- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344026049
感想・レビュー・書評
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独身で四十路になった筆者が日常にサバサバと斬り込んでいて、共感する所もあるけれど、面白いかと聞かれると、、、
最後の方の桃おじさんや母をはやくになくすということなど、最後の方は良かったです
あとがきから
理想という名の正論と目前の現実が大幅に乖離している時、理想以外をNGとすれば、必ず自分の首が絞まる。なぜって、夜が明ければ気に入らない現実は必ずやってくるから。
ならば理想と現実の間に今日の落としどころのようなものを見つけよう。それが諸々の事象に対する、私の暫定的着地です。これが、楽。すごく楽です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
例えや言葉遣いのセンスが素晴らしい。物事の考え方も面白い。明確な理由もなくもやもやした気分の人におすすめの本だ。
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ブクログのランキングで見つけてタイトルが面白いなと思って図書館で借りました。
最初は面白いな〜と読んでいたけど、読み進めていくと、くどい。おなかいっぱい。後半は読み飛ばし。
ちなみに著者のジェーン・スーさんは日本人で、芸名だそうです。
P8『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
社会経験とコズルイ知恵と小金を備えた女たちが「女子!私たちはずっと女子!」と騒ぎだしたら、暴動みたいなものです。
P21『私はオバさんになったが森高はどうだ』
老けは一日にしてならずであり、老けフェアリー(妖精)は、私が寝コケているうちに、私の体に毎晩少しずつ老ける粉をかけていきました。しかしそれが余りに微量なので、すぐには気付けませんでした。
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図書館。姉が好きな作家なので。
姉も「母を早くに亡くすということ」の章に共感して、好きになったんだろうなあ。お互い既婚子持ちなので、他の章のいくつかは想像するしかなかったけど。
私たちは毎日戦っているし、それぞれに地獄があるよな、頑張ろうぜ、という印象。 -
面白い文章に引き込まれながらも、このかたは本当によく自分の心を分析されているなぁと感心した。男社会の中で働くことの話は秀逸でした。
あとはユーミンのやつね。
激しく同意! -
面白い項目もあったけど、既婚者には興味がない項目が多かった
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父との関係を書いた文章が一番好きです。あと、東京生まれの東京育ちが地方人をどう思っているか。あまり東京の人は語らないので面白かった。
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この作者の最新作がオススメに出てきたので、気になって読んでみましたが、最後まで読めず終了。
あまり響いてこなかったなぁ。
私がもうすっかり大人の(笑)アラフィフだからでしょうか。
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当時から10年弱経っていることもあり今のジェーンさんならどんな言い回しにするかしらと感じる部分もあった。とあるゲームの攻略法 だったり 小さな女の子救済作戦 だったりは今の自分にどんぴしゃな内容だった。読むのにエネルギーが要りつつも、負けへんでの気持ちがわいてくる。
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タイトルを見て、ズケズケと鋭く切り込むような内容なんじゃないかと偏見を持っていたけど、
そっと隣に来て寄り添ってくれるような本だった。今の自分にはタイミングがドンピシャすぎて、めちゃくちゃ染み込む言葉ばかりでした。