貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

  • 1947人登録
  • 3.44評価
    • (94)
    • (171)
    • (227)
    • (67)
    • (19)
  • 247レビュー
  • 幻冬舎 (2014年7月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026049

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
ロビン・スローン
中村 文則
朝井 リョウ
本谷 有希子
宮下 奈都
いとう せいこう
西 加奈子
柴崎 友香
小林 聡美
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題の感想・レビュー・書評

  • す、すごい…
    ここまで自己分析が進んでいることと、周囲との摩擦やら違和感をこれほどまでに正確に言語化出来ていることのすごさに驚嘆。
    確かに私も年を取って自分や周りの人達に対する理解が深まったと感じている。
    私ってこういう人間だったんだ!と気付く瞬間の快感を知ることが出来たのはそこそこ長く生きてきたからだと思う。
    そんな経験からジェーン・スーさんが加齢を否定的に書いていないことに共感出来た。
    年を取ることでいいことって結構ある。
    もちろんいいことばかりのわけはないけれど、そのことについても人生の先輩の経験談として有り難く読んだ。
    働く女性の先輩方には本当に頭が上がらない。
    皆さんバイタリティに溢れていて、私は絶対に敵わないのだ。
    ジェーン・スーさんも然り。
    彼女の悩んだことで私は悩まないかもしれない。
    でも、問題に対する向き合い方とか分析の仕方はとても参考になった。
    もう嫌だと放り投げないで、何が嫌なのかどう処理すればいいのかをじっくり考える姿勢は本当にすごい。
    やはり頭が上がりません。

  • 噂に高いアラフォー女子エッセイ。
    強烈なタイトルに惹かれて読みました。

    ジェーン・スーさんて、この本の紹介を知るまでは存じ上げず、最初は外国人かと思ったという。
    ラジオで身の上相談もしていたりする人なんですね。

    キャリアも小金もあるような年代になって、女子と言わないでもいいだろう、といったところ。
    一方では、揺れ動く気持ちもあると、ちらっと書いてあります。
    女子会、流行ってますね。
    この場合、年齢は関係ないのでしょう。
    女子という言い方が若ぶっているなら、それはどうなのかという視線も向けられるだろうけど、ホントはどうでもいいような気も‥

    「30代は青年期と中年期の間」というのは、わかります。
    まだ若さも十分あるけど、本当に若いのとは違う。
    成熟へ向かいつつあるけど、まだ落ち着いてはいない。
    大きく揺れ動く時期なんですよね。
    仕事を頑張っていても評価には限界があるかもしれない。いつの間にか年をとってしまいそう‥?
    普通に続くように見えて、実はいつなんどき人生がどっちへ転ぶかわからない。大逆転もありうる、と。
    だから色々な迷いでもやもやするときに思うこと‥
    ぴたっとはまる人もいるのでは。

    24歳でお母さんをなくされて、父と直接向かい合うと緩衝材がなくて衝突してしまう。
    それも、だんだん互いに上手く距離をとるようになると。
    こういう話はわかりますね。こちらは高齢化社会の一員という感覚で生きているため、既にもっと枯れているかなぁ‥
    頑張って生きてきて今になったんだから、それでけっこう。
    周りを見ても、じつは~人生いくつになっても何が起こるかわからない、という気がします。

    ニッセンの話とか、ピンクと和解する話とか、そうそう、なるほどね、と。
    はっきり書いてあっても、意地悪すぎないのが良かったです。
    ニヤッとするような話も多いけど、予想よりも濃くてまじめ。
    真剣に働いている人の熱っぽさと重さを感じました。
    働き盛りの頼もしいお姐さんという印象☆

  • 今をときめく“未婚のプロ”、ジェーン・スーのエッセイ。
    この人の最大の武器は、「たとえの上手さ」にあるというのが読み終わっての僕の分析。
    例えば書名にある「三十路を過ぎた女性の『自称女子』問題」に関しては、刺青にたとえてこう書いている。
    「自ら彫った記憶はないけれど、気づいたら体に入っていた『女子』という刺青。見せる相手や場所を限定すればそれは自己表現の大事なファクターになるけれど、TPOをわきまえずにそれをひけらかすとたちまち周囲に不快感を与える」(要約)。
    単なる毒を吐きまくりのコラムニストかと思えば、さにあらず。後半では、女性と三十路以降の仕事についてや、若くして母親を亡くして以降の父親との「家族」を作り上げていくプロセスなど、非常に読み応えのある文章が綴られていた。

  • 面白かった!
    題名だけだと、痛い中年にくぎを刺す内容かと思うけど、もっと自覚的で優しさに満ちた、あと図太い、話だった。

    ピンクと和解する話など、愛されたい自分を露出させるなんてできないあるある話、40代になると恋愛対象(というか性的な対象になるか否かの査定対象)から外れて楽になる、優しくしてくれる人が出てくる、などの未来も悪くないよ話、が現代的なユーモアのある語り口でつづられる。
    頭のいい女の人って生きづらいんだな…。この人もたくさん不条理に苛まれたんだろうなあと思う。でも大人になって自分を少しずつ受け入れて(自分のなかの小さい女の子の存在を認めること)周りにも少しずつそれをだせるようになってく過程が心抉られた。

    こんな女友達がいたらいいなあと素直に思った。

  • 題名に惹かれて、借りた。
    TARGET読者登録からは外れてるだろうけど面白く読めた。
    マツコデラックスやナンシー関的な独自の視点がここちよい。あーあるあるということを斜め上の視点から切り出し言語化してくれてた。

    前半は題名の通り、女子の議論でそれはそれで面白かったけど、後半の東京論が一番面白かった。というかなるほどと感心した。
    SNSに関する考察も鋭かった。

    独身女性が読むときっと一番共感できるんだろうけど、それがゆえに読んでてつらくなったりするのかなと思ったりもした。ターゲットから遠いゆえに気楽に笑えたのかもしれない。

  • 前著『私たちがプロポーズされないのには…』が、人間関係への深い考察の書なら、
    本書は、自分との関係への深い考察!

    どちらも未婚のプロの実態を書き連ねているようでいて、
    人と自分と『向き合う姿勢』にハッとさせられます。
    そして腹を抱えて笑えます。

  • 幻冬舎の方からいただきました。

    未婚のプロであるジェーン・スーさんのエッセイ。
    四十路はいった著者の女子的な出来事、考えをとても整理した形でおもしろい文章にまとめたエッセイ。

    ブログも話題になっていた方ですが、それを読んで少しでもおもしろいと感じてる人は手に取ることをおすすめする一冊。

    個人的には「母を早くに亡くすということ」に心動かされました。

  • 流行っていて評価も高いので、期待して読んだが、まあ、一過性の(今だから面白い)エッセイだった。もう少し理論構築された読みものかと思っていたので肩透かし。
    とはいえ、流行るだけに、文章はキレがあって読み易い。
    若さという粉糖がなくなって、地が見えてくるなんていう喩えは上手い。
    しかし、これが流行っているなら、日本はまだ豊かってことかな。
    ここに出てくる女たちは、結婚や出産はしなかったけど、定職があり、一人暮らししても娯楽に使えるだけの収入がある。ブランド品だってたまには買える。
    この層と、同じ年代でも非正規雇用で生活はかつかつという層のあいだには深い溝がある。後者の憂いや不安はこんなものじゃないし、笑い飛ばすことも難しい。
    でも、この本が売れてるってことは、前者の層も結構厚いってことでしょ。少子化は避けられないけど、個人の人生としては、仕事も楽しみも充実して結構なことだと思う。老後の蓄えさえきちんと出来ていれば充分幸せだ。
    ちょっと代わってほしい。

  • 未婚のプロ ジェーン・スーと帯にうたってあるこの本

    同年代でもなく、立場も違うけど、(うん うん)肯ける「女子あるある」の心の悲鳴を巧みな言葉で表現して、笑い飛ばしてくれる。

    「ピンクと和解せよ」の章
    私は思いっきり フリフリのレースだった。
    似合わないと思い続けて、ん十年
    最近ちまたの女子たちがスカート代わりにフリフリ・スケスケの服を着てるけど・・・和解・・・出来ないなぁ

    「とあるゲームの攻略法」の章
    仕事フィールドをゲームに例えているところがおもしろい。女子の方がどこまで仕事にコミットする意思があるかないか分かりやすい。←その通り。
    鉄壁の意思表示をされると・・・扱いに困るのよね。
    著者は「腹を立てつつも 頼りにしない」と対策を示しているが・・・。それしかないのかなぁ。

    いろいろと 考えさせてもらいました。

  • *これまで誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題、おばさん問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後までーー今話題沸騰中の著者が笑いと毒を交えて、自らの経験や失敗を開陳する宝石箱のようなエッセイ。モヤモヤ言葉にできない感情に片がつき、読後はスッキリ! *
    いやもう、痛快の一言!とにかく観察力がすごいし、絶妙な表現力に至ってはお見事としか言いようがない。板垣死すとも自由は死せず!加齢すれども女子魂は死せず!の段階で、もう噴きまくり。が、内容的には意外に深いところまで掘り下げているので、読みごたえもたっぷり。

  • タイトルに惹かれたのだけどそのことについて書いてあるのは最初だけ。
    でも全般的に面白く読めました。
    ていねいな暮らしにあこがれる私にとっては「ていねいな暮らしオブセッション」は笑えた。
    「母を早くに亡くすということ」これは今まさにそうであろう友人に読んでみてもらいたいなあと思った。

  • 幾つになっても女子を自称する中年女に対する批判ではなく、何故彼女らが自分達を女子と自称するのか、また大人になっても心のどこかに「女の子」を残しておくことの重要性についてが書かれている。男性にもぜひ読んでほしい一冊。女性が女性のために書いた本ではあるが、男性にとって不愉快な表現や内容は多分無いと思います。

  • 図書館の福袋で「女子」がテーマのやつを借りてみたらこれが入ってた!やっぱり好きだな〜〜頭が良いので表現がほんと絶妙。そうそうそう、ってなることもあるし、重ならなくて共感しないことも、わかるわかるってなって、話の上手くて頭の良い女友達の話を聞いてる心地よさ。「女子」というのは大人の女性にとって、単なる自分を甘やかす呼び名というわけではなく、内心の誤魔化せない性別としての要素だったり、あるときは武器の名前だったり、心地よいようでいていろいろあるコミュニティだったりとたくさんの意味を持つんだなあ。

    生涯いち女子だけど、その出し方はTPOをわきまえるべき、という考え、全面同意です。
    仕事への姿勢もふくめ、やっぱり今後もこの人の文章を読みたいなー。好きです。

  • 40代女子、どんぴしゃ世代としては思い当たることばかり。
    私は仕事はそこそこだけど、父親に対してや職場の人間関係などにざらつきを覚えることに共感。、そして何故そうなるのかの深い洞察と分析にすとんと納得できました。
    ユーモラスで軽く毒を含んだ文章はとても読みやすかった。

  • アラフォーの人間にはうなずくとこばかり。ジェーンスーさんの観察力もすごいけど、表現力がさらに複雑明快。実に面白い。

    まだピンとこない人もいるかもしれないけど、いつかきっと「そうなのよ〜」って言いながら読み返すはず。

  • いわゆる“こじらせ”のジャンルに分類されると思われるエッセイ。

    序盤の「女子会には二種類あってだな」では、目からウロコが落ちたものの、その後しばらく惰性で読んでいた。
    特に、私自身が20代でケリをつけたあれやこれやの諸々を、アラフォーまで引きずっていたのかと思うと……ね。

    が、終盤の5編でたたみかけられ、見事陥落。

    「ノーモア脳内リベンジ!」
    Facebookの面倒臭さをここまで分かりやすく、的確に解説したものが今まであったろうか……。
    何というか、Facebookはリア充のためのSNSであって、それがまたアメリカ基準だからほとんどの日本人にとっては、“リア充を装う”SNSなんだよなー。

    「東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒」
    10年くらい前だろうか。
    CoccoのLIVEに行ったとき、
    「自分たち地方出身者には帰る場所がある。でも、東京にしか故郷がない人も東京にはたくさんいる。そんな人たちのことも考えず、『東京には空がない』とか言うのは東京に失礼だ!そんな奴は今すぐ地元に帰れ!」
    というようなことを言っていたのを思い出した。
    そう、失敗したら地元に帰って一から出直すってことができないのは、結構辛いものがある。

    「母を早くに亡くすということ」
    「パパ、アイラブユー。」
    「とあるゲームの攻略法」
    この3編は、自分の過去と比較しながら、自分はあーだったなー、こうだったなー、と。
    若いうちに家族を亡くすというのは、その後の人生に結構な影響を及ぼすものだ。

    と思ったら、最後の「小さな女の子救済作戦」は、私が10代後半~二十歳そこそこの頃に折り合いをつけていた問題だったりして、なんだかなー、と。

  • 短い雑記というかエッセイがたくさんつまった1冊。全体的に濃い!未婚・子なし・享楽的でワーカーホリックな彼女が、考えて経験して感じたジェーン臭がどのページからもプンプン。酒井紀子に似てるなーと思ったらやっぱりバックボーンが似てるんだーと妙に納得。自分に当てはまるかどうかはさておき、短く読みやすく考えさせる文章が多いので既読でもスルメのように何度も噛み直せる所がお買い得。今度また未婚のプロも読んでみようかなーと思う。

  • 「未婚のプロ」の著者が“自称女子”を痛烈に批判し、応援するエッセイ。
    その歯に衣着せない物言いは痛快で、納得する部分も多い。随所に出てくる比喩が絶妙です。ちまたを賑わす“大人女子”というワードに違和感を覚えている人には楽しめると思います。
    来たるべき時に備えて傍に置いておこう…

  • タイトルは良いが、内容はそうでもなかった。

  • 作者が同年代てこともあり、かたやバリバリ働く独身女性、私とは感覚の違うとこもあるでしょうけど、付箋だらけ、ラインマーカーだらけになりそうなくらい腑に落ちる面白い文章でした!「女子って年じゃないでしょう!」て女の女子アピールは刺青アピールと同義。限界集落の構想とかすごいイイと思った。松任谷由実の「Destiny」からのFacebookの流れ、オソロシイ(笑)東京生まれ東京育ちの苦悶をNYで自覚した話、自分と父親との関係と気持ちの落ち着け方。説教するでも啓蒙するでもなく「あ-…ね!」って本。

  • 友達が「面白い」と太鼓判を押していて、興味を持った本。独身未婚のアラサーに突き刺さった2000年代の本が「負け犬の遠吠え」(酒井順子)なら、2010年代は「貴様いつまで〜」と言った感じです。私はどっちも好き。ジャンルはエッセイ?比率的には恋愛ネタが多いけど、人生を考えさせられるような内容多数。

    収録されている「三十路の心得十箇条」と「限界集落から始めよう」がすごく好きでした。前者はタイトルの通り、「ハッと気付けば三十八歳になっているので覚悟すべし」など三十代が心得ておきたいことが抜群の説得力で書かれています。後者はおひとりさまの老後について。著者が思い描く「東京に住む独身女老人の理想的な団地生活プラン」が素敵すぎます。私もここに住みたい!

  • 自分は同性同世代なのでそれなりに楽しく読めたけど、そうでない世代には響きにくいかもしれない。
    例え話がうまいねー

  • 著者と、年代を初めとしたカテゴリーがことごとく異なる自分(50代)が読んでも充分面白かった。
    20代半ばの人が読んでも面白く、ためにもなるだろう。

  • 77年生まれの著者より、66年生まれの酒井順子のほうが世代的に共感する部分は多いんだけど、これはこれで面白い。アラフォー女子はドンピシャ、アラサー女子は今後の心構えとして、アラフィフ女子はこんな時代もあったねと懐かしく読むのが良いかと。

  • タイトル通り!小気味良く、女子も男子もブッタ斬ります
    私もかなり前から違和感があったんですよね〜
    40過ぎても50になってもオンナが集まりゃ女子会かい‼︎って
    でもその昔、会社のトップセールスの男子に「女性はいくつになっても女の子ですよ」って言われた時にはちょっとキュンときたことは否めないのだけど

全247件中 1 - 25件を表示

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題に関連する談話室の質問

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題を本棚に「積読」で登録しているひと

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題の作品紹介

未婚のプロ、ジェーン・スーの真骨頂。

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題の文庫

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題のKindle版

ツイートする