ヒッキーヒッキーシェイク

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著者 : 津原泰水
  • 幻冬舎 (2016年5月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029415

ヒッキーヒッキーシェイクの感想・レビュー・書評

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  • 引きこもりカウンセラーの竺原は、自分のクライアントである引きこもりたちの中から各々のジャンルで天才を発揮するメンバーを選び出して、ある計画を企てる。音楽好きの中学生少年、絵の上手いハーフ美少女、元IT系アラサー男性、そして謎のハッカー“ロックスミス”。ビートルズのスカボローフェアの歌詞にちなんで、タイム、パセリ、セージ、ローズマリーと名付けられた彼らは、竺原に操られるまま「不気味の谷を越える」美少女のCGを作ることに。しかし彼らを邪魔するハッカー「ジェリーフィッシュ」が現れ、面識のないチームメンバーは互いを疑い疑心暗鬼に。竺原とジェリーフィッシュの関係、竺原の本当の狙いとは・・・?

    対人関係が苦手なだけで、実は才能豊かな引きこもりたちを集めて、ネットワーク上でチームを作る展開は、単純にわくわくしました。それぞれのキャラクターも個性豊かで、なんだろう、ちょっとした戦隊ものみたいな?(笑)うさんくさいおっさんだけど、そのうさんくささゆえに引きこもりたちと打ち解けるトリックスター竺原の、悲しい過去は切ない。基本的には自己否定タイプゆえに引き籠ってしまった彼らが、得意ジャンルで才能を発揮することで自信をつけ、実生活でもきちんと成長を遂げ一歩を踏み出すラストもお約束ながら前向きで気持ち良かった。

    続編がありそうな終わり方だったけど、どうなんだろう?

  • bookaholic認定2016年度国内ミステリーベスト10で4位。
    (千街晶之さんが2位、杉江松恋さんが6位)
    このミス87位。2017SUGOI 20エンタメ小説選定。

    引きこもりを続けている3人の男女。その特殊な技能が世界を救う! ポジティブな力を備えたエンターテインメント。

    竺原丈吉ジクハラジョウキチ…JJ
    乗雲寺芹香ジョウウンジセリカ…パセリ
    刺塚聖司イラツカセイジ…セージ
    苫戸井洋佑トマコイヨウスケ…タイム
    ロックスミス…ローズマリー

    タイトル通りのヒッキーヒッキーシェイクなエンタメ小説
    ちょっと好みでなかった、はじけてるのが好きな人はハマるかな。

  • にやにやする!不気味の谷の向こう側。もっとスカッとする感じのお話かとおもってたけど、これはこれで。ひきこもりたちがわちゃわちゃするやつ。一気に読んだ。

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ヒッキーヒッキーシェイクの作品紹介

ヒキコモリ支援センター代表のカウンセラー竺原丈吉(JJ)は、いつも度の入ったサングラスを掛けて場当たり的に喋る、実に胡散臭い男だった。あるとき彼はネットを介して顧客たちを連携させ、アゲハ・プロジェクトを始動する。「人間創りに参加してほしい。"不気味の谷"を越えたい」。当惑するヒッキーたちの疑心は、"Jellyfish"を名乗る謎の暗鬼を生み、やがて計画は世間を騒がす事件へと発展していく…。JJの目的は、金か、カウンセリングか、たんなるヒマ漬しか?そして、ジェリーフィッシュの正体とは-。

ヒッキーヒッキーシェイクはこんな本です

ヒッキーヒッキーシェイクのKindle版

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