- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020511
感想・レビュー・書評
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鵜呑みは魚呑んでませんからのうたがい力
おもしろいかどうかを基準に、けなす笑いは笑えないとか面白い話は何度か周りに話すうちに磨かれて頭の中で整理されてくっていうのはほんとにそうだとおもうけど、男は〜女は〜みたいな目線がひっかかる
彼なりの価値基準があって、それがすごくスパッとわかりやすく文字にされてるからこそ、合う合わないっていうのが瞬時に判断されやすい
2011年だからまた考え方もきっと変わってるんだろうな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世の中で当たり前と思っているものに対して「ほんまに?」「おかしない?」と疑問を呈する。
その違和感を感じることがお笑いのネタになる。
まともな人間じゃない奴がテレビに出てるんだから、子どもが真似したら…なんて言うことが間違っている。
に同感。
ジュニアさんの言葉は社会に対する違和感をうまく言葉にしていて、さらにその違和感を受け入れて結果を残しているから、励まされる。 -
光が丘の図書館でチラ見したのをきっかけに、興味を持って読んだ本。千原ジュニアの本は初めてでしたが、非常に読みやすく面白い本でした。
世の中をどう見ているのか、という視点が面白く読める本。
・内閣が出来立ての支持率は期待率なので、落ちたとかいうのはおかしい。
・絵にもかけない美しさ、といっときながら描かれる竜宮城
・ゴディバのマークの由来の話
など、「っぽい」ネタが満載。
サクサク読めるし、少しだけ芸人の世界にも憧れました。良本です。 -
独特の視点で書かれた本。言われてみるとそうだね、と思うけれどなかなか気付かない視点の数々。
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千原ジュニアさんは笑いのプロだな。
世の中で常識とされていることを疑ってみる、という視点。
今までずっとそこにあったけれど、人が気づいていなかった見方に光を当てて、笑いに転化することができるのがお笑い芸人。
気づきのポイントが味覚であれば料理人だし、形であればデザイナーだし、植物や自然現象などのある特定の分野であれば研究者だし・・・。
ある道をきわめようとするなら、常識とされていることをまずは疑ってみる。というのが、あたらしいものを生み出す第一歩。 -
普通がいかに幸せかって話です。
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テレビとかも全然観ないので、この人がどういうひとかよくわからないのだけど、なにかにこの本が紹介されてて、図書館で借りてみたらなんと!鹿殺しのメンバーがモデルでガンガン載ってた!偶然は必然、自分のアンテナはいろいろつながってるんだと思いました。千原ジュニア、この人根っから芸人なのですね。他の作品も読んでみたくなりました。
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とてもレベルの高い屁理屈とトンチで構成されている!ジュニアが言うからカドが立たない。他の人が言ったらカドが立つ。まさに紙一重。ギリギリの感じをぜひどうぞ。
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資料ID:21105438
請求記号:914.6||C -
「「自分の笑い」をストイックに突き詰めていくと、そうじゃない笑いが嫌いになりますから。僕も若い時は、「千原兄弟の笑いって何?」ということを突き詰め過ぎて、すっごい先細りしてる時期があったけど、それやってるうちに笑い声が聞こえなくなった。そのことに気付いた時に、「あれ、これちゃうな」と。「笑い声が聞こえるものがおもろい」という判断になるから、笑いの缶コーヒーはごくごく飲むようになるんです。」
「「怖い」の何がよくないかと言うと、一方的なところ。言われた側がどうしようもないですからね。若手や後輩が「ジュニアさんめっさ怖いんです」「うん、まぁお前がそう思うんやったらそうやわ。お前がそう思うんやったら怖いでいいけど、それ言われた俺どうしたらいいねん!」って頭の中で思うくらいしかできない。」
「ネットで何言われるかなんて、そんなものは気にしなくていいと、大声で言いたい。「あっち」の世界じゃなくて、「こっち」の世界の笑い声だけ追求すればいいやんって。」
「たとえば、バラエティの司会をやってて、誰かが何か変なこと言ったときに、「そんなん知らん、おもろない」と言ったって笑いにならない。いったん受けて、何とか笑いにしようとする。「アホか」って誰かを突っついて、みんなで笑う「否定の笑い」は僕の中でもう古いと思っている。それよりも肯定した笑いの方が、みんな元気出るやろなぁと思ってます。」
「ほんまに面白い芸人が、だれより一番笑っている。面白いものを見つける才能に長けているし、勘もいいから、すぐ面白いこと見つけてゲラゲラ笑ってる。単純に「ゲラ」なんです。誰よりもゲラゲラ笑う。」
「タモリさん。あのサービス精神と、客席が湧くなら、おんなじことを何回やったっていいって開き直り感は、ほんまにすごい。」
「「落とす」じゃなくて、「受ける」「認める」、その楽しさを伝えていくというのが、今の僕の大事にしたい気分。」 -
“置きにいったらあかん”っていう言葉がズシーッと胸にきた。
日常には確かに違和感ってたくさんあるし、見逃してることがほとんどかもしれない。
疑っていこう、全て鵜呑みにするのでなく。
樹里さんからの拝借本。 -
おうちにこもってるの好きやけど、やっぱり外に出なアカンかなあ。
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面白かった。1~2時間で全て読めるので手軽。結構テレビで聞いたことがある話もあったが、それでも楽しめた。
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最初読み始めて、凡人であるわたしは叩きのめされた感じがして、「そんな風にもう生きれないよ!!あんたと凡人の脳ミソは違うの!!」ってむしろイラっとしてしまったのですが、じっくり最後読ませたいただいた結果、やはり私の感じたイライラは、ジュニアさんに対してではなく、面白く生きれていない自分に対してだと気づきました。
また、家にこもって本やマンガやテレビ見てても自分自身が面白くなっているわけではない、とか、部屋が汚いやつは頭の中も整理されてないとか、ズキッとくる言葉が多くありました。
この人の思考力、非の打ち所がないです。
残念ながら、ジュニアさんのような思考回路は、ここまでぼんやり生きてきてしまった私にはもう作れないけど、、
とりあえずこもってないで外に出ようと思います。
読んでよかった! -
2011.11.15
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世の中おかしな事が多すぎます。
もっとどんどんそれを言わないといけない
そんなおかしな事をまとめた本です。
【熊本大学】ペンネーム:ミジンコ太郎 -
普段の生活そのものを疑っていくことで、物事の本質をみつけることかできるかもしれない。