ゴーマニズム宣言スペシャル 反TPP論

  • 幻冬舎
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021341

感想・レビュー・書評

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  • チョーいいね~、最高~。

  • 今までTPPを反対する合理的理由は全く思いつかなかったんだけど、この本読んで、少しは思いつくようになった。

  • 漫画ってやっぱり説得力がある!アメリカが狙ってる、非関税障壁…。ほんとに恐ろしい。財界の声をバックに推し進めようとする政府も、国民にとってどれだけ有利か一切言わず、「第三の開国」とか言うだけ…。

    これじゃ、平成の不平等条約になること間違いないし、日本がアメリカの草刈り場なる。本気でつぶさないと。

    中学生以上の日本人は見るべき!どうせ漫画でしょ?
    そんなこと言ってないで…。

  • 個人的によしのりの考えがすき。
    自分も何かしないといけない。

  • ■書名

    書名:ゴーマニズム宣言スペシャル 反TPP論
    著者:小林 よしのり

    ■概要

    国を守る最後の手段を、一人の男が教えてくれた。
    彼の名は、来島恒喜――。
    もう政治家も官僚も頼りにならないなら、国民自身の手でなんとか
    するしかない!

    TPPとは、逃げ道なき過酷な“経済戦争”である。
    もともと4つの小国(シンガポール・ブルネイ・チリ・シンガポー
    ル)が2006年に締結した自由貿易条約であるTPP。それを、2010
    年「5年間で輸出倍増」計画を掲げリーマン・ショック後の大不況克
    服を目論むアメリカ・オバマ政権が乗っ取ってから、話はおかしく
    なった。アメリカはTPPを使って、日本の市場と日本人の財産を手中
    に収めることにターゲットを絞ったのだ。日本がTPPに加入すれば、
    貧困がさらに拡大するばかりでなく、悪魔の条項「非関税障壁の撤廃」
    で、日本文化は完全に破壊される――。TPPに賛成するマスコミ
    は1%の富裕層のためにウソを垂れ流すデマ拡声器にすぎない! 
    民主党だけでなく自民党の中にも賛成者は多数、存在する。いま気
    づかなければ、日本は亡くなるのだ。
    まだ間に合う。戦争に賛成する国会議員を落選させよ!
    (From amazon)

    ■感想

    TPPに関する分かりやすい本です。
    ここに書いてある事の1割もメディアでは取り上げられていません。

    本当に、TPPに賛成している人が、いかに自分の保身しか考えていな
    いかがよく分かります。
    (その人も自分が安全で無い人間になる可能性を考えていないような
    気もしますが・・・)

    本当にTPPは、アメリカの植民地になるだけの不平等条約です。
    日本は、外需ではなく内需の国なのに、グローバル化という意味の
    分からない言葉に踊らされて、賛成している国民はあまりに無頓着
    過ぎます。

    バスに乗り遅れるな!というが、そのバスの行先はどこなのか?と
    いうのを考えずに、焦って乗ろうとしているバカがあまりに多い気が
    します。

    TPPに参加したら最後、日本は5年後には日本で無くなっているでし
    ょうね。

    この前、韓国でFTAが開始されましたが、2年後どうなっているか・・・


    実際、アメリカの大部分も、日本がTPPに参加しようがしまいがあまり
    興味が無いのです。一部の裕福層がメディアを買占め、自分の利益
    のために独占的に国民を洗脳しているだけなのです。

    TPPについて、このままなし崩し的に参加になった場合、本当に恐ろ
    しい事になると思います。

    まあ、日本のマスゴミが腐っているの事に気づかない国民(中年、
    老人層)がメディアを信じている限り、どうしようもない気もし
    ますが・・・・
    まあ、この人たちは自分が一番初めに犠牲者になることで気づく
    のだと思いますけど。

    こういう本を、もっと安く販売して、もっと多くの人が手に取る
    ような仕組みにして頂きたいものです。

  • 自由化の美辞麗句のもと、日本の文化、コミュニティを破壊しても何とも思わず、自分達の利権、儲けだけしか考えないグローバル企業、経団連。理念など皆無、今やりくりするだけで精一杯、アメリカ追従だけの民主党。政界・財界とも、人の上に立つ資質・器のない人が上に立っている。日本の指導者層の質の劣化に愕然とする。何でこうなった…
    このままいけば、民主党と経団連は、彷徨い続ける日本に止めを刺し、後世まで汚点として語り継がれることになりそうだ。

著者プロフィール

1953年8月31日生まれ。1975年、福岡大学在学中に初めて描いた漫画『東大一直線』が赤塚賞の最終候補で落選するが、雑誌に掲載され、大ヒットとなる。『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』『ゴーマニズム宣言』など話題作多数。
●主な著書
『新ゴーマニズム宣言10』(2001、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special 台湾論』(2000、小学館)、『新・ゴーマニズム宣言Special「個と公」論』(2000、幻冬舎)、『ゴーマニズム宣言9』(2000、幻冬舎)、『朝日新聞の正義』(共著、1999、小学館)、『自虐でやんす。』(1999、幻冬舎)、『国家と戦争』(共著、1999、飛鳥新社)、『子どもは待ってる! 親の出番』(共著、1999、黙出版)、『ゴーマニズム宣言 差別論スペシャル』(1998、幻冬舎)、『 知のハルマゲドン』(共著、1998、幻冬舎)、『ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論』(共著、径書房)、『教科書が教えかねない自虐』(共著、1997、ぶんか社)、『小林よしのりのゴーマンガ大事典』(1997、幻冬舎)、『小林よしのりの異常天才図鑑』(1997、幻冬舎)

「1997年 『ゴーマニスト大パーティー3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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