旅者の歌 中途の王

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 139
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026933

感想・レビュー・書評

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  • 2冊目でようやく話が進んで来たが、やっぱり語り部が変。読者が感じる、あるいは考えるべき部分まで語っているのが本当に余計だ。対象年齢はどれくらいと考えているのか、例え子供向けだとしてもこれでは想像力など生まれない。無意味で余計な文章を削れば、半分で済むだろうに。そして相変わらず、“その話は後で…”という年中CMで中断されるテレビみたいな書き方にイラつく。わくわく感もなくなる。好きな作家だけに、このシリーズは非常に残念。

著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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