偽りの森

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著者 : 花房観音
  • 幻冬舎 (2014年1月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025172

偽りの森の感想・レビュー・書評

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  • 京都の老舗料亭の“お嬢さん”として育った四姉妹。
    それぞれ同じ家に育ちながらも、お互いにコンプレックスを持ち、もどかしい思いをしている。
    女性なら、どの娘たちの心境の一部分にでも共感するものがあると思います。
    どれもこれも自意識過剰や独り相撲のようにも見えてしまうけれど、それを含め、女性ならではの解決や解消のしきれない心理なのだと思います。

  • 2016 7 28

  • うーん、まぁまぁ?w
    読みやすいし、構成とかも好きな感じなんだけど、突き抜けた感じがないので、ちょっとダラダラしちゃった感じかなぁ~。心に響くようなものも特になかったし。
    自分が一番かわいい、って人たちが、幸せそうな家族を演じながら、それぞれ好き勝手なことをやっているという、結構コワいお話でしたw

  • 女は怖い。でも皆、自分の都合の良いようにしか生きていない。
    2016年1月22日

  • 2015年、55冊目は今年、下半期、大活躍の花房観音。

    あらすじ:京都、下鴨、高級料亭「加茂の家」。現在は人手に渡ってしまったが、その創業者の家系「雪岡」家は、毎年、紅枝垂れの季節に平安神宮へお参りに来ることが、慣例となっていた。今年も父、母、四姉妹で参拝にやってきた。その後、母は亡くなり、父は置き手紙を残し家を出てしまう。

    季節を含んだ名を持つ四姉妹、それぞれのエピソードで一年が過ぎてゆく。まさに、『女の庭』の造りを踏襲した感じ。今作のキーワードは「家」「下鴨神社の鳥居の奥の闇」といったところ。

    四姉妹それぞれが抱える、表と裏、ユガミが描かれている。官能小説ながら、官能場面はソレ程コッテリしていません。また、クライマックスは想定の範囲内。そして、このラストは読んだ者、誰もが「この後どうなるんだよ?」を考えずにはいられない。

    最近、この作家さんもハードル上がったんで、評価は
    ★★★☆☆。

  • ■ 1577.
    〈読破期間〉
    2015/5/16~2015/5/23

  • うつくしく、えぐい。

    「賀茂の家」から逃れられない姉妹の物語なんだけれど、
    各々の抱えている歪みをあますことなく描きながらも
    それが表からはとても美しく見えていることが、かえってなまなましい。

    ラストシーンは桜の下で着飾った姉妹に、
    父親が賀茂の家を売る宣言をしようと決めたところで終わる。このあとにおこる騒動は想像にかたくない。
    ものごとの、もっとも停滞しきったところ、その希望に向かっていく予兆すらもみえないところで物語が終わるのは珍しい。

    太宰『斜陽』もまた、閉じた世界で完結する物語だったけれど、その中で陶酔がないという意味では非常に現代的。

  • どろどろぐちゃぐちゃな話。。

    誰も幸せじゃない。

  • 《女の庭》の続きみたい。

  • 読みやすい。続きが気になる
    姉妹の描写が絶妙

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偽りの森の作品紹介

美しい四姉妹には、いやらしく哀しい秘密がある。嘘偽りを"糺の森"-下鴨の濃く深い森を背に佇む老舗料亭、「賀茂の家」。

偽りの森はこんな本です

偽りの森の文庫

偽りの森のKindle版

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