江戸湾封鎖

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 18
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024786

作品紹介・あらすじ

巨大メリケン戦艦を止めることができるのか!?ペリー来航の七年前。歴史の陰に埋もれた、アメリカと日本、知られざる男たちの物語。胸熱くなる、歴史エンターテインメント。

感想・レビュー・書評

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  • テンポよく話が進み、「これにて一件落着、チャンチャンチャンチャン…」といった感じでしっかり締まる気持ちの良い話。

  • ペリー提督に先立つこと7年前の1846年、ジェームス・ビッドル提督の米国艦隊が、三崎沖に来航。その際の川越藩士と米国人、南京人の関わりを描いている。さもありなんという面白い人間ドラマで、あっと言う間に読了。

  • ペリー来航の7年前、アメリカが日本との通商を求めて2隻の大型軍艦を派遣したが、当時の幕府には開国の意思は無く、アメリカ船は成果を得ずに帰国した。
    アメリカ船が江戸湾内に侵入しないよう止める任にあたった、川越藩士の活躍とアメリカ船との交流。さらに幕府との軋轢による事件などの詳細な記述はなかなか面白かった。
    また、アメリカ船を湾口に止めたことにより、その9日間が事実上アメリカ軍船による東京湾閉鎖となり、近隣の漁業者や消費地である江戸に大きな影響がでたことも興味深い。

  • 小説だが、ある程度史実に基づいており、勉強になった。ちょっと恋愛ものと勧善懲悪ものが鬱陶しかったかな

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