人生って、大人になってからがやたら長い (単行本)

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 116
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024724

作品紹介・あらすじ

大人になってからの人生って、実は結構イベントが多い。結婚したり、子どもが生まれたり、家族のために生命保険に入ったり、マイホームを購入したり。一方で、仕事に行き詰まったり、体力の衰えを痛感したり、親の老後に備えてみたり。大変なことばかりだけど、そのぶん、大人だからこそ味わえる充実と感慨がある-。果てしなく長いように思える「大人になってからの人生」の苦労と喜びを、時にユーモラスに、時にセンチメンタルに描くコミックエッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルのとおり、「人生は大人になってからがやたら長い」という事実について考えさせてくれる本。

    子供のときは大人をすごい存在と思っていたが、自分がその年齢に達してみるとそれほど大した存在ではないと思い知らされる。
    歳をとってもなかなか思うようには成長できていないが、それでも自分のことを肯定してあげることが大切。

  • きたみりゅうじさんの2013年のコミックエッセイです。題名を見たときには、大人は大変だよという本かなと思いましたが、実際はとても救われる内容でした。きたみさんの誠実なお人柄も感じられます。

  • 図書館でたまたま目にして借りた本。以前読んだSE業あるある本よりもぐっとくる内容。ある程度キャリアを積んだときにこれまでの人生とこれからの人生を考えるタイミングが来るものなのかもしれない。本書でも触れられているけれど、自分の年齢が上がると周り(親や子ども)も同じように年齢が上がるわけで、それは状況は変わりますね。親が子どもに示せることは、楽しんでいる姿を見せることだという考え方は、森博嗣氏と似ている。

  • 30歳フリーランス。共感できる道のりが多く、読んで楽になりました。きたみさんの本、他も読んでみたいです。

  • 著者が社会に出てから起こった出来事を振り返って書かれている。
    生きていくにあたって仕事も家庭も本音も建前も色々と思う事があると思います。それをどう考えて過ごしてきたかということが書かれており、今後自分自身が生きていくうえでどのようなことを為していきたいか考えさせられる内容だった。
    きたみさんの本は今まで二冊しか読んだことないが、とても読みやすく、気付きもあるため揃えたくなる。

  • 作者はこの本を書き始めたときに38歳だという
    そろそろ人生の折り返し地点
    転職も経験して、現在はフリーで活躍している
    がむしゃらに10年くらい頑張れば、なんとかものになってくるという話

  • 四十路を迎えた著者が、抱いていた大人と現実のギャップに悩みながらも進んでいく様が、同世代の自分と重なってかなりウルウルしながら読みました。
    心にぐぐっときた度では、今年一番かも。
    自分はまだまだ大人になりきれていないと悩んでいるアラサー、アラフォー世代にお勧め。

  • きたみりゅうじさんの書き下ろしマンガエッセイ。大人ってもっと大人だと思ってたのに大人になってみたら大人じゃなかったと私自身思っているので30歳代の迷える子羊はこれ読むと、何か付き物が取れるかもしれません。
    転職してみたいけど踏ん切れないとか言ってるそこのキミ。読めw
    理想の父親像とか家族像がさっぱり分からないまま家族を持ってしまった私としても、実に共感出来るエピソードがありました。
    おすすめです。

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著者プロフィール

きたみりゅうじ
もとはコンピュータプログラマ。本職のかたわらホームページで4コマまんがの連載などを行う。この連載がきっかけで読者の方から書籍イラストをお願いされるようになり、そこからの流れで何故かイラストレーターではなくライターとしても仕事を請負うことになる。
本職とホームページ、ライター稼業など、ワラジが増えるにしたがって睡眠時間が過酷なことになってしまったので、フリーランスとして活動を開始。本人はイラストレーターのつもりながら、「ライターのきたみです」と名乗る自分は何なのだろうと毎日を過ごす。
自身のホームページでは、遅筆ながら現在も4コマまんがを連載中。
平成11年 第二種情報処理技術者取得
平成13年 ソフトウェア開発技術者取得

「2022年 『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和05年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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