これがメンタリズムです メンタリストになれる本

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022720

作品紹介・あらすじ

メンタリストDaiGo、テレビで話題騒然のあのパフォーマンスの裏側を大公開!「メンタリズムは超能力ではなく技術です」。なぜフォークが曲がる?心が読める?メンタリストDaiGoが自身で「仕掛け」を徹底解説。

感想・レビュー・書評

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  • メンタリストのDaiGoさんが好きなので読んでみました。
    まず、メンタリズムとは何かという章から始まる。
    フォーク曲げのパフォーマンスの説明と写真での解説から始まり、筋肉を読むことなどの説明が書かれている。
    次の章ではメンタリズムのパフォーマンスの紹介と解説。
    ラストはメンタリストになるための方法が書かれている。

    重要な言葉は短く一言で太字で書かれているため、わかりやすいよ。

  • 自分で「選んだ」つもりが、「選ばされている」。
    それがメンタリズム、なのだそう。
    TVでやっていたパフォーマンスも、
    複数の中から選ぶ1つを「当てて」いたのではなく、
    さりげないジェスチャーや言葉の暗示で「選ばせて」いたんだ。
    そういう「タネ」を教えてもらったとしても、
    誰でもあんな風にできるわけではない。
    DaiGoはやっぱりすごいと思う。

    あと、今まで気にしたことなかったけど、
    これから人と話すときは、
    「目の動き」「口元」「首から下の姿勢、しぐさ」を
    観察してみようかな。なんだかおもしろそう。
    「口先の言葉」よりも、ついつい本音・真実が表れてしまうらしい。

  • 読みやすい。メンタリストになれるかはさておきメンタリズムの裏側について書かれている。手品の種明かしと同じで、知らない方が良かったと思う気持ちともっと知りたいと思う気持ちが同居した。メンタリズムを純粋に楽しみたいなら読まないことをオススメする。

  • チェック項目13箇所。筋肉というのは実はとても正直な動きをする、物をもっているときと持っていないとき、そして、何かを意識しているとき、していないとき、それは微妙だが確実に筋肉に動きが生じるのだ。気を散らされたりプレッシャーを与えられたりすると、人の心は逃げたくなる、逃げる先は、自分が最初に「これ」と決めたイヤホンであることが多い、つまり、初心に意識を戻すことが多いのです。人間の筋肉と脳は、神経によって密接に結び付いている、だから人間が頭で考えたことは、必ず筋肉の反応に出るし、逆に体を動かすことによって、脳に特別なイメージを与えることもできる。誰の私物なのか当てるパフォーマンスの場合、参加してもらう人全員に「いいえ」と答えてもらうとき、声の高低よりもわかりやすいのは、「いいえ」を言うときの「態度」なのである。男性の場合は、意外と小心者が多いようで、「いいえ」と言った瞬間、わかりやすく目線をそらしてしまうことが多い、一方で、女性の場合は「いいえ」と言いながら、目を見開いたり、わざと目線をそらさないで勝負をしてくる、嘘にまつわる人間の反応というのは、つくづく興味深いものだ。目線が流れない人、もしくは下を向いてしまう人は、”バレないようにしなきゃいけない”自分のことで精いっぱいになっている可能性があるので、嘘をついている場合が多いというわけだ。人間は「当たるはずがない」と思うと同時に、心のどこかで「当ててほしい」と思っていると僕は考えている、または、「当たるはずがない」と思っている自分が「当てられた」ということに、ものすごく意味を覚えるものなのである。目を開き、口を開き、耳を開放し、同様に心を開いて情報を自分の中に取り込もうとする、その”心が開いている”ときこそ、人が何かを信じやすく、説得されているとき。「観察」とぴうのあh、単に相手の姿かたち、行動を「見る」のではない、目線、口の開き方、体の向き、姿勢、つま先の位置などを細かく観察し、さらに踏み込むなら、その人の言葉、動作、こちらが発した言葉や行動に相手がどう反応するかという「能動的な観察」も含まれる。そもそも人類は、相手の意思を読み取ったり、自分の意思を伝えることに地球上で最も長けている生き物だ。人間は知られることは不安だけれど、知られたい、興味をもってもらいたい、認めてもらいたいという欲求を持った生き物なのだ。マジックがいけないわけでは断じてない、マジシャンという肩書きが嫌なのでは決してない、ただ僕らは、メンタリズムという新たな分野を切り開きたかっただけなのだ。「批判されることで理論は洗練される。否定も受け入れ、利用すること」。

  • この本を「なぜ疑似科学を信じるのか」の本の次に読んだので、DAIGOさんの言わんとする「科学」的なモノのあり様がわかったけれど、たぶんこの本から先に読んでいたら、なかなか素直には読めていなかったと思う・・・みんな「自分の見たいものしか見えて無い」と思うから
    それと、気になったのはDAIGOさんはあっけらかんと人の心の誘導について書いていたけれど、これって今流行りのオレオレ詐欺や催眠商法などに応用されている手口と同じモノですよね・・・そういう観点から読むととても怖い世の中になってきているなと、背筋が寒くなりました

  • 情熱と継続の賜物ですね。これからTVの前で、目を皿にして観て見ます。

  • 流行っているDaigoさんのタレント本で、チョットネタばらしがあるのかなと言って読み始めた。ネタばらし自体は、予想通りこれで真似できるというにはほど遠くこんな感じでしょうと言ったレベルだが、マジックとメンタリズムとの違い、これについての著者のこだわりが、よく伝わる本だった。
    人の反応、筋肉の動き、それを考えながら、会話して行く、そして暗示をかけて、自分で決めたと相手に思わせながら、誘導して行くといったところはなるほどそうかもしれないと思わされた。
    また、テレビに出だした頃、なかなかメンタリズムを伝えられず、困っていたが、ある時一行での説明「科学とロジックで超常現象を再現する。それがメンタリズムです。」と決め台詞が決まると説明できるようになった。ダラダラ話すだけでなく、短い言葉で記憶に残す、そして理解させることが大事と言ったくだりがなかなか面白かった。

  • 2章にものすごくいいことが書いてある
    もう一度しっかり読みたい。

  • 図書館にて。
    メンタリズムは努力と観察の上にできていたんだなと思った。
    他人との会話に気を使うだけでも大変なのに、ノウハウを知ったところでメンタリストにはとてもなれそうにない。

  •  なるほどと面白く読めた。

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著者プロフィール

英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとしてTV番組に出演。その後、活動をビジネスやアカデミックな方向へ転換、企業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家として活動。著書は累計400万部。ビジネスや健康法、恋愛や子育てまで幅広いジャンルで人間心理をテーマにし、YouTubeや独自配信アプリ【Dラボ】にて動画配信を精力的に行っている。趣味は1日10~20冊程度の読書、猫と遊ぶこと、筋トレ。

「2024年 『ダークメンター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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