松下政経塾が日本をダメにした

著者 :
  • 幻冬舎
2.90
  • (0)
  • (1)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 49
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021426

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 8年前2012年の書。松下政経塾一期生で民主党最後の野田さんが、首相の頃。

    この頃が松下政経塾のピークだったのかなぁ、、、巻末に第29期生までの一覧が載ってるけど、いま政界で目を見張るほど活躍してる人は見当たらない。

    松下新党結成が、良かったのかも知れない。走りながら考える。足りない政策は、指摘されないと分からないから。

    最後に著者が述べている、「松下政経塾出身の促成栽培された未熟な政治家」。この言葉に尽きると思う。政治家に「なる」事が目的であって、真の国家感までは教えきれないのであろう。そうでなければ、卒塾生が自民党行ったり民主党行ったりする意味がわからない。

  • 八幡和郎 著「松下政経塾が日本をダメにした」、2012.2発行。タイトルに異議がw。確かに、松下政経塾出身の議員はパフォーマンスが上手だけれど軽い感じがします。でも、国民はしっかりしてるので、日本はダメにならないと思っています(^-^)。1979年に設立、募集。1980年に野田佳彦ら23人(907人が応募)が第1期生で入塾。今や、国会議員は二世、官僚、政経塾卒業生といった感じですね。でも、志はあれど政策に弱い、演説は上手だけど実行力に疑問、指導者の経験なし、出世至上主義とか弱点が。頑張って欲しいです!

  • 問題点や疑問点を具体的にあげてわかりやすいのですが、ではどうすれば改善されるのかをもっと聞きたかったです。

  • そもそも題材がくだらないので、本書も当然の如くつまらない。時間のムダ。

  • 政経塾の政治家は、やゆ安易に師の教えを引用する傾向。師の教えから学ぶべきは、志であり人間観、世界観であるべきだ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は150冊を超え、ベストセラー『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社新書)のほか、近著に『365日でわかる世界史』『365日でわかる日本史』(清談社Publico)、『日本の総理大臣大全 伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史』(プレジデント社)、『日本人のための日中韓興亡史』(さくら舎)、『歴史の定説100の嘘と誤解 世界と日本の常識に挑む』(扶桑社新書)、『令和日本史記 126代の天皇と日本人の歩み』(ワニブックス)、『誤解だらけの韓国史の真実』『誤解だらけの平和国家・日本』『誤解だらけの京都の真実』『誤解だらけの皇位継承の真実』『誤解だらけの沖縄と領土問題』(イースト新書)、『消えた都道府県名の謎』『消えた市区町村名の謎』『消えた江戸300藩の謎 明治維新まで残れなかった「ふるさとの城下町」』『消えた国家の謎』(イースト新書Q)など、日本史、西洋史、東洋史から政治、経済、文化など多方面でリベラル・アーツを重視する斬新な視点で話題となる。

「2022年 『家系図でわかる 日本の上流階級』 で使われていた紹介文から引用しています。」

八幡和郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×