僕らのご飯は明日で待ってる

著者 :
  • 幻冬舎
3.78
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本棚登録 : 2537
感想 : 407
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021709

感想・レビュー・書評

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  • 瀬尾さんらしい、ほのぼのとしたお話。

    主人公たちはちょっと癖があるのに、暗くならずにゆったりした感じで、すごく読みやすいです。
    ただほのぼのしてるだけじゃなくて、ちょっとだけどうなるのかなぁってハラハラさせられるところがあって、とっても面白かった☆

  • 本当に良かった本に、感想はあまり浮かばない。泣いたり笑ったり、この一冊でたくさんできる。今まで瀬尾作品No.1は図書館の神様だったんだけど、競るな。

  • 病み上がりだからか?言葉がすーっと落ちていく感じがとても心地よかった◎瀬尾さんの世界観が好き。

  • あっという間に読み終わった。
    相変わらず、爽やかな切り口。
    つき合い始めるのも別れるのも、かなり強引な「上村」も瀬尾さんにかかると全く嫌味がなく、サラッとした女の子になるのね。
    素直なえみりちゃんに少し同情した。

    伊坂作品と交互(というほどでもないけど)に読んでいるせいか、なんとなく会話の内容が似ている気がするのは気のせいか?

    • ねこにごはんさん
      伊坂作品は何と併読だったのでしょうか?(^-^)ちょっと気になりました。
      瀬尾作品は本当にいやされますよね。
      フォローありがとうございます。...
      伊坂作品は何と併読だったのでしょうか?(^-^)ちょっと気になりました。
      瀬尾作品は本当にいやされますよね。
      フォローありがとうございます。
      私からもフォローさせていただきますね。
      2013/01/17
    • 店主さん
      フォローありがとうございます。
      最近読んだ伊坂作品は「残り全部バケーション」でしたが、会話が似てる気がしたのでした。
      ボケにツッコミがないと...
      フォローありがとうございます。
      最近読んだ伊坂作品は「残り全部バケーション」でしたが、会話が似てる気がしたのでした。
      ボケにツッコミがないところ。
      というか、主人公が1人で突っ込むところかな。(笑)
      フォローありがとうございます。
      またhitujiさんの本棚のぞかせてくださいね。
      2013/01/17
  • 連作短編集。
    兄の死をきっかけに たそがれることで世間を遮断した葉山とずけずけと彼の心に割って入っていった女子 上村のお話。瀬尾さんらしいほっこりするお話で二人のやりとりが読んでいて楽しい。

  • 葉山くんことイエスと小春の高校生から大人になるまでの物語。二人とも自分を持っていて、ベタベタしない関係の中に苦しみや優しさがありました。ずいぶん前に読んで記憶が薄れてしまったけど、終盤の展開にびっくりしたのと(自分と重なり)、二人で寄り添って乗り越える姿が印象的でした。話としては恋愛ものなのでしょうが、瀬尾さんの本はいつも爽やかで温かく、感情を越えた先の二人の関係(生き方)を描いてくれているようで、好きです。

  • 2012.12.08 市立図書館

    おもしろかった。
    展開がよめない。ずれた感じがとても瀬尾さんっぽいと思った。

    決して軽い内容ではないんだけど、サクサク読めるし、感じるものがある。

  • 主人公がちょっと変わり者だけど、生きるってことに真っ直ぐなところがいい。
    ヒロインがまたいい。
    いろんな形の幸せがあるから、それを誰かと作っていければ、いい人生を生きたって言えるんじゃないかな?
    こうじゃなきゃって思い込みを外して、新しいカタチの幸せを作っていけばそれでいいんだ。

    • kuroayameさん
      以前、私も読んでいた作品でしたので、レビューを拝見させていただきとても嬉しかったです(^○^)。
      以前、私も読んでいた作品でしたので、レビューを拝見させていただきとても嬉しかったです(^○^)。
      2012/12/08
  • 「家族」や「死」や重いものがテーマで、かつ、とても素敵なキラキラした恋愛のお話。
    高校生の息子にも読ませたい本だな。

  • 久しぶりの瀬尾さん作品。
    どんな時でも希望を失わない作風は瀬尾さんらしいけれど、主人公のどちらにも感情移入ができなかった。

    身近な人の喪失だったり、再生だったり。
    テーマは重めなんだけれど、なんだかあっさりしてるなぁという印象。

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著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

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