気にならないのが健康ということではなくて、病気になったとしても健全な精神で立ち向かうことが健康につながるということ。また巻末に記載された友人の闘病記は、自分に合った医者を選ぶということと自分の直感を信じることの大切さ、そして病にかかっても決してへこたれない精神力の強さを強烈に教えてくれる。
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健康とは?「どんな本かなぁ」「吉本ばなな、最近読んでないし」ということで手に取りました。
結論からいうと読んでよかった、という本です。
①健康論、健康法に関する本は山ほどでているが、私(山崎)は健康に関する単純な事実を見逃していました。それは「健康の定義は人それぞれ違う」ということ。ヒーラーの立場の方が、「最近体調が悪い」という相談を受け、出した答えは、
「ふつう、その状態なら、『健康です』」
別の表現では、
「病気になるのを含めて健康です」
なるほど。
②乳がんを自分で発見したがかかった医師の対処が悪く結果、自分の診断のほうが正しかった人の実体験記。「あのまま最初に医師が下した診断を信じていればそのあと3か月で私は死んでいただろう」。
死(がん)に対してどう抵抗するのがいいのか。あるいはしないほうがいいのか。あきらめるとすればどこのポイントか。この本の中では、患者が医師をリードする形で切除手術や抗がん剤治療を受けていくが、逆のケース(医師が治療を勧め、患者側が安楽死を願うケース)はどうなるのか。
すごくすごく、考えさせられるポイントがいっぱい入っている本です。
③そのほか、病気や不調になる原因を解きほぐすと必ず原因物質(シンボル)に突き当たる、など興味深い話がいっぱい出てきます。 -
面白かった。るなさんの癌闘病記も含めて。よしもとばななの旦那さんがロルフィングの先生って事、初めて知りました。
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図書館
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最後に収められている闘病記がとてもいい。若い女性のがん闘病記だけど、病気を治すのは医者でなく患者本人、というのを教えてくれる。その中で、病院を選ぶこと、良いお医者さんとの出会いがとても大切であること、自分の直感を大事にすることも大切なんだと思った。大変な病なのに、文章はキレがあり凛とした強さが感じられた。患者力、とはこういう人のことを云うのだろう。☆3をつけたけど、最後の闘病記は☆5つ。
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前半の対談が東洋医学的な視点でまとまりがあったところに、後半で西洋医学的な闘病記があることで、すごく今の本という感じがするし、それを含めて「健康を考えること自体が、病や障害に対する感情的な取り組みなんだ」という気がしました。 「身体が感じていることを意識のなかで言語化すること」を放棄したら、それはもう誰かほかの人間にドライブされてもいた仕方のない命。考えるのではなく、感じたことをリアライズする作業の大切さをあらためて思いなおしました。
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その道のプロたちに、ばななさんがインタヴュー。最後に文章を書かれている片山さんの本は何冊も読んだが、ほかの方ははじめての方ばかり。どの方にも興味を持った。そして、体だけ健康でもダメなんだな~とあらためて思わされた。
口をぽかーんと開けると、本当に心もぽかーんとなった。これは効いた。 -
難しかった!
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よしもとばななさんが、
色々な方と健康について
対談されています。
最後におさめられた、
るなさんのお話が良かったです。
対談の部分は、
専門的なことも話されており、
いまいちピンとこない
部分もありました。 -
資料ID:21103998
請求記号: -
退院してしばらくたった時に、読んだ本。
闘病記のページは、心に突き刺さることもあったり。。新たな視点に気がつくことができて、新鮮だと思った。 -
るなさんの闘病記だけ、
そこだけでも読んでほしいと思う書。
いろんな思いがあふれます。
こんな人になりたい。
素敵な人だ。
希望を持ち続けることのすばらしさ。
"頑張る"の意味。
そんな綺麗ごとから、
本当にいろんな事まで。
泣いてしまったけど、悲しいと言うより
読みながら私もるなさん!頑張れ!
とか
るなさん、よかったね!
なんて思ったからだと。
それだけ人を惹き付ける素敵な
"健康な"末期がんの患者の方の手記です。
人を想う人になる。
そう思わせてくれる素敵な人の手記です。
少なくとも私にとってはそうでした。
今、どうなられたかとても気がかりです。 -
2012/7月
いまいち ちょっと怖い -
この本を読んで初めて知りました。クラシカルホメオパス。
自分のレメディってなんだろう?
セッション受けてみたい!と思いました。
1回読んだだけじゃ、正直わからんと思う部分も多々あるけど
それをもう一度読むと奥が深いと思う一冊。 -
読むだけで、自分に合うものというのか、読んでいて響くものとそうじゃないものがあると気づく。響くものについては、どんな自己啓発本よりも、健康本よりも、エネルギーが湧いてくるし、なんだかあったまった。
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対談集の部分は、なかなか想像だけでは理解しにくい代替治療に関するものだからか、はたまた話し言葉だから細かいニュアンスがいまいち伝わりにくいのか、読んでいて正直あまりピンときませんでした。
しかし、るなさんの闘病記は読み出したら止まりませんでした。
るなさんのような心の持ち方はなかなか真似できないでしょう。
それでも、病気と闘っている方は是非読んで頂きたいです。
きっと希望のかけらを掴むことができるのでは…と思います。 -
去年からのテーマなわけですが、多角的に見れて面白かった。
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「明日が来ることは奇跡です」
明日があるって奇跡だな。明日があるって、いいな……と。
明日が誰にでもある訳ではないのです。
明けない夜はない、とか、やまない雨はない、とか言う人がいますが、明けなかったり、やまなかったりする人は沢山います。
前半よしもと氏と4名の方との対談は、なんだかよくわからないことばかりでやや読み流してしまったが、最後の、『奇跡の中で生きている~るなさんのがん闘病記~』は、「生」ということに関して、いろいろ感じることができた。るなさんは希望と感謝で生きている。ご本人は「生かされている」という表現を何度も使われているが、十分、十二分に自分の生で「生きている」のだ。 -
まえがきからあとがきまで一冊通して読むことに、とても意味のある本だと思う。
わたしにとってはチネイザンの大内さんのお話が特に興味深い。
るなさんの闘病記は、いま病気と闘っている人、それを支えている人、そして自分と病気は無縁だと思っている人・・・どんな人にも必要なものだと思う。ばななさんが、この本で伝えたかったことが凝縮されているように感じた。 -
☆が幾つとか関係なくて、書いてある内容がほとんど理解出来なかった。ホメオパシーは、単語として知ってたけど、それでもさっぱりやわからなかった。
前半は、4人の療養者?セラピスト?と、ばなな先生の対談(インタビュー)になってて、後半はある女性のがん闘病記の2部構成になってる。壮絶。
「困ってるひと」を読んだ時も思ったけど、自分も死の淵に立ったとき、生に対する貪欲さを示せるかな?自信ないな。って思ったりした。
健康とは何か?その問の答えは十人十色。 -
最後の、るなさんのお話がとてもインパクトが強く…その部分だけで本を出してもいいのではないかと思うくらい。
よしもとばななさんの名前でこの本(特にるなさんのお話)がたくさんの方に読まれることは良いこととは思いますが。 -
健康にまつわるあれこれ。
正直、ばななさんによる対談集はどうでもよかったのですが(ごめんなさい)、最後に掲載されているばななさんのお友達の闘病記が壮絶でした。
「”身体が健康”だから”健康”とはかぎらない」というのは、本当だと思います。
生きていることの意味、幸せとは何かを、あらためて考えさせられる内容でした。