- Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344028241
感想・レビュー・書評
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マエのある人達の更生施設的なシェアハウスでの日々。
未羽のサイコパス描写が怖くて怖くて、そうそう、誉田さんの本読んでるんだった、って思い出した。
出てくる料理がどれも美味しそう。 -
予定吹っ飛ばして一気読みしてしまった、、。ああ、、。犯罪を犯したひとの事情がいろいろだということはわかりましたし、プラージュのような場所は必要だな、と思いましたが、自分の身近になるとうまく割り切れないだろうな、と思います。潤子さんは立派ですね。誉田氏、東野氏くらい多作ですが、完成度高いし、ジャンル違ってもどれも読み応えあります。これからも目が離せません。
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美羽の事件場面はさすがに想像するのが怖かった。
誰がAだか、だれが潜入取材しているのかわからなかった。けど最後の告白の手紙で、凄いことが・・・。
世間やネットでは常に攻撃材料を探してるしな。まぁ関わりたくないっていうのもわかるけど。 -
☆5つ
めったにこういう事わ書かないのだけど、今回は書かずに居られない心境。
この本めちゃ面白いです。感動します。でも感動するかどうかは明らかに個人差があると思います。でもわたしは感動します! どうか読んでみてください。わたしは今時流行りの やらせ でも、アフェリエイトでも無いです。純粋に良い面白い作品にはそういう感想を書いているのです。
そして、少しかなり雰囲気が似た作品を最近読んだ気がする。そうだ『今日からは、愛のひと』:朱川湊人だ!。そうそうこの作品のシェアハウス「プラージュ」に似た感じの「猫の家」という同じくシェアハウスみたいなところに集う男女を描いた作品だった。で、その「猫の家」に住む人達も過去に重い罪をしょった人達ばかりで・・・しかし終いには天使と悪魔のタタカイみたくなってしまって、この『プラージュ』とは程遠い作品なのですが、結構面白かったのです。
ところで、わたしゃどうして違う作品の感想なら、その中身にもかなり踏み込んで書いてしまうのだろう・・・。なんか我が事ながら変わっているなぁ、と思た。すまぬ。 -
「夜這いがあるんです」
というから一体、どうなっていくのだろうと読み進めていくと…
他人事にしか感じてはいなかったけれど、いつ自分がそういう立場に陥るかもしれないないし、そういう人たちと普通に接し、白い目で見ないでいられるかと言ったらどうなんだろう。でも、そういう場所を作れたらどんなにいいことか。 -
前科者にも事情はある・・・うん、まぁそうだけど、やっぱり、一度でも前科がついちゃうと、いろいろ難しいよねー、ってことで、非常に重いテーマを含みながらも、相変わらずの読みやすさに、ぐいぐいと引き込まれる。
ちょっとした叙述トリック的な仕掛けもありで、んむむむむ?と考え読んでたのに、上手に騙されちゃいましたーww
ホントにプラージュのような場所があればいいだろうなと思うけど、実はあるのかな?それともやっぱりないのかな? -
たった一度、魔が差した結果無職になった貴生。アパートが火事になり、シェアハウスで人生をやり直す決意をするが…。シェアハウスに住む厄介者たちの物語。
個性的なシェアハウスに住む面々。
もしかしたら、こんなこともありだって思う。 -
さすがの誉田哲也さん。プラージュフランス語で「海辺」。色々考えさせられる。「愛の反対は憎しみではない、無関心だ」
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前科者のみを集めたシェアハウスを舞台に、各々が過去の罪と闘いながら、成長していく話。最初はシェアハウスの住人の話の合間に記者目線が入り込むのが、煩わしかったが、それも気にならなくなるくらい、シェアハウスの住人同士の絆が上手い具合に描かれている。こういう場所が本当に存在したら・・・犯罪を重ねる人は少なくなるのかもしれない。