ケンカ 白熱教室! 放射能はどこまで安全か?

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024199

感想・レビュー・書評

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  •  結局こういう問題は決着がつきにくい訳で
     周囲がワーワー言っても何ら解決の糸口はつかめないだからといって正しいデーターを出すことも今になってはほとんど揚げ足とられるだけで何ら進展は見られないだろう。

     すなわち、一人一人がすべて自分の判断で行動することしか今現在できないしそれがベスト。自分で決めたら他者は絶対責めるべからず。肝に銘じたい。

     広島、長崎の原子力爆弾と原子力発電所をイコールとする愚

     1ミリシーベルトに固視し本来の被ばく限度を柔軟に変動できない愚

     子供ががんで将来死ぬという本当か嘘かわからない根拠で脅す愚

     

  • 放射能について両論併記してある本が欲しいと思っていたので購入。結局放射性物質についての危険性ははっきりとはわからないと言うのが結論か。大量に浴びれば危険だが、低線量ならばはっきりしたことがわからない放射性物質について、個々人が自分の判断できめなさいということだろう。

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著者プロフィール

元京都大学原子炉実験所助教。工学修士。
第2次世界大戦が終わった4年後の1949(昭和24)年8月、東京の下町・台東区上野で生まれる。中学生のとき地質学に興味をもち、高校3年までの6年間、ひたすら山や野原で岩石採集に没頭する。68年、未来のエネルギーを担うと信じた原子力の平和利用を夢見て東北大学工学部原子核工学科に入学。しかし原子力について専門的に学べば学ぶほど、原子力発電に潜む破滅的危険性こそが人間にとっての脅威であることに気づき、70年に考え方を180度転換。それから40年以上にわたり、原発をなくすための研究と運動を続ける。2015年3月に京都大学を定年退職。現在は長野県松本市に暮らす。著書に『隠される原子力・核の真実─原子力の専門家が原発に反対するわけ』(2011年11月/創史社)、『原発のウソ』(2012年12月/扶桑社新書)、『100年後の人々へ』(2014年2月/集英社新書)ほか多数。

「2019年 『フクシマ事故と東京オリンピック【7ヵ国語対応】 The disaster in Fukushima and the 2020 Tokyo Olympics』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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