漂えど沈まず 新・病葉流れて

著者 :
  • 幻冬舎
3.29
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025097

作品紹介・あらすじ

昨日のルールが今日には旧弊と化してしまうほどに、時代は目まぐるしく動いていた。そして、その渦中にいる梨田にも、彼の周囲にも変化が訪れる。恋仲の女子大生・水穂はタレント活動を始め、同期の社長令嬢は独立への思いを強くしていた。広告代理店に勤務する梨田は、新入社員であるにもかかわらず秘密の裏仕事を請け負うように。常識など意にも介さないかのように見える彼だが、人知れず焦燥を抱えていた。自分は何のために生まれてきたのか-。満たされない思いは、大金が飛び交う麻雀、そして二人の美女との濃密な情事に救いを求める。彼が行き着くのは無残な破滅か、それとも…。

感想・レビュー・書評

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  • この本を借りて、しばらくして、白川道の訃報を知った。改めて、氏のウィキペディアを見てみると、無頼を地でいった生き様だったのを痛感した。作家デビューは思いのほか遅く、僕が初めてこの作家の本を読んだのが映画『絆』の原作である『海は涸いていた』だった。デビュー作『流星たちの宴』が49歳だったと今回初めて知った。合掌。

  • [2014.01.28]

  • 単調で途中まで20140124

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