東京バビロン

著者 :
  • 幻冬舎
2.46
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  • (10)
本棚登録 : 129
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023956

作品紹介・あらすじ

誰もが羨望の眼差しを向ける桁違いの美貌とスタイルを誇る福山音菜は、テレビや雑誌でその姿を目にしない日はなく、年収が億を超える人気絶頂のカリスマモデル。スタッフを虫けらのように扱い、同僚を脇役と見下し、恋人を付き人同然と考えていた。だが、"旬"は長くは続かず、トップの座も、そして恋人までも、後輩モデルに奪われてしまう。音菜は屈辱と憤激にかられ、復讐にのり出すのだが…。憎しみ、怒り、呪いに支配されれば、そこはもう無間地獄。暗黒ミステリーの最高到達点。

感想・レビュー・書評

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  • こんな人いる?
    ここまで自尊心が高くて傲慢で
    人を見下している二十歳そこそこの女の子いる?
    この本は精神が壊れていった話ではなく、
    精神が壊れている人の話だな。

    内容は、ずっと同じ。
    とにかく人を馬鹿にする話。
    どこかにひねりがあるのかと思って読んだけど、
    最後までなかった。
    ラストもとってつけたような終わり方で。。。。
    読みやすいのに、中身が‥。勿体ないな。

  • ひぇー、女の世界って恐ろしい。
    モデルなど他人から注目される仕事ならなおさらか!?
    自分での、他人からも美しいと言われ続けている人はこんな考え何のかもしれないね〜。
    あー、平凡で良かった。
    人と比べるということも時には必要なのかもしれないけれど、いつもそればっかりじゃ疲れるよ。
    自分自身の中で努力すれば報われたのに。

  • サラサラっと。
    良くも悪くも引っかからない。
    暇つぶしにはいいかな。

  • 立ち読みで読んじゃった。15分くらいで読めるんじゃないか。暇つぶし、消費するストーリー。

  • むむむ。漫画を読むみたいに短時間で一気読み
    。話の盛り上がりは全く無く只々憎悪に駆られている女性の話。

  • 音菜は日本一のトップモデル。プロダクションの社長、ファッション誌の編集長、男性俳優や取巻き達に常に囲まれ、女王のように振舞う生活だ。そしてミュージシャン志望のフリーター秀と同棲している。その彼はさながら下僕の様な扱いだ。しかし後輩モデルのレイミがのし上がってきて、かつて自分がしたようにトップモデルの地位が危うくなってくる。徐々に精神を病んでくる音菜。生活は加速的に荒れて破綻していく。完全に一人ぼっちとなった音菜と対照的になる秀。遂に音菜は秀に究極的な愛情表現をする。著者お得意の異常な恋愛小説である。

  • トップモデルがその座を後輩に奪われそうになり、壊れていく話。
    ありがちな展開だがラストはそれなりに衝撃。
    (図書館)

  • 怖い。
    もう少し何か展開があるかと思ってたけど・・・救いようのない憎しみだけで終わってしまった。

  • ありがちな内容かな、、、

  • 途中から飽きたがズルズルと読んでしまう。ラストは予想通り。

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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