藝術立国

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著者 : 徳山詳直
  • 幻冬舎 (2012年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020436

藝術立国の感想・レビュー・書評

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  • 口語体を貫いてほしかった。

  • これだけの人間が今の日本にいることが希望だと思う。
    命を懸けて社会に尽くす態度に欠如、
    自分にはなく、あかんなぁ。


    【かくすればかくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂 / 吉田松陰】

    【戦略とは全体的な方針で、これを変更するのは困難です。なぜ生きているのか、どう生きれば良いのか、何のために生きているのか。このことがはっきりしないのに賢こぶった生き方を考えてみても仕方がない。それが戦略というものです。戦術とは戦略に基づいて駒井快作を決めることです】

    【教えるとは共に希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと】

    【人生訓の中で決定的に重要なことは自分を偉いと思わないこと。自分は誠に幼い、学ぶことばかりだという気持ちを貫き通すことが、実は教育の原点なのだ】

    【教訓とはそうしたものだ ともに苦悩し ともに求めることだけは かならずできる 美のなんたるかを 人間の根源的課題のひとつとして 激しく求め続ける姿勢だけは きみにさししめすことができるだろう】

    【秀才はいらない 純才でいいから 美しくたくましく真面目に生きていく人間を育てていくことが 教育の原点だと思っている】

    【4.5日もあればだいたいどんな悪い奴でも、どんな邪な心を持った人間でも松陰の話をじっと聞くようになる。そしていつしか心がまっすぐになって、とてもいい人間に変わって行く】

    【あんたはこうするべきだ、この作戦ではあんたはこのように戦いなさい という指示は与えなかった。彼はただ、わしはこのように生きてゆくということを言った。そういう教育が出来れば、それが最高哉と思っているのですがどうでしょうか】

    【本当に命を懸けて、苦労をする以外に生きる方法がないから死に物狂いで苦労をしていきている姿と、悠々と買ってしている苦労とは質が違う】

    【男子たるもの、あっけらかんとした明るさも必要です】

    【師を超えてえらくなることは、とても大事なことです】

    【民衆と、大衆を相手に生きていこうとすれば、信じるということはとても大事なことだと私は思っています】

    【一つの道を一筋に、ただ一筋に歩いているんだけれども、しかしその道を一生懸命に歩いていたら、必ず向こうの丘に到達するというものではない。何かびっくりするような異変が至る所で起こってくる、それをひとつひとつこなしながら、結局ひとつの道が出来上がっていくということなんだと思います】

    【ええ男でした。もう体中、涙であふれているような男だった。】

    【すごい小説というのは、知恵や能力で書けるものでない。人生というものにのたうち回って取り組んでいる中で生まれてくるもの】

    やまがた芸術学舎

  • 徳山詳直、人生をかく語りき、ということで、反省を振り返りながらの一冊。インタビューを元に山川健一氏が構成。こりゃまぁ見城さんは好きだろうなぁという内容。徳山さんは京都造形芸術大、東北芸術工科大、東京芸術学舎を設立した人、というだけでも察しがつくが、まぁバイタリティのかたまりというか、本人も言うようにすごく真面目。すべてに120%の力を出してるような印象。
    もう少しタイトルである「藝術立国」とは何ぞやとか、目指してるところみたいな話も直接あってもよかった気がするが、それは話の端々から感じるべきところなのかな。

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藝術立国の作品紹介

革命運動で七回逮捕された。獄中で読んだ吉田松陰の墓前で、「昭和の松下村塾」を作ることを誓う。後年京都造形芸術大学を設立、さらに縄文の故郷である東北の地に東北芸術工科大学を設立した。「芸術と教育こそが平和を支えるのだ」という信念に貫かれた徳山詳直の初めての自伝。

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