年下のセンセイ

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著者 : 中村航
  • 幻冬舎 (2016年1月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028784

年下のセンセイの感想・レビュー・書評

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  • 恋に破れて以来、なかなか次への腰があがらない28歳のOLみのりと、みのりが通う華道教室のアシスタントをしている19歳の男の子・透。
    最初は花を通して惹かれあい、次第に恋に落ちていく二人。
    だけどみのりは前の恋や年の差を気にして、なかなか透に全てを預けられない。
    透はみのりのそんな拒絶を感じて心を痛め、一度はみのりから離れようとする。
    しかし離れて見て、やはり離れられないと言うことに互いに気づく。

    透はわりとまっすぐみのりが好きなんだけど、みのりは引いてしまう。その気持ちはよくわかる。悩んですれ違う二人の様子が中村さんの素敵な文体で優しく描かれていてとても良かった。

  • 我慢することが、大人の恋だと思っていたー。

    予備校に勤めている。みのり28歳
    気付けば、3年以上恋もしてない…恋人もいない。
    美味しい料理やお酒があって、気の置けない友達がいて、
    みのりたちの生活はどうにか回っている。
    生け花教室に通い始めて、もうすぐ半年。
    習い事がこんなに楽しいなんて思ってもいなかった。
    大切な時間になっていた。
    その生け花教室で助手をしている8歳年下の透センセイと出会った。
    ある日、偶然の出会いから二人の関係は大きく変化する。

    みのりはセンセイの事が大好き。
    でも、彼は8歳年下だし、色んな可能性があるし、東京の大学へ行ってしまう。
    必死で気持ちを抑えつけ、何事も無かったかの様に振る舞うみのり。
    傷付くのが怖くて、傷付く前に逃げ出していた。
    でも、何かを取り繕いながら恋をする事なんて出来ない。
    永遠に何かを取り繕うながら生き続ける事は出来ない。

    自分に自信がなく、相手の事を思ってばかりいた
    みのりが素直になれて、本当に良かった(*´˘`*)♡

    立ち居振る舞いが綺麗。所作か綺麗なセンセイ良いなぁ。

  • 年の差恋愛のストーリーとして、最初の方はは楽しめました。

    年下のセンセイは初々しいし、生け花の描写などは綺麗なので良かったのですが…
    主人公の女性の、後半の行動が謎で、最後は納得できず仕舞い。

    年齢差に悩むのは分かるんですけど、悩んでいる期間が長い割には、決心したら振り切れたように積極的になるところとか、極端すぎて驚きました。

    同著者の作品は、『僕の好きな人が~』に続いて2作目なのですが、どちらも何となく残念感が拭えないです。

  • 甘いなかに人を好きになる時の意味不明な気持ちの揺れが素直に描かれていた。
    読んでいてまっすぐより横顔に惹かれる気持ちが自分の中にもある気がした。
    装丁とタイトルに惹かれて手に取ったけど、カバーを外してみたら別の世界があった。手に取る前に想像した読みたかった物語があって、読んで良かったなと思った。

  • ちょっとだけ遠回りした歳の差カップル。臆病になっている年上の彼女と彼女の気持ちがわからず戸惑う年下の彼。なんていうか、2人にしてみりゃものすごく大変な日々だったのだろうけど、読んでる方はどきどきのちニヤニヤ。いいねいいね。恋っていいね。
    仕事でも一つの転機を迎えているみのりと、新しい人生を模索し始めた透の恋の始まりが初々しくて、照れちゃいますね(遠い眼
    女性にとって30歳って一つの大きな区切りだったりして。そこをなんていうことなしに通り過ぎるか手前で足踏みしたり立ち止まって動けなくなるか、そのカギが「仕事と恋」なのかもね、と。
    人生はまだまだこれからも続いて行くんだし、どうせ一度きりの人生なら思うように楽しく生きなきゃね、と、航さんはいつも元気玉を読み手に放り投げてくれます。

  • 2017年21冊目。

    名古屋駅近くの予備校に勤務する本山みのりと、彼女が通う生け花教室の滝川透センセイとの恋物語。

    正直、読んでいて、みのりのどこがそんなによいのかわからなかった(あああああ)
    憎からず思っているのに、一途なセンセイにそっけなくて、素直におなりよ、みのり!!と何度腹を立てたことか。
    20代の8歳差は大きいか。
    20代じゃなくても大きいか。

    センセイが駅でずっと待ち続けていることを知りながら、当てもなく快速電車に乗って時間をやり過ごすみのり。
    木曽川、長良川、揖斐川を越える快速電車。
    アクアウォークという商業施設のある駅で折り返し。
    それは大垣駅。
    8月、名古屋に行くから、足をのばしてみのりの足跡をたどってみようかな。

    《メモ》
    ○冬に始まり冬で終わる
    ○ムラサキカタバミの花言葉は、喜び、心の輝き

  • 爽やかな恋愛物語。
    前向きになれて清々しい。
    8歳も年下の男性との恋に躊躇う気持ちもよくわかる。
    この本を読んで華道にも興味がわいた。

  • 28歳の主人公と華道教室のセンセイ20歳。教室を通して、お互いが気になる存在になっているが。恋愛に年齢は関係ないと思うが、いざ自分がその立場になるとやはり気になるかなとも思うが主人公の行動に共感しにくいところがチラホラ…。最終的にハッピーエンドでよかった

  • 失う前から失うことを怖れる。得てもいないのに失うことを畏れる。愚か者の得意なフットワーク。

    かつては無知で無謀だったから闘えたわけじゃない。
    自分を突き動かすものや、自分が大切にしたいものは、いつだって目の前にある。

  • タイトル通り、年下のセンセイとの恋の物語。

    28歳のみのりは、過去の恋が癒えないままの日々を送っていた。
    趣味で習っている華道教室の先生のお孫さんである20歳の青年透センセイは気になる存在。
    そんなふたりが、少しずつ距離を縮めて行く。

    キュンキュンするラブストーリー。
    透が今どきの子ではなく、文章の中の表現を借りると静謐で、大人なので、違和感なく2人を繋げることは出来ました。

    ただ、新しい恋に躊躇するみのり、という所は、あまりにも透に対して残酷で、読んでいていい気持ちがしなかったです。
    最終的にはハッピーエンドなのだからいいのですが、途中がどうもしっくりきませんでした。

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年下のセンセイの作品紹介

みのり28歳。恋は3年していない。美味しい料理があって、気が置けない友達がいて、わたしの生活はどうにか回っている。そんなとき、通い始めた生け花教室で、8歳年下の透と出会い…。でも、この気持ちは封印しなければいけない。

年下のセンセイのKindle版

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