愛ふたたび

著者 :
  • 幻冬舎
2.24
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本棚登録 : 130
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024212

作品紹介・あらすじ

愛妻の死を契機に、第二の人生を楽しむ決心をした整形外科医の「気楽堂」こと、国分隆一郎、73歳。突然襲われた、回復しようのない性的不能-。絶望と孤独のどん底に突き落とされた彼の前に、亡き妻の面影をしのばせる女性が患者として現れる。シニア世代の恋愛観、人生観が一変する渡辺文学の到達点。

感想・レビュー・書評

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  • 淳一先生の遺作がこれって、キューブリックの遺作が「アイズワイドシャット」だったのを思い出すなあ。
    この執念、このかわいげ、草食男子に分けてやってくれ。

    星は作家リスペクト分。小説としてはEDと、「挿入なしで女性を満足させるには」のウンチク中心で、ウヘァ……って感じ。
    でもやっぱり、なんかかわいげがあるんですよね、淳一先生の書く恋狂いの男性は。

  • 男目線で書かれた女の人への本能的な気持ち。

  • 山陰中央新報で読む。読者からの不評が相次いだに違いなく、連載小説はこだま欄の下段が定位置 だったのに、この連載の途中から日々なるべく読まれないページを模索して掲載されていたのが笑えた。

  • まだ自分には先の話のようだが、男女関係の奥深い部分は理解出来た。

  • 途中で断念。老いらくの恋の話かと思ったら延々EDのことが書かれてて読み進めるのはムリでした。

  • 新聞連載が突然休止に!とか、あの渡辺淳一が禁断の老いらくの恋を描いた!とか話題になったのを覚えています。
    んー~_~;どこが?ハウツー本か?しかも超古いハウツー(苦笑)星なんか付けれませんよ。

  • がっかりもいいとこ。
    淳一先生はもう恋愛小説は書けないの?

    「不能」か「可能」か、なんてどうでもいい。
    大人の、老年の恋愛小説を読みたい。

    出てくる女性も、オトコ好みの女性ばっかり。

    あー、がっかり。

  • これは小説じゃない… でしょう

  • 渡辺淳一最後の作品
    単なるエロ小説

  • なんか知らんが貰った。
    渡辺氏の作品は評伝と医療系しか読んだことがないのでドキドキ…(何

    追悼・渡辺淳一。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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