会社で働く苦しみをなくすシンプル思考

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022621

感想・レビュー・書評

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  • 人を諫めて変えようとはせず、自分自身が変わることにより周りにも変化が起こる。 そのひとつはありがとうの感謝の言葉です。

  • かなり参考になった。色々な思想家?哲学者?などのエッセンスがドッサリと詰まっていると感じた。あとは実践できるかどうか…。それが難しい。

  • 著者の苦しみ三部作の最終回答らしいが、自分にも刺さる内容が盛り沢山。なんで、仕事を苦しく、辛く考えてしまうか再確認出来る。

  • 著者の本は初めて読むが、自身の経験を踏まえた説明で分かりやすい。
    相手を変えることは不可能、と言い切っていることが白眉。変えるべきは自分、と。
    (相手に気づきを与えることは可能だが、それも相手と信頼関係がある場合のみ、という。)

    会社で働く苦しみから逃れるには3つの方向性があり、それぞれについて詳述される構成。
    ①欲を減らす
     ・相手を変えようとしない
     ・「欲」を望みに変換する
    ②現実を肯定する
     ・その苦しみには意味がある
     ・自分と相手を肯定する
    ③ギャップを受け容れる

    人間関係における「作用・反作用の法則」(相手を否定すれば、相手からも否定される)は面白い。というか、気をつけたい。

    誰にもわからない「未来」を心配せず、また変えられない「過去」に囚われることもない。
    「今」だけに集中することが大切である。
    …身に染みる。。
    人間の心はシミュレーション装置であるため考えることをやめることはできないが、一度これをやろうと決めたら(未来をあーだこーだと心配せず)、一心不乱に行動すべきである…と思う。

    「それが正しいのか、間違っているのか」に意味はなく、そう「考えること」が大切だ。と著者は言っている。悪く言えば宗教であるが、確かにそうかもしれない。「人間は幸せになれない」なんて言っても詮無いもんね。

  • ビジネス
    自己啓発

  • 『会社で働く苦しみをなくすシンプル思考』とは
    1)「欲」を減らす
    2)「現実」を肯定する
    3)「ギャップ」を受け入れる
    という思考のこと。

    1)他人を変えることは出来ない。変えられるのは自分だけ。利己的な考えから利他的な考え方にシフトする。
    2)神様は同じ宿題を何度も出す。苦しみには意味がある。自分を好きになる。自分自身が一番のパートナーである。他人は自分が思うほど自分に興味がない。
    3)「受け入れられない自分」を受け入れる。悩んでいるだけで、人は尊い。失敗から学ぶことで成長がある。

  • 会社で働く苦しみをなくすシンプル思考
    小倉広氏

    ◆なぜ苦しいのか
    ・僕たちは自分の考えは正しいと信じて疑わない
    目標があると達成以外に欲が生まれ苦しみが生まれる

    ・ギャップを受け容れれば強くなる
    理想を求める欲と現実のギャップが苦しみを生む

    会社で働く苦しみから逃れる方向性
    1 欲を減らす
    2 現実を肯定
    3 ギャップを受け容れる

    ・もっとを求めず足りるを知る

    ◆相手を変えようとしない
    ・相手を変えようとすると恨みを買う
    部下指導は相手が喜ぶプレゼントではない

    ・助言を求められても助言してはいけない
    相手は承認を求めている

    ・それでも相手を変えたければ
    信頼ポイントを貯金
    相手を大切に
    自分に矢印
    誠実で

    ・相手に攻撃されたときは
    アサーティブに主張
    慈悲の心で相手を許す

    ・欲を望みに変換
    利己的な考えは苦しみを生む
    人は自分が利己的であることに気づかない

    ・過去未来ではなく今に集中
    今だけに集中を繰り返す

    日本一のマグロ漁師
    道具点検改良。沖に出ただけで満足
    そうやって一日の漁を終える 心の整え方

    ・我慢ではなく納得
    自分は自分の人生をコントロールできるようになったという自信につながる

    ◆その苦しみに意味がある
    現実肯定

    ・神様は同じ宿題を出し続ける
    自分と向き合い苦しみから抜け出す術が身につく

    ・苦しいことでも意味があれば頑張れる

    ・今いるメンバーがベストと信じる
    青い鳥を探してはいけない

    ・壁の手前にやりがいはない
    らくでやりがいのある仕事はない

    ・カチンときたとき心がかるくなる習慣
    相手を許して罪滅ぼし
    相手に許されたご恩返し
    受けたご恩は社会に返せばいい

    ・君が思うほど他人は君に関心がない
    噂話に目くじらたてるな
    相手の考えを変える必要はない

    ◆自分と相手を肯定 現実を肯定
    ・まず感謝してお願い
    正しいお参りの仕方

    ・批評の前に感謝すれば相手は変わる
    感謝してからお願いするという考えでこちらの心も豊かになり相手との関係もよくなっていく

    ・苦しいのは感謝が足りないから
    感謝に気づくと苦しさがなくなる

    ◆ギャップを受け容れる
    ・無理せず上手に諦める
    起きたことはすべて正しい

    諦めると
    明らめる 明らかにする 世の中のありのままに従う

    ・受け入れられない自分を受け入れる
    今ある姿は最善だと思う

  • No.739

  • 会社での嫌なこと思い出して苦悩ケース多く手に取りました。苦しむメカニズムとそれを払拭する考え方が述べられており歳は40超えましたが、初めて「楽になる考え方」に出会ったような気がします。仏教の教えも少し出てきて、これまで宗教の教えなど胡散臭いイメージ偏見が強かったのですが、「心を楽させる考え方」色々見直すきっかけを与えてもらいました。今年出会えてよかった本の1つになったと思います。

  • 悪くはないが内容が薄い

    流し読みで太字だけ拾えばいい感じ

    いきなり濃い内容の本を読むのがしんどい人向け

    自分で反省せずに文句ばかりで
    他人を責めてばかりの人は
    読んだらいいと思う

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著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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