シューメーカーの足音

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著者 : 本城雅人
  • 幻冬舎 (2011年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020672

シューメーカーの足音の感想・レビュー・書評

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  • 通常の読者が知らないオーダー靴の製造工程が描かれていて、たいへん面白い。

    オーダー靴は、ビースポーク(be spoke=客と職人との会話)と言うことを初めて知った。そしてオーダー靴は、50~60万、あるいはそれ以上もするということも(^_^;)

    まあ、私には及びもつかない世界です。
    履き心地はよさそうだけれど・・・

    オーダー靴が作られるさまは面白いのだが、カリスマ的職人の出世の謎と彼に対抗する男の描き方は、やや深みに欠ける。

  • 悪役vs悪役のサスペンス。伏線回収は美しいが、残念ながらトリックがわかってしまった。映像が浮かぶ良い文章。別の作品も読みたい。

  • 再読。
    ロンドンの有名ビスポーク店の職人と,日本の若い靴修理人の因縁対決。
    靴好きなら読んで損なし。

  • 靴職人の世界を垣間見ることができる。また、靴作りの伝統等知識を増やすことができる。ミステリーとして見ると内容的には深くはないが、十分楽しむことができた。

  • 靴作りに関する事柄がかなり専門的だが、書き手の情熱も伝わってきて、ぐいぐい読めた。女性キャラがステレオタイプである点が気になったが、2人の男の対峙がメインなので、控えめな設定はむしろ効果的と言えるかもしれない。

    読み進むほどに、斎藤の過去を知りたい思いに駆られた。彼の歪みを感じ、「天罰よ、下れ!」などと心で叫んでいた(笑)ラストについては、堕ちた彼を救い上げようとする優しさにあふれていたと思う。実は全く違うストーリーを考えていて、浅はかな自分を反省したところだ。

  • 靴制作の行程はは自分でも知りたかった事。本城雅人を読む2冊目。
    結論から言うと、感情移入をさせておきながら突き放すようなラストは「これまでなんだったんだ」と思わせる意外性。良いのか悪いのか正直わからない。新しい小説の姿を試したのか。
    良かったことは「靴をオーダーしてみたい」と思った事。

  • ストーリーがやや弱いが、キャラが立っている。特に悪役。引用したくなる様な格好良い文体。優しくて弱いか冷たくて強いか。

  • 興味深いテーマだったとは思うけど登場人物にろくな人がいなく楽しくはなかった。料理人の方くらいかな、素敵なのは。

  • 英国で開業した靴職人の話。
    一足うん十万円するビスポークもの。

  • 「ビスポーク」と呼ばれる注文紳士靴の本場ロンドンのジャーミン・ストリートでサロン兼工房を経営する名を馳せるためには手段は問わない靴職人・斎藤と他者の笑顔のためなら我欲を捨て去る若き靴職人の榎本。13年前のある人物の死について因縁を持つ二人の靴職人の工房は読み応えがあった。
    紳士靴の製造過程などいままで知らなかった工程も興味深く読み進められた。

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シューメーカーの足音の作品紹介

この世には、靴を見てからその人間の価値を決める世界がある。斎藤良一は、紳士靴の名店が軒を連ねるロンドンのジャーミン・ストリートで注文靴のサロン兼工房を経営する靴職人。彼が作る靴は、英国靴の伝統を守りながらも斬新なデザインに仕上げることで人気を博していた。さらなる成功を目指し、計略を巡らせる斎藤。狙うは、「英国王室御用達」の称号。だが、そんな斎藤の野望を阻む若者がいた。日本で靴の修理屋を営む榎本智哉。二人の因縁は、十三年前にまでさかのぼる-。

シューメーカーの足音の文庫

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