淡々黙々。

  • 幻冬舎
3.75
  • (8)
  • (14)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 153
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026902

作品紹介・あらすじ

2月9日のアクシデントを乗り越えて、自身初となるW杯で奮闘した内田篤人。日本を代表するサイドバックはいかにして苦境と向き合い、どんな思いでブラジルでの日々を過ごしたのか。内田篤人、ワールドカップ完全戦記。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カッコイイと絵になる。

    手記だけでなく、写真集としても質が担保されるから。

    そんな内田選手のワールドカップ前後の思いが綴られています。(もちろん写真も)

    他のサッカー本を読んでも勝っていればプロセスだけではなく結果も、、ということになったのですが、なかなか人生うまくいかないのだなあと思うわけです。

    プロセスと結果を両立させるためのヒントを知りたい人にお薦めです。

  • 内田篤人シリーズ第二弾。悔しい思いの残るW杯の記録、その時の思いを書いている本。写真とインタビューが中心なのだけど、カッコいいなーって思う。会ったことはないのだけど、きっと実直できちんとしている人なんだろうなと伺える。引退したけど、もっと見たかった選手。

  • 2020年9月17日読了。

  • この人はいつもそうだ。飄々とした受け答えしかしない。この本でも出てくるインタビューシーンは全部そうだ。でもそれには多分自分なりの確固たる信念があってやってる。「言うよりやるよ。走るよ闘うよ。」
    単純に、カッコいいと思った。俺もそうでありたい。
    ベストシーンはJISSでの日々。温かく、そして大事な話。

  • 内田篤人のひととなり がとても好感
    何を感じ 発言してるかを 知れる本だった

  • 試合のインタビュー載せるなら本文はそれを使わずに書くことはできなかったのかなぁ、二度手間感が少々面倒。
    途中から面倒になりすぎて読み進まないのでインタビュー全文は飛ばすことにしてしまった(^◇^;)

    W杯直前の4-3で勝ったザンビア戦のインタビューがなかなか興味深かった。
    今日は悪かったけど前の2試合が良かったから問題ないとか、勝ったから問題ないとかそういった言葉が飛び交っている。代理人の秋山がパスが引っかかるかどうかを調子を見るバロメーターにしていると言っていたが、そこも今日はそういう日だったかなで済ませてしまっている。本の中だけで矛盾。
    勝って兜の緒を締めよではなく勝ったからオッケー!になってしまっていたんだね。納得。
    まぁ内田は話してる通りいつも通りのプレーをしていたけどね、そうじゃない人多かったよなぁ。

    ライターとの共著だからかなんか読みにくかったんだけど、あとがきで内田篤人を感じることができた。インタビュー?会見?は飛ばしたけど、最後まで読んで良かった。
    やっぱり内田篤人のキャラが好きなんだなぁ。
    個人的には地味に高いところにのぼりつめてると思うんだよね、内田や岡崎の方が。視点が違うというか。もちろん香川や圭佑もすごいんだけどさ。

    私も愚痴ってないで淡々黙々とがんばろっと。

  • サッカー好きの旦那さんに影響されて読みたかった本。内田選手とは不思議なことに「え~!同じじゃん!!!」って事が多いので(笑)カッコよさというよりは、何か気になる存在でした。(個人的には長谷部選手が好きです(^^♪)

    本のタイトル通り、淡々黙々と努力をする姿の裏側や彼を支える人々の心情も書いてあって、海外組の日本代表=超人気者のキラキラした存在ってイメージがありました。しかし読み進めていく内に、何よりも努力の賜物なんだ!だから、あの大舞台で輝いてプレーができるのか!と思いました。そういった大舞台に立って活躍するという事は、それ以上の努力をしているって事なんだと改めて思いました。

    努力って泥臭って暑苦しいって言われちゃうかもしれないけど、努力って絶対実るものだと思えた本でした。

  • 柔和な外見からは想像できないくらい、内面が「漢前」。
    そして、恐ろしいくらい前向き。

    若いから迷うこともあるだろうし、発言がぶれることもあるけれど、「勝ちにこだわりたい」というストイックさは現役日本人サッカー選手の中では一番ではないでしょうか。

    近年、欧州に移籍する日本人選手は多いけれど、チームの主軸として戦えている選手は多くありません。
    経験と結果によって自信を得ている選手は、やはり強いなという印象です。

    内容は、W杯前の2月・けがをしてから~W杯を終えるまで。
    当時のインタビューも網羅されています。

  • 正直言って、ガッカリな内容だった。内田選手の部分のほとんどが会見で言ったことを文字にしたってだけの感じ。
    これだったら、買わなくてもいいなぁと思ってしまった。

  • ミムラさんが書く、内田選手の記事は好きだけど、内田選手本人の言葉がそれ以上に好きなので、星1つ減らしてみた。でも内田選手は他の選手より少し先が見えたのかな、という感じは伝わった。それから怪我との向き合い方の部分が丁寧に書かれていたことに感謝。今後の内田選手の活躍、サッカー選手としての凄味を期待したくなる本。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

元プロサッカー選手。1988年生まれ。静岡県函南町出身。清水東高校から鹿島アントラーズに加入。1年目開幕戦から右サイドバックのレギュラーに定着し、Jリーグ3連覇を達成した。10代からサッカー日本代表にも選出される。2010年にドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04へ移籍し、チャンピオンズリーグベスト4、ドイツカップ優勝など、数々の実績を残す。著書に『僕は自分が見たことしか信じない』『淡々黙々。』『2 ATSUTO UCHIDA FROM 29.06.2010 Photographs selected by 内田篤人』などがある。引退後は、U-19サッカー日本代表のコーチを務める。一方で「報道ステーション」の水曜日のレギュラーキャスターや、SAPPOROやユニクロ、LIXILなどとCM契約を結ぶなど、多方面でフレキシブルに活躍中。

「2021年 『ウチダメンタル 心の幹を太くする術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田篤人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部みゆき
池井戸 潤
長友佑都
西 加奈子
三浦 しをん
西 加奈子
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×