僕らのご飯は明日で待ってる

著者 :
  • 幻冬舎
3.78
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本棚登録 : 2532
感想 : 406
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021709

感想・レビュー・書評

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  • タイトルを超えない話だった。

  • 主人公もヒロインもどうにも好きになれない、なんかイタイ かなり 相当…多分
    子供2人が子供のままくっついて一緒になったような…なんだろう、うーん 中学、高校生向けかな

  •  優秀なお兄さんが高校2年生で、夢も希望もあったのに亡くなってしまった葉山君。
    中学生の時はそのお兄さんが自分がいろいろ頑張ることで、病気が治るかもしれない、という望みをかけて頑張りすぎて、高校生活はたそがれ続けていた。
     そんな葉山君の中に、上村はどんどん入り込んできた。
    高校を卒業後働くつもりだった葉山君は、上村の「大学へ行きなさいよ。」の一言で、上村の短大と一番近い大学へ行く。
     そして、上村との交際が始まり、大学生活で様々な友達も増えて、たそがれは影をひそめていく。
     しかし、上村は両親がいなくて、祖父母に育てられ、その祖母から、結婚を止められて、すぐさま葉山君を諦めてしまう。
     一度は上村を諦めた葉山君だったけど、やっぱり上村の事を一番考えていることに気が付き、それを本人に伝えることが出来て、無事結婚できたのは嬉しかった。
     でも、家族がいなかった上村が家族を作る希望に燃えている中での、あまりにも悲しい現実には落ち込んだ。
     現実に子供を虐待したり、殺してしまう親がいるんだから、子供を心から欲しがっている夫婦には子供が生まれて欲しいと思わずにいられませんでした。

    • しのさん
      うわ~★2つ(;'∀')
      余り、満足できなかったんだね~。
      紹介してごめんなさいねって感じです。
      本当に望む人たちに子供が授からないっ...
      うわ~★2つ(;'∀')
      余り、満足できなかったんだね~。
      紹介してごめんなさいねって感じです。
      本当に望む人たちに子供が授からないってのは哀しかったね。
      でも、二人で生きてゆくって決めた姿良かったよね( *´艸`)
      2017/04/02
    • ロッキーさん
      二人の関係がどんどん深まっていく過程はとっても楽しんで読んでいました。
       ただ、自分自身が癌を体験していて、又子供を持てなかったという寂...
      二人の関係がどんどん深まっていく過程はとっても楽しんで読んでいました。
       ただ、自分自身が癌を体験していて、又子供を持てなかったという寂しさを強烈に味わって来ているので、その辛さを感じすぎてしまった結果の★2なので、気にしないでくださいね。 
       それが原因で別れてしまうカップルもいる中で、2人で前向きに生きて行こうという姿勢は良かったですo(^∀^*)o
       
      2017/04/07
  • Hey!Say!JUMPの中島裕翔くんが主演する映画の原作ということで、初めての瀬尾まいこ作品。

    タイトル「僕らのごはんは明日で待ってる」の意味が最後まで読んでもやっぱりしっくりこなかった。

    亮太と小春の高校最後の体育祭の米袋ジャンプの話やタイへ自分探しに言った話などはほのぼのとしていて読んでいて楽しかったが、結婚後小春に肉腫が見つかり子宮摘出手術を受けることになる展開ー恋愛ものにつきものなのかもしれないけど、二人の前に試練が。。。というのがお約束すぎて残念だった。

  • う~む。。。

    読後感が薄い。。。

  • 葉山亮太は何に対しても心が広いが、実際は他人に対して関心が無いだけ。趣味は“たそがれる”ことと自分探し。上村小春はから揚げが苦手だけど、ケンタッキーは好きで、アクエリアスよりもポカリが好き。自分をしっかり持っていて、決めた事は覆さない。でも、おばあちゃんの言葉は日本国憲法より重い。二人は高校の体育祭の競技“米袋ジャンプ”がきっかけで付き合うことになった。大学に行っても、“恋愛”と言って良いのか分からない淡々とした関係を続ける二人だが、一つだけ確かなことがある。それは互いを必要としている事。ところが二人の人生は思わぬ方向に進んでいく。

    優しい、柔らかいと言えば良いのかもしれないが、全体的に文章に安定感がないように感じられた。ふわふわと漂っているような感覚で落ち着けなかったが、若者が生や死を前にして答えを模索していると考えるとこのような浮遊感もありえるのかもしれないと思った。
    また話が途中で飛躍しすぎているのではないかと感じた。物語は葉山と上村が高校で出会うところから大学へと進むが、その後突然二人の結婚後の話になり、上村が重篤な病にかかるという展開になる。大学まではいろいろと思い悩みながらも、ほのぼのとした空気を醸し出す物語だったのに、いきなり結婚後の話になった上に、上村が命にかかわる病気になるという少しシリアスな展開に戸惑ってしまった。

  • 瀬尾まいこさんの作品は、ほんとうにさらさら読めてしまいます。
    終盤のあたりが納得いかなくて、なんだかもやもやが残る作品でした。

著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

瀬尾まいこの作品

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