人生で大切なことは雨が教えてくれた

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 151
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021938

感想・レビュー・書評

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  • 友人から手渡された推し本。
    大切なものを振り返らせてくれる。
    人生、いろんな日があっていい。
    もちろん雨の日も。
    数は多くないが、はさまれている写真も美しい。

  • だいぶ哲学的だった。再読が必要。でも、嫌いじゃない。一般受けはしないのだろうけど、嫌いじゃない。

  • 雨だからこそ落ち着く日もあるし、ピーカンお天気で眩し過ぎて落ち着かない日もある。自然を受け入れて心健やかに過ごせる時間を大切にしたいなあ。と、思いました。嫌われ者の雨に心を開こう。

  • 感傷的に、雨が好きになる方法がたくさん書かれています。
    「自分はこんな雨が好きなんだ」と客観的に分かるかもしれません。

  • 雨を憂鬱なものとして捉えるのではなく、ただただ眺めてみること。その音やにおいを感じること。そういえば昔は雨ってそんなに嫌いなものでもなかったけど、いつから鬱陶しいものになったのかな。

  • 雨についての考察。
    日本の雨の風景、雨についての文学、映画。
    それをこんなにやさしい感性で感じ取ることができるなんて。
    優しい雨の香りのようにうっとりしてしまった。

    雨は私たちが思ったより多くを与えてくれている。無条件に。

    この感想文の筆者は、これまで雨に色々な条件と要求し、それゆえに雨に不満があったのだろう。もうそんな下らない考えなど捨ててしまって、ありのままに雨と過ごしたい。

  • あまり名言集のようなものは好まない、のだけれど、本書は雨を扱った言葉を引用しながらも、そこからより内側に入っていくような記述が多くて、極端に言えば引用がなくても成立するのでしょう。科学的な話は皆無に近く、かなりメンタルな本。雨につきまとう陰のイメージはぬぐえなくとも、そこから幸福感や時間のイメージを膨らますことが出来る。
    折しも今朝は朝から霧雨が。雨から恍惚を引き出すのだ。それ故に、最終章だけがやけに具体的で違和感がある。広がった読み手のイメージの出口を閉じてしまったような。4章でやめてしまうのが、この本の趣旨にあうのではないかな。

  • 晴れている時にこそ、「雨の日の心の対策」を考えています。

    雨は憂鬱なものと感じることが多く、月曜日に朝から雨が降っていると、特に気持ちが落ち込み、仕事に出るのが嫌になります。
    仕方がないと割り切って考えることもできず、どうしたものかと思っている時に、こんな本を見つけました。

    特に、第1章及び第2章が、僕の考えの手助けとなってくれました。
    発想の転換の助けになります。

    おかげで、雨が、今までよりは好きになれそうです(そうはいっても、どしゃ降りは勘弁して欲しいですが)。

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著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社+α新書)、『シンプルだから、贅沢』(講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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