気仙沼ミラクルガール

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著者 : 五十嵐貴久
  • 幻冬舎 (2016年2月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028951

気仙沼ミラクルガールの感想・レビュー・書評

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  • 正直、ここまで心を揺さぶられるとは、前半部分では思わなかった。
    でも、心の底から読んでよかったと思う。
    震災絡みって、重くなりがちなのに、底抜けに突き抜けた感じがいい。

    ちょっとぶっ飛んだ男サトケンが、地元気仙沼でアイドルグループを作ろうとする。
    巻き込まれたのは、10年間東京でプロのミュージシャンを目指したリュー。
    物語が、そのリューとグループの1人になった詩織の視点で語られる。
    主人公とも言えるサトケンが語り手にならないことにも、大きな意味があることが終盤で明らかになって、加速する展開に、最後まで一気に読み進んでしまった。

    あとがきで、モデルとなった人達がいると知って、本当にびっくり。

  • この本にはモデルがある。
    そう、断り書きがないと完全なフィクションだと思われてしまうほど、この本の登場人物は熱い。
    一種の伝記といっても良いのではないか。
    もっとも、人物像や話した言葉は作者の五十嵐貴久さんが作り上げたものであろうけれども、そのくらいでないとこのような偉業は為しえなかったのではと思えてきます。
    震災後のお涙ちょうだいストーリーだと思って読むと全然違う事を思い知らされます。
    サトケンさんの人生訓が詰まっています。
    勇気と希望をもらいました。
    全ての人に読んで欲しい本です。
    引用を書いていて、卒業式で聞かせたい言葉があると思いました。
    SCK GIRLSの皆さんとスタッフの皆さんに感謝!感動と明日への力をもらいました。

  • こんな嘘みたいな話が実話ベースとは!泣けた。

  • 実話だそうだ

  • 4つでもよかったかなと思っている。
    リューのネガティヴ感がちょっとウザかったけど、さとけんさんのキャラがそれを上回っていて素敵だった!
    五十嵐作品他のも読んでみたくなった。

    ってことで星4つにした(笑)

  • 大震災のショックで仮設住宅に引きこもるようになった女子高生が
    東京で夢破れて地元に戻った男が
    ご当地アイドルグループを作るという一人の男に担ぎ込まれ、背中を押される。
    実在するアイドルグループをモチーフとしたフィクション。

    【図書館・初読・10月19日読了】

  • 頑張る女の子たちがとても可愛くて愛しくなる本でした。
    とにかく応援したくなる!
    頑張れ!頑張れ!と思いながら読み終えて、その後にパワーを貰えた作品です。
    頑張る女の子ってカッコいい。
    現実問題としては、アイドルでなくても何かがむしゃらに頑張る人っていうのは、カッコいいし気合いの入り方も違う。
    サトケンさんの
    「やれないんじゃない。やらないんだ。本気出してみろ」
    という言葉がじーんと胸に残ります。
    当たり前みたいな言葉だけど、サトケンさんだからかな、分かる。
    実物のアイドルですが、興味深いですね。
    音源出してるのかな?
    こんなふうに引き込まれるアイドルグループの、辛いし悲しいけど頑張る女の子たちの実話です。

  • 東日本大震災後、気仙沼に誕生したアイドルグループの実話をベースにした、笑いと涙の青春エンタテイメント。3.11を扱った小説は今までにたくさん読みましたが、本作が一番腑に落ちたように思います。人ってやっぱり強い。

  • 今やらなきゃ終わってしまう。
    失敗してもいい、怖いものもない。
    とにかくやり抜くことが生きること。
    恐れを知らない男と、それに突き動かされる人々。

    なるようになる、どうせやるなら思いっきりやろう!
    って思えるようになるには、強い意志が必要。
    とにかく、自分が必要。
    自分がやりたいと心から思ったことなら、思いっきりやれる。


    実際のモデルがいるお話だけど、とても綺麗にまとまっていて、安心して読めます。

  • 震災がおき、無気力になって不登校になってしまった仮設住宅で家族と暮らす女子高生。
    デスメタルバンドを東京で10年続け、目が出ずに帰郷したのち震災に遭い、父親を失った30男。

    ふたりの視点から、むちゃくちゃなオッサン、サトケンの強引な手法によって結成された「気仙沼発ローカルアイドルグループ」を描いた物語だ。

    巻末に断りのある通り、実在するグループ、人物をモチーフにしている。
    どこまでがフィクションなのかわからないが、すごく力を感じる。どうしても書きたかった、という作者の思いを感じる。

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気仙沼ミラクルガールの作品紹介

引きこもりの高三女子・詩織、ミュージシャンの夢破れた三十男・リュー、ヤクザまがいのおっさん・サトケン…。震災の爪痕も生々しい気仙沼に、素人ばかりで結成されたアイドルグループ「KJH49」。ほぼ一カ月の猛練習でデビューステージに立ったはいいけれど、「震災の被害者ヅラしたインチキアイドル」とネットは大炎上、早くも暗雲たれ込めて…。実話をもとにした笑いと涙の感動ストーリー。

気仙沼ミラクルガールのKindle版

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