ドS刑事 三つ子の魂百まで殺人事件

著者 :
  • 幻冬舎
3.51
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  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 371
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024366

作品紹介・あらすじ

東京・立川で無数のスイーツに囲まれた死体が見つかる。被害者は無理やり大量のケーキを食べさせられて胃が破裂していた。捜査一課第三係の「姫様」こと黒井マヤは、"この事件と同じくらい殺人現場がエレガント"な、浜松の電気椅子殺人事件を洗い直す。すると捜査が進むにつれて、マヤの心の奥底に眠っていた中学時代の「ある記憶」が少しずつ呼び起こされ-。「ドS」の意外なルーツが明かされる、シリーズ最新作!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。
    現在の事件と過去の出来事と。
    ふたつの時代を交互に展開し、最後はひとつの結末へ。
    マヤの過去の誘拐事件。死別した親友。
    今のルーツが垣間見えたかな。
    様々な猟奇的殺人のつながりも最後に繋がって。
    今回は結構面白かった。
    浜田さんの扱いが今作もやべぇ。

  • ドS刑事シリーズの3作目。
    相変わらず構成が上手いから、一気に読まずにはいられない1冊。グロいくせにギャグ満載で、だんだん東川篤哉っぽくなってきた感が。
    ただ、本筋に関係ないような細かいところでいくつも突っ込み所が。編集さん、ちゃんと校正してるのかな?例えば、殺人現場の『天井は5mくらい、面積は十二、三畳ほど』の元楽器倉庫って、なんかバランス悪くない?

  • いつもの事だけれど、殺され方酷い…。
    真面目に想像すると生活に支障が出そうなのでその辺はサラッと読み流す様にしてるんですが。
    でも事件としての面白さは今ひとつ。

    現在と過去が交互に少しずつ語られる構成だけれど、メインは圧倒的に過去。
    マヤにまさかこんな過去があったとは。
    子供の頃から猟奇趣味って訳じゃなかったのね。

  • 3.0 シリーズ故の安定感。まずまず楽しめました。謎ディみたいに映像化も有りかも。でもグロい場面をどうするか難しいかな。

  • シリーズ3作目。
    こんなにグロなシリーズだったかなと思うほどに久しぶりに読んだ。
    ドS刑事 黒井マヤの中学時代と現在の事件が並行して描かれる構成、面白かった。
    (図書館)

  • くっそう、ツッコミ処満載なのに、3巻目まで一気読みしちまったじゃないか(笑)
    そして4巻目も図書館に予約中だよっ。

  • ギリギリ我慢できるグロさ(;´д`)マヤがドSに目覚めた中学時代と現在が交互に書かれていて、どう繋がっていくのかドキドキした(゜゜;)マヤのお父様が登場!マヤの性格はお父様似かも?頑張れ代官様(^o^;)

  • 意外にもマヤの中学生時代の話が出てきて、現在のグロで猟奇的な趣味がいかにして形成されたのかという話。
    こんな事件があったにもかかわらず警察官にさせたマヤのお父上は、相当マヤに甘い。そりゃもう中学生のマヤに歯科ユニットを買い与えるくらい甘い。
    そんなお父上が今作登場。
    何であの顔のマヤが生まれたの?お母上は相当美人なの?
    事件はともかく、代官様がマヤから逃げられるのか、そちらの方が興味津々。父上の攻撃を見事かわすことができるのか、心配になります。

  • ドS刑事第3弾。マヤの過去が明らかに。段々マヤがかわいくなってきている気がする。

  • お代官様がマヤとの結婚にさらに追い詰められている。

    推理も気になるけど、お代官様がどうなってしまうのかもっと気になる。

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著者プロフィール

1969年、静岡県生まれ。第8回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉として『死亡フラグが立ちました! 』(宝島社)で2010年デビュー。
他の著書に「ドS刑事」シリーズ(幻冬舎)、「山手線探偵」シリーズ(ポプラ社)、「バリ3探偵 圏内ちゃん」シリーズ(新潮社)など多数。

「2023年 『全裸刑事チャーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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