日本大沈没

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著者 : 藤巻健史
  • 幻冬舎 (2012年8月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022331

日本大沈没の感想・レビュー・書評

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  • 日本は社会主義国家と表現されていますが確かにそうかもしれないと感じてしまう。

    私だけ?

  • このところ急速な円安傾向が出ているが、著者がかねてから主張している状況が近づいているのだろうか。藤巻氏の主張は一貫している。必然的な円安による日本経済の再興だ。日本の財政状況は悪く、ハイパーインフレによる最悪な状況もあり得ると言うものだ。そのためには外貨資産を持つ必要があると以前から主張している。また、日本は1500兆円の個人資産が有るから財政破綻しないなどの(よく言われている)たわ言を明確に否定している。今はまだ円安(78円→93円)と株高(8,600円→11,200円)が続いているが、円安なのに株安となった時は十分に注意が必要だろう。

  • ・藤巻さんのモルガン時代のディーリング人生とはひたすら「耐えること」
    ・マーケットは人気投票的な動きをするので当初は多くの人間の考え方に流されやすくなる。
     しかし経済学的におかしな動きは時が経てば修正される。

    ・変動為替相場制は「景気の自動安定装置」という偉大なるメリットがある。ユーロ圏はその偉大なるメリットを放棄してしまった。

    ・日本国債の91.7%を日本人が保有しているということは外国人からみて日本国債に魅力がないとも言える。
    ・ゆうちょ銀行。社会主義の権化。個人金融資産の17%を預かる世界最大の銀行。預かったお金の8割は国債の購入に充てられている。

    ・日銀の量的緩和とは
    民間金融機関の日銀口座残高を増やすこと。
    そして金利のつかない日銀口座にお金を置いておくよりは貸し出した方が良いという考えを狙っている。

    ・消費税1%増税あたり2兆円の税収が増加すると考えてもよいかも
    ・REITとは投資家から集めたお金を複数の不動産(ビル、マンション、店舗、倉庫等)い投資し、賃料収入や売却時の値上がり益を投資家に分配する商品
    ・CNN Money
    ・金投資について、金は金利を生まない

    ・リーマンショックに対し、「レバレッジのかけ過ぎ」が問題という指摘をよく耳にしますが、危機の本質は少ないお金で大きすぎるリスクを背負ったことではない。流動性リスクの高い商品、すなわり「売りたいときに売れない」商品に深入りしすぎたせいだと思う。

  • 日本の財政状況が危機的状況にあるのは周知のことではありますが、それをより詳しく説明してくれています。そしていずれは財政破綻かハイパーインフレのいずれかになるということ(可能性としてはハイパーインフレの方が高いとのこと)、それに備えて保険として外貨(米ドル)での資産を持ちなさいということです。いわゆる資産運用として外貨で運用するという提案であるというのではなく、保険でというのがいかにも藤巻氏らしいです。これを読んでるとやはり自分も外貨資産の比率を増やさなくてはという気になります。

    一方日本に貧乏はいないということを年収をその根拠として議論を進めていますが、その国の物価が違ったら同じ収入でも全然違うのではないかという気がし、ここはちょっと違和感を感じるところです。この部分についてはお金持ちの方の発想だなー印象が拭えません。

  • 取材のない部分が多すぎます。
    藤巻さんの話は基本的には好きなのですが、本著だけは評価できません。

    国会議員になってどうするのか。
    ただ危機を煽るだけの人か。
    実際にポリシーあるのか。

  • ばらまき財政と日銀への過度の期待が日本をここまで堕落させた 消費税10%は「焼け石に水」 増税とハイパーインフレは「国家が国民から富を奪うこととなる 日本は世界柄見て非常識なほど再分配社会である 結果兵藤主義を続ければ、日本での新発明はゼロになる

  • 多分、テレビで著者を見て読んでみたいと思った本。約八ヶ月待ち。

    衝撃的な一冊でした。
    日本は破綻寸前である、と。
    分かっているつもりでも、ユーロ危機のニュースを見て、まだ他人事のように感じるけれど、日本は本当はそれどころではない現実を突きつけてくれます。
    日本という国は、社会主義国家であり、本当に貧しい人も少ないし、本当の金持ちもいない。
    そもそも、「貧困層」という定義も、日本国内の所得中央値から割り出す基準と、グローバルスタンダードの基準では違うので、どちらの物差しを使うかで、貧困層である人が貧困層でない人になることが多い、と。
    富者も貧者も、世界的視点にたつと、確かに、貧しいとか富んでいるのケタが違う。
    言葉の定義には、もっと気をつけたい。

  • 日本に貧困はない、とか、金持ちしか東大に行けないというのは詭弁だといった偏った見方に違和感。日本で貧乏なために餓死する人はいない、ってあるじゃん。格差はあっていいけれど、貧困はなくすべきである。日本の政策は確かにおかしいけれど、それと、貧困はないし若年層が就職できないのは個人の努力が足りないから、という説は別物。ある程度恵まれた状況で努力した人にありがちな論調。

  • 沈没なんて誰も望んではいませんが、可能性はゼロじゃない。
    どうするか?

    「ガラガラポン」のあとはよくなるばかりと藤巻さんは言うけれど・・・
    大混乱するだろうなー。

    不動産なんて買えないから、外貨でも勉強するか。

  • デフレが原因で円高と言う認識だったが、藤巻氏は円高が原因で安く輸入できるのでデフレになったと言っている。
    ではなぜ円高になったかと言うと本来海外の投資に向かうはずだった金が日本国内で眠っているから。
    世界最大の銀行であるゆうちょ銀行を筆頭に日本の銀行が国債を買っているためだと。他に年金、保険なども日本国債がメインの運用になっている。
    暴落しない間はただみたいな預金金利で集めた金を国債に回せば1%ほどは確実に儲かるので薄利であっても横並びで国債を買うのでしょうかね。
    この説が正しければチキンレースと同じで資金が逃げるときは一気に逃げるはず。あまり明るい予想ではないがむやみに大丈夫と言うよりはまともな予想だと思います。

    ハイパーインフレが起こるかどうかはわかりませんが、保険として外貨建て資産を買っておけと言うのがこの本にある資産防衛術です。
    絶対大丈夫と信じてる人は別にそんなことをする必要は無いが可能性があると思う人はやっておけばと、保険と書いてるのはそう言う意味でした。
    新興国よりもシェールガス革命のメリットを受けるアメリカの株を推しています。
    不動産については藤巻氏も借金をして保有しているらしいので、銀行への返済が続けられるのならば良いではないかと。
    ただ地震のリスクも有り外貨建て資産が優先で余裕が有ればと言うスタンスのようです。

    最後の方は日本は社会主義国で悪平等がひど過ぎ、活力をそいでいると言う話が延々と。
    しかしアマゾンレビューでは藤巻本は結構ぼろくそに書かれてますねえ。
    サブプライムローンの問題では相関の強いパッケージはリスクヘッジにならないと言うことがわかったはずなので、
    日本国債x銀行預金x日本株と言う組み合わせよりは外貨を組み合わせる方がリスクヘッジとしては妥当かなと思います。
    短期で円高、円安どちらに振れるのかはどうせだれにもわからないにしても。

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