「もっと話したい! 」と思われる人の44のルール

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 92
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023123

感想・レビュー・書評

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  • 前に読んだ本が良かったのでもう一冊。こちらは会話をスムーズに行い、話しやすい相手であるためのポイントを44個にわたって書いている。平たく言うと「空気を読む」ということでもあるが、会話の相手や周りの人が不快にならず、より話したくなるような場を作ること。

    書いてある内容として未知のものがあるかと言えばそうではない。新しい知識を何か獲得したという読後感はないのだが、何も残らないわけではない。Know-whatではないがKnow-howであることか。例えば、自分が面白い話と他人のそれは違う(p.58,64)ことは、それは当たり前だと誰もが言いそうな内容だ。真正面から書かれていることを読むことによって改めて自戒する効果を持っている。他には、話の共通点ばかり探るのは自分の話をしたがっているだけ(p.83)という辺りも身につまされるものだし、「でも」と文を否定的に続けるよりは「ただ」と続ける(p.205)ことも評論家気質の自分には痛感されるもの。

    自分の怒りは無くせるかどうかではなく、客観化できるかどうかが重要だという指摘(p.20)や、相手を会話に巻き込む簡単な5つの方法(相手の名前を会話に混ぜる、相手が答えて気持ちよい質問をする、相手の話した内容を引用する、自分が何について話しているかを繰り返す、相手の経験を聞き出す)(p.43-46)も目にとまる。

  • 営業職の人に勧めたい本。

  • 怒りやイライラをゼロにしようと思うな
    いつのまにか相手の心を巻き込む魔法の話し方
    「言葉分析」で一日を振り返る習慣を作る
    ストレスのない対人関係はありえない(手付きの話)
    「。」に気をつければあなたの話は飽きられない

    上記の5つの項目は新しい発見があり、勉強になりました!

    相手への思いやりと感謝を持つこと。それを、言葉だけでなく表情や体全体で伝えること、を意識していきたい。

  • 相手の時間を使っていることを忘れない
    よかったね→おめでとう
    会話の中で、相手の名前を何度も呼んで覚える
    相手のミス→理由を受け止めて、話す場を与え
    自分の話→わかりやすく、短く
    話の話題→✖︎思い出、共通点 ◉知らない世界に興味をもつ
    説明する→資料がおわったら、「私に注目して」
    ネガティブな言葉、表情は出さない。出そうになったら、目をつぶって落ち着ける。
    嬉しい気持ちは、オーバーなくらい伝えて丁度いい
    ミスをした→謝罪+提案
    話し方→小さな「つ」は使わない
    コメントに困ったら→「こだわりがありそうね」

  • 44は多すぎる。。。

  • こういう本を読みたい人のための本。
    読んでもいいと思うが特に感想はない。

  • 他人から「もっと話をしたい」と思われるような人になりたいというのは、だれでも持っている願望だと思う。
    そうなるための5つのコツをあげている。
    ・ポジティブな言動をとる
    ・反応が良い
    ・感謝心がある
    ・話が分かりやすい
    ・真剣に話を聞いてくれる。

    この5つの中では、話が分かりやすいという項目が一番自信がない。
    自分の弱みが分かったので、伝えたいことが簡潔にわかりやすく伝えられるように意識して、発言したいと思う。

    参考になった言葉
    自分が話すというよりも、相手が中心となるよう気分よく話す場面を譲る。
    注意は、あくまでも注意であって相手の尊厳を無視し言い訳も聞かずに責め立てるような態度をとる必要はない。「事情があったかもしれないけど」「考えがあったにしても」などを加えてから注意することで、相手も落ち着いて注意を聞ける環境をつくる。

  • 人の前で話すこと、また相手の興味のある話をするということについて改めて考えさせられた一冊です。
    「自分が話す」ことよりも、「相手」が中心となるような余裕が必要だという点には、その奥深さを感じました。
    44のルールを全部実行するのは難しそうですが…まずは「使いたい言葉」リストを参考に、私も人との会話を楽しんでいきたいと思います。

  • 相手に不快感を与えない事、思いやりをもって接すべし、という事が一貫して書かれている。ネガティブな単語を出すのは避けて前向きな表現や言い方に変える、自分の話したい事では無く相手が口に出したい事を引き出す工夫をする、などなど。接客業に携わる人にもタメになる内容(自分には耳の痛くなる話も)が多かった。

  • 引き算のルールが多いと思った。
    余計なことは言わないとかアドバイスは求められてからとか。
    読んでいると、自分がどれだけ出しゃばりな話し方していたかに気付かされる。
    無意識でも、相手にとっては不快に感じていたかもな・・・という戒めになる。
    まずは自分を客観的に見る余裕を持つことから始めてみようと思う。
    吉原さんの他の本も読んでみたい。

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著者プロフィール

1976年生まれ。埼玉県出身。イメージコンサルタント。日本行動分析学会会員。短大卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)で客室乗務員として勤務。その後、証券会社や人材コンサルティング会社を経てプレゼンテーションやコミュニケーションを専門とするコンサルタントとして2002年にDC&ICを設立。「体感して学ぶ」というオリジナルのメソッドでビジネスパーソンや企業向け研修や講演活動を実施。現在は早稲田大学人間科学部(通信教育課程)3年に在籍し、人間の認知や学習、行動やコミュニケーションのスタイルを学び、研究している。

「2022年 『チャンスも幸せも手に入れている人の やわらかい「品」の見せ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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