- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344022911
作品紹介・あらすじ
注目文才が編み出し、新進気鋭の書道家が描く、奇想天外の新・四字熟語。
感想・レビュー・書評
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文章を読むのは好きだが、
それは、好ましい文章に限って、の事だ。
必要にかられて目を通さねばならない書類、
情報を得る目的のみで読む文章などの場合、
願わくば、
『簡潔』が望ましい。
四字熟語はその点、
『簡潔』を極めた文章、ともいえるのではないだろうか。
人は人に思いを伝えたがる生来があるので、
四字熟語、
たくさんあれば、もっと人とのコミュニケーションが円滑に…なるかも?
又吉直樹さんが考案した四字熟語と、
書道家 田中象雨さんによる書のコラボ集。
辞典の様にたっぷりとした厚みある本のなかに、
笑える、なるほど、それは無い、とたっぷり楽しめる造語多数収録。
『絶命読書』
これが言いたいが為に、この辞書創ろうと、思い立ったんじゃないか?と、
思えたほど、
又吉さんの、本に対する愛情をひしひしと感じた。
おまけ。
面白いな、と思ったので、自分も考えてみました。
>書易口難(しょへきこうなん)
書く時は容易く用いることが多い。
が、
話すときは滅多に使用されない言葉。
(結局、弱いものって、強い者に敵わないんだよね~。
とは言うが、
『弱肉強食』だよね~、とは言わない。
四字熟語は、書く場合に用いるもの??)
>抜語正知
(ぬきごせいち)
いくつかの単語を隠すことによって、
正確な熟語を覚えてもらおうとする試み。
〇肉〇食にはいる言葉とは何か?とか。 -
前々から気にはなっていたのですが、、先日参加した西荻窪にて、
一箱古本市の会場でサイン本を見つけてゲット。
様々な字体で表現された新しい四字熟語、とのことですが、、
その達筆さとどこか厭世的でもある熟語が、不思議な味わいでした。
思わず声に出して笑ったのが、「恋文炎上」。
あるあると思いながら、古傷を抉られるような感覚も共に。
しばし魅入ってしまったのは、「絶命読書」。
「自分は本を読みながら一度絶命するのだ」、とはなるほどと。
又吉さん、本当に「本」と「読書」がお好きなんだなぁ、、とあらためて。
またお会いする機会があれば、今度こそサインをお願い、できるといいな、なんて。 -
爆笑しなくてもジワジワくる笑いが又吉さんの魅力。
あとがきまで…面白かった。 -
図書館
予約中 -
読了。
あるある、という新しい四字熟語。
『懲役二秒』や『月光心猿』などがお気に入り。
というか、お気に入りが多過ぎた。
中には解説がないと「はぁ?」というものもあったが読むとなるほどと。
田中象雨氏の書も素晴らしかった。
(170203) -
私の笑いのツボは、少しずれてしまっているのかもしれない。
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創作四字熟語と言えば所ジョージ氏のが昔あったけど、
解説が又吉氏らしい。
にやにやしながらあっという間に読める本。
書を愛でるだけでも楽しい。 -
このセンスが大好きだ
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おはよーございます(^O^)
いつも沢山のコメントとお気に入りポチ
ありがとうございます!
ちょっと体調を崩してしまい
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おはよーございます(^O^)
いつも沢山のコメントとお気に入りポチ
ありがとうございます!
ちょっと体調を崩してしまい
返事が遅れてしまいました(汗)(>_<)
MOTOさんはいかがお過ごしですか?
しかし面白い企画本ですね〜(笑)
(またそういう臭覚が優れているのか、MOTOさんの本棚に来ると
どれも面白そうで自分のツボだし、その本選びの感性に惚れ惚れしちゃいます!
本を読む時って、なんか基準があって選ばれてるんですか?)
しかし若い人が読むと
そのまんま覚えてしまって、
テストなんかで
うっかり書いちゃいそうですよね(笑)
(まぁそうなると、それだけ又吉くんの作った四字熟語の出来がいい証拠やし、粋な先生なら△ぐらい付けてくれそうやけど笑)
しかし又吉くんって
ホンマに文学や言葉が好きなんやろなぁ〜(笑)
あまのじゃくなので
今まであえて敬遠してたけど、
近いうちに一度
彼の本も
読んでみるかな(^_^)v
ここんとこ、寒暖の差が激しいですね。
体調を崩しやすい季節なので、ほんと、ご無理なさらないで下さいね。
も~、返事のこと...
ここんとこ、寒暖の差が激しいですね。
体調を崩しやすい季節なので、ほんと、ご無理なさらないで下さいね。
も~、返事のことなど、まるっと気にされなくてもOKですから♪
あれは、そうですね。
心に沁みるいいレビューを読ませて頂いた、置き土産、とでも思っていただければ。ハイ。^^♪
又吉さんの、
セリフで良く耳に残る言葉があるのですが、
「ほんと、本が好きすぎて・・・。」って、いうヤツ。
又吉さんの書かれたモノを読んでいると、
その熱い気持が満遍なく伝わってくるから、
なんだか気持ちイイんですよ♪
円軌道の外さんも彼の著書に触れる機会があったら、
(あっ、この事か~♪)と、是非ご体感下さい。
きっと、わかる、と思います。^^♪