父のひと粒、太陽のギフト

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 48
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344022768

作品紹介・あらすじ

ニートの末、姉から仕送りを止められ、紹介された会社でインターンとして働くことになった小山大地(30歳)。そこは、農業界に名をとどろかせる若き天才・水倉陽太が経営する農業会社だった。実家の家業でもあった農業を、初めはかろんじていた大地。だが黙々と新種の改良に打ち込み、作業をこなす水倉の姿を目の当たりにし、次第に働くことの意味、農業の面白さを見出していく。そんなある日、水倉の死体が畑で発見された。大地は、水倉のひとり息子とともに、死の真相を探ろうとするが…。

感想・レビュー・書評

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  • 無農薬農業とTPP問題に視点を置く死亡事故の本格推理小説。
    探偵が被害者の中学一年生の息子。取材から組み立てた物語展開に安定感が有る。サクセスストーリー展開にも成っているので、青春ミステリーとも言える。
    謎解き要素は甘いので、人情話として読むのが妥当かも!

  • 中学生のための夏休み課題図書。子供が主人公だから?優秀賞。

  • 農業というビジネスがこれからの期待なのだと感じさせた。農業従事者に読んでもらいたい。

  • すごく良い イチゴと米

  • ニートが就職した農業会社の天才社長が死んで…。ミステリとしてはまぁまぁなんですけど、成長物語としては安直すぎて物足りません。

  • 30歳ニートがインターンシップで、農場で働き始めた。
    ストーリーもタイムリーな感じでおもしろいけど、彼の変容もなかなか。
    複雑な日本の農業。

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著者プロフィール

1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。『雪冤』で第29回横溝正史ミステリ大賞、及びテレビ東京賞をW受賞。ほかの著作に、『罪火』『確信犯』『共同正犯』『獄の棘』など。

「2023年 『正義の天秤 毒樹の果実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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